もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2022年06月

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茅ヶ崎駅の南口から徒歩10分ぐらいの場所にあるラーメン屋さんです。
私は足がまだ治っていなかったので、自家用車で行ってみました。

醤油味の「鐙ラーメン」とチャーシュー丼を注文。ラーメンは太麺と細麺を選択可能です。私は太麺を選択しました。スープは魚介系の出汁で醤油味とのマッチングが心地良い。太麺との絡みも良いです。
ご飯の方は、チャーシュー丼。そぼろのように小さく刻んだチャーシューが美味しいです。

駅からも手頃な距離にあり、深夜営業も行っているので、機会を見つけて再訪したいです。

お奨め度★★★


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Kindle出版1冊目の教科書

なっつ@大学生投資家

Kindle出版という出版方法があることは、前回の書評欄でも記載した。
本書はKindle出版のノウハウについて書かれた著作である。
Kindle出版は副業として大きな収益はあまり望めないとしても、趣味の一環としてできるのが嬉しい所。ブログやYouTubeのように収益を出すまでの閾値も低そうなので、時間を作ってチャレンジしてみたい。

お奨め度★★★

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JR宇都宮駅から徒歩約20分。東武線の宇都宮駅近くにある焼きそば屋さんです。屋号も出ておらず、場末でひっそりと営業している感じ。話によると、60年も同じ場所で営業を続け、今は三代目が跡を継いでいるとのこと。
メニューは焼きそばの大中小のみ。具材はキャベツだけ。とにかくシンプル。因みに価格は、大中小それぞれ300円。250円、200円。とにかく安い。
味の方は、太目の麺にソースが良い感じで絡んでおり、シンプルな具材と相まって一気に食べられる感じ。ソースと麺のハーモニーが絶妙で、具材がシンプルな分だけ麺の美味しさが引き立っている。「ザ。焼きそば」という感じです。

単に値段が安いだけではなく、味も一流。宇都宮に訪れた際には是非立ち寄ってみたいお店です。

お奨め度★★★★

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Blue Water Navy(以下、本作)は、米Compass Games社が2019年に発売したシミュレーションゲームだ。テーマは1980年代における西半球全域を舞台とした米ソ両陣営の海上戦闘で、実際には起こらなかった第3次世界大戦を扱った仮想戦ゲームである。

本作の概要については、以下の動画でも示されているので、参照されたい。



これまでにも本作については、何度か紹介してきたが、それらはいずれもVASSALによる遠隔対戦又はVASSALを使ったソロプレイであった。
そこで今回、初めて本作の対面での対戦が実現した。シナリオは1983年の戦術的奇襲である。私はソ連側を担当した。

前回の展開は --> こちら

5-6日目

Blue Water Navy US_CV_Enterprise裏米本土に大規模な増援部隊が到着。欧州に向けた大規模船団の編成を進めている。その機先を制すべく、強化されたキューバ航空隊が3個連隊で出撃した。ニューヨーク沖に集結しつつある米輸送船団に対して多数の巡航ミサイルを発射。ただし大都市の近くなので核弾頭は使えない。それでも通常弾頭つきのミサイルによって米空母「エンタープライズ」が命中弾により中破。輸送船団も約20隻が沈没する。一方で米本土を発進した戦闘機の迎撃により約50機の爆撃機のうち20機近くが撃墜されてしまう。

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UK_STK_Buccaneerバルト海では、東へ向かうソ連バルチック艦隊を英空軍のバッカニア攻撃機が攻撃した。艦隊上空にはソ連空軍のMiG-25戦闘機が警戒に当たっていたが、バッカニア攻撃機は戦闘機の迎撃を掻い潜って対艦ミサイルを発射した。ミサイルの1発が軽空母「キエフ」に命中。さらに数発のミサイルが「キエフ」に命中し、「キエフ」は沈没してしまう。

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先に北極海から西へ向けて移動を開始したタイフーン型弾道ミサイル原潜部隊がグリーンランド北方の凍結した海を抜けてラブラドル海に姿を現した。超大型ミサイル原潜の突然の出現にNATO側は大いに驚愕したことだろう。

