YouTubeチャンネル「もりつちのウォーゲーム情報」 です。今回は「The Third World War(CompassGames)紹介[3] - 現在に蘇る傑作ゲーム」ということで、2022年にCompass Games社から発売されたThe Third World Warを紹介しています。
The Third World Warは、1980年代に米国GDW社から発売されていたシミュレーション・ウォーゲームで、テーマは1990年に発生したかもしれない東西両陣営の直接対決です。30年以上の時を超えて再生された傑作ゲームの魅力をお伝えできれば良いと思っています。
これまでに 本作のコンポーネント紹介と システム紹介をしました。
そこで今回は、類似作品との比較をします。
今後ともよろしくお願いいたします。
The Third World War, Designer Signature Edition
The Battle for the Balkans
NATO Designer Signature Edition
Blue Water Navy
MBT: The Game of tank-to-tank combat in 1987 Germany
MBT-FRG
MBT-BAOR
Next War Poland










ドイツ第111装甲旅団も第113旅団の南側面を進撃。要域アラコートに接近してきた。米第4機甲師団のCCAは、パンター戦車を装備したドイツ軍装甲旅団2個を攻撃を受けて苦戦を強いられる。M10駆逐戦車1個大隊が撃破され、アラコートからの撤退を余儀なくされる。

米第4機甲師団CCAも果敢な反撃を実施。アラコートを奪回し、ドイツ軍装甲旅団に多大な出血を強いたが、精鋭戦車大隊3個を失い、機甲戦力がほぼ壊滅してしまう。

ドイツ軍第21装甲師団が南から要域ルネヴィルに近づく。しかし同師団は疲労レベルが3に達したため、ムルト川(Meurthe)東岸の渡河点に布陣し、防御態勢を固める。そこを突いた米第2騎兵戦闘グループがルネヴィルに突入し、同市を奪回した。

北方では、ドイツ軍第113装甲旅団が要域シャトー・サリーに増援部隊を送り込む。さらに米第4機甲師団CCAに対して攻撃を加えて、大損害を与えていた。このためCCAは一時的にだが反撃能力を失ってしまう。


米軍は南部ルネヴィル付近に展開していた第4機甲師団CCRを北に向かわせる。パンター戦車装備の戦車大隊を途中で撃破しつつ、アラコートに向けて前進する。それに合わせてCCRの司令部も北に移動。補給線を北に移して第4機甲師団の補給線を一本化した。これで米第4機甲師団の担当地域は北のシャトー・サリーからアラコートに至る地域となり、その他の部隊が南のルネヴィル周辺を担当することとなった。

南部では、ルネヴィルに籠る米第2騎兵戦闘グループがドイツ軍の猛攻に耐えつつ、新たに登場してきた米第6機甲師団CCBがルネヴィルに向かう。さらにルネヴィルの南では、米第79歩兵師団がムルト川の渡河点を攻撃。ドイツ第21装甲師団に対して大量の砲弾を雨あられと浴びせかけて、その一部を撃破。渡河点の確保も成功した。この砲兵の集中投入が戦局の転換点になるのか・・・。





