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NATO_ConvoyこのTurn、NATOの輸送船団がボロボロになりながらも何とかアントワープに到着した。これによって増援部隊を得たヨーロッパ正面のNATO軍は初めてソ連軍の進撃をストップさせることに成功した。ソ連軍の先鋒部隊はハンブルクを占領した時点で一時的にその進撃が停止してしまう。
一方、北部戦線ではソ連軍はノルウェー南部のオスロに到達。ノルウェー全土の制圧を完了していた。

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7-8日目

SO_Sveldrovラトビアの港湾都市リガで新たな上陸船団が編成された。デンマーク侵攻を目指す部隊である。バルチック艦隊に護衛された上陸部隊がリガを出航。バルト海を南西へ向かって進んでいく。西ドイツ軍のUボートは反撃を試みるが、今度は対潜ヘリ部隊や哨戒機部隊がバルチック艦隊の周辺海域を警戒しており、Uボートによる攻撃は困難を極めた。NATOはUボートだけではなく、米英の原潜部隊をも投入してバルチック艦隊の阻止を試みる。しかしソ連側の対潜防御は強力であり、NATO潜水艦の攻撃はなかなか奏功しない。ソ連軍は旧式巡洋艦「スヴェルドルフ」が機雷に触れて沈没するなどの被害を出したが、それでも上陸作戦を強行した。結局、バルチック艦隊による2回目のデンマーク上陸作戦は両軍共に多大な損害を出しながらもソ連側の勝利に終わった。

しかしNATOの反応は早かった。北海に集結していた米空母4隻からなる機動部隊がデンマークへ大規模な攻撃隊を発進させたのである。空母4隻分の攻撃力はすさまじいものがあり、デンマークに上陸したソ連軍は1週間近くも停滞を余儀なくされてしまう。

9-10日目

SO_SSN_Victor3大西洋でソ連原潜部隊が大戦果を上げた。凄腕のヴィクター3型原潜が米空母に護衛されたNATO輸送船団を攻撃。直径650mmの重魚雷を使って米空母部隊に対して遠距離攻撃を仕掛けたのである。小型核弾頭を搭載した重魚雷1発が見事に米大型空母「ニミッツ」に命中した。ミサイルに比べると弾頭威力が小さな核魚雷であったが、それでも通常弾頭の魚雷とは比べ物にならない威力を発揮した。そもそも直径650mmの重魚雷なら、通常弾頭であっても米空母に重大な損傷を与えることが期待できる。それが核弾頭を付けて舷側で炸裂したのだからさあ大変。「ニミッツ」は真っ二つに裂けて大西洋に沈んでいった。「ニミッツ」は第2次大戦以降で初めて撃沈された米空母であり、かつ実戦で核兵器を受けて沈没した最初の米空母となったのである。

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11-12日目

US_SSN_LosAngeles米本土沖に展開していた旧式のヤンキー型弾道ミサイル原潜は、米軍の対潜部隊による執拗な攻撃を受けて遂に全滅した。核戦力の均衡が失われたと恐怖するソ連共産党。その影響を受けて南部ヨーロッパでの進撃が一時停止してしまう。この状況を打破すべく、米本土近海に到達したタイフーン型超大型弾道ミサイル原潜がオンステーション。それに対して早くも米対潜部隊が攻撃を実施。危うくタイフーン型の1隻である「レッドオクトーバー」が対潜魚雷による攻撃を受けそうになったが、秘密兵器キャタピラードライブを使用して辛くも危機を脱した(セーブダイスに成功した)。

ソ連軍はヨーロッパ正面の状況を打破すべく化学兵器を使用。これにより全戦線でソ連軍が再び大きく前進した。西ドイツ戦線ではブレーメン、シュタットガルトからミュンスター、フランクフルトまで進出。南欧戦線ではイタリア半島を南下してローマに近づいていた。

そしてこのTurn終了時点でソ連軍は遂にルール工業地帯とローマに到達した。この時点でソ連軍が獲得した「鎌ハンマー」マークが5個になった。鎌ハンマーの数が4個でソ連軍の勝利となるので、この時点でソ連側の勝利が決定した。

感想

プレイ時間は2日間で実時間にして約15時間であった。今回のプレイでも明らかになったが、慣れれば2日間で十分に決着の付けられるゲームである。
今回についてはかなり致命的なルールミスを2つ犯してしまった。ソ連側の勝利もルールミスの影響が大きかったと言える。従って今回の勝敗はあまり意味がない。

1つ目はキューバの扱いである。キューバはソ連の消極的同盟国として扱われ、哨戒機(MP)1ユニットが基地として利用することができる(ルール21.5)。ただし攻撃機(STK)はキューバを基地として利用できない。今回、キューバを基地とするソ連軍爆撃機が大きな活躍を見せたが、正しいルールでプレイした場合にはこのようなことはなかった。まあ、今回はキューバ政府が予想以上の親ソ的であった場合を想定した演習であったと考えることにしよう。

もう1つはイベントカードの扱いである。イベントカードのイベントをアクションの一部として発動する場合、消費するOPが通常のOPに2加えるというルールがある(ルール16.6.5)。今回、このルールをすっかり失念し(両プレイヤー共)、イベントを発動してしまった。これは両プレイヤーとも誤って適用したので影響の程は不明であるが、ソ連側の方が積極的に利用していたように思う。その結果、ソ連側のカードの回りが良くなり、ソ連側に有利に作用した可能性は否定できない。

ルールミスについては言い訳をするつもりはないが、それにしてもこのゲーム、用語統一やルールの書き方が甘い。甘すぎる。同じ意味の事項を複数の言葉で説明したり、逆に定義されていない言葉が出てきたりするので混乱する。「言うは優しく、行うは難し」というのは理解できるのだが、もう少し何とかならないかと思ってしまう。

そんなこんなで今回のプレイでルールミスがいくつか明らかになったが、それを差し引いてもBlue Water Navyは面白い作品である。機会をみつけて再戦したい作品である。

Blue Water Navy The Third World War, Designer Signature Edition Next War Poland  81-米中激突:現代海戦台湾海峡編
世界の空母機動部隊 ソ連/ロシア原潜建造史 対潜海域: キューバ危機 Peter Perla's the Art of Wargaming


前回までは --> こちら

一ノ関から仙台へ

旅行の最終日。今日は18切符を使って南に戻り、東京に戻る予定だ。一ノ関始発の岩沼行きに乗る予定だったが、ここでちょっとしたトラブル発生。青春18切符が残りゼロ回になって新しい1枚を買おうと思ったら、みどりの窓口が閉まっていて購入できなかった。何故か自動券売機でも購入できない。駅員に事情を説明し、入場証明を受け取って中に入る。

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列車は雪景色の中、1.5時間で仙台に到着した。

仙台から宇都宮へ

仙台駅で事情を話して18切符を購入しようとした所、衝撃の事実が判明。なんと青春18切符は年内のみ販売で年明けにはもう購入できないのだ。あちゃー。仕方がないから通常の乗車券を購入したが、単純計算で約6,000円の損になる。迂闊であった。

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まあ旅にトラブルはつきものさ、と、素直に乗車券を払って駅に戻る。ここから新幹線でワープする手もあるが、急ぐ旅でもないし、鈍行でノンビリ南下しよう。ただ、途中であちこち寄り道できなくなったのは少し残念である。
気を取り直して0745仙台発の福島行に乗る。仙台~福島間。普段なら特に見るべき景観もない所だが、今回はこのあたりもかなり雪が降っており、雪景色がとても綺麗であった。

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福島、郡山、新白河、黒磯で乗り換えて、宇都宮に着いたのは1315である。仙台からの所要時間は5.5時間。新幹線なら2時間とかからない。福島、郡山ではまだまだ雪が多かったが、白川付近では晴れ間も見えてきた。また宇都宮では殆ど雪がなかった。

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宇都宮から東京へ

宇都宮で昼食を取った後、 宇都宮発の東北線に乗る。宇都宮から先はグリーン車でプチ贅沢をする。本来なら「18切符のプチ贅沢」と行きたかった所だが、まあ仕方がない。宇都宮より先は特に語ることもなく、旅の余韻に浸るだけである。

上野には1630頃に到着。近くの飲み屋で少し旅も余韻に浸った後、帰路についた。これで1週間の旅は終わりである。

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(おわり)

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