もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2022年09月

3
美瑛観光 の最終段階で立ち寄ったのが、十勝岳連峰の登山口にある「白銀荘」温泉です。場所的には上富良野駅又は美瑛駅から車で30分ほど走った山奥にあります。
泉質は無色無臭。温泉独特のすべすべ感は「無きにしも非ず」という感じかな。正直な所、泉質でそれほど感動はありません。

この温泉の素晴らしい点はそのロケーションと設備。内湯だけではなく、サウナや露天風呂があります。この露天風呂が素晴らしく、十勝岳連峰の雄大な景観を見ながらノンビリ入る温泉はサイコーです。

この温泉は今から約20年前に十勝岳連峰でクロスカントリースキーを楽しんでいた時、仲間とスキーを終えた後に入っていた温泉です。足を怪我した今となってはスキーはさすがにムリですが、あの頃の楽しかった日々が思い出されて、懐かしかったです。

お奨め度★★★

写真074
写真075
写真076

3

220819_LeanとDevOps

LeanとDevOpsの科学

Nicole Forsgren Ph.D他/武舎広幸・武舎るみ訳 インプレス

ソフトウェア開発組織の成熟度を示す指標としてCMMIがある。今でもCMMIは有益だと評価されているが、変化の激しい現在のシステム開発環境において、CMMIは過度に「官僚的」であるという批判もある。本書は、現在のソフトウェア開発環境に適合した組織とは何かという点に着目し、そのための望ましい尺度や望ましい組織の姿について考察した著作である。本書によれば、継続的デリバリこそがソフトウェア開発組織における「勝ち組」に求められる共通の項目であり、そのための手段として包括的な攻勢管理、継続的インテグレーション、継続的テストを実現する仕組みが必要であるとしている。
現実のソフトウェア開発の世界で本書の唱える考え方が実現できる企業はそれほど多くはないと思われるが、本書で提唱されている考え方がソフトウェア開発企業の生き残り戦略として有益なものであることは否定できないだろう。

お奨め度★★★

RfB表紙


Race for Bastogne(以下、本作)は、米国MMP社が2022年に発売したシミュレーション・ウォーゲームである。テーマは1944年12月のアルデンヌ攻防戦で、この戦いを1Hex=500m、1ユニット=1個中隊、1Turn=2時間で再現する。無論、アルデンヌ戦をこのスケールで全部を再現するのは無理なので、本作では、ドイツ第5装甲軍団によるバストーニュへ向けた突進と、それに対する米軍の抵抗を描いている。

本作は、GTS(Grand Tactical Series)と呼ばれている作品群の1つである。GTSには、マーケットガーデン作戦、ノルマンディ上陸作戦、クレタ島降下作戦といった大規模な戦いを精密に描いた作品群が含まれている。本作もこれらの流れを汲んでおり、アルデンヌ攻勢という有名な戦いの一側面を詳細なスケールで描いている点が特徴である。

今回は、本作のシナリオ3「Hold Your Position At All Cost」を3人(ドイツ軍2名、米軍1名)でプレイしてみた。このシナリオはアルデンヌ攻勢最初の2日間を描いたシナリオで、ドイツ軍は最初の障害であるオウル川を渡河し、クレルヴォ―(Clervaux)に向けて突進する。ドイツ軍の勝利条件はクレルヴォ―やその他Clerf川への到達が求められており、勝利条件を達成するために要したTurn数で勝利レベルが決まる。

私は今回初参加なので、一番負荷の軽そうなドイツ軍第2装甲師団を担当した。

写真00
写真01

12/15 夜間

我が第2装甲師団はオウル川を渡って前進。前方に米軍の観測陣地が存在するので、距離1500m(3hex)まで接近し、突撃の布陣をしく。

写真02


12/16 07:00

米軍の観測地点に接敵し砲撃を浴びせるも、米軍の抵抗は激しく、これを突破するには至らず。逆に米軍の反撃によりドイツ側に死傷者が出始める。

写真03


12/16 09:00

Dispatchポイントを足らないので、我が第2装甲師団の前進は止まってしまう。損害を受けた部隊を後退させた。残りはクレルヴォーに向けて前進するも米軍の砲火はなおも激しい。

写真04


12/16 11:00

霧が晴れたので視界が開けた。ただし上空は厚い雲が覆っているので、航空支援は期待できない。ドイツ軍にとっては理想的な天候である。
前進を続ける第2装甲師団は遂にクレルヴォーに接触。歩兵部隊が射撃を開始する。その後方の観測拠点に対しても間接射撃で打撃を加え続けている。奮戦を続ける米軍部隊もそろそろ破断界か・・・?。
「あと一押し」と思った矢先に砲兵隊との無線連絡が破断してしまう。この期に及んで・・・。
反撃の為に前進してきた米シャーマン戦車をドイツ歩兵が迎え撃つ。パンツァーファウストの射撃が命中したのか、行軍隊形のシャーマン戦車は制圧状態となってしまう。

写真05


感想

さあこれから、といった所だが、今回はここで時間切れ。プレイ時間は正味6.5時間。1Turnの平均所要時間は約1.5時間であった。案外サクサク進んだ感じもしたが、今回のシナリオでも全部で15Turnなので、ちゃんとプレイしようと思えば丸々2~3日ぐらいは欲しい所だ。
GTSは一見するとルールが多いのだが、基本システムはそれほど複雑ではない。ルールに詳しい人がレクチャーすれば、初心者でもプレイは可能だろう。しかも史実地形による戦術級ゲームというのは、他の作品ではなかなか見られない本シリーズの魅力といって良い。機会を見つけて再戦したいシリーズだ。

USA_M4Sherman_1944Sep_Arracout

220811a_美瑛めぐり

名寄から美瑛に移動した 翌日は美瑛周辺を観光しました。
今回は観光の場面を動画にまとめたのでご覧ください。



観光の最後に 温泉に入って 、その夜は美瑛の宿で北海道最後の夜を堪能しました。

つづく

220813_TDDP_S4a

YouTubeチャンネル「もりつちのウォーゲーム情報」 です。今回は"The DoomsDay Project Ep.1 東西ドイツの戦い シナリオ4:リプレイ[1]"ということで、2021年にCompass Games社から発売されたThe DoomsDay Project Ep.1 - The Battle for Germanyの対戦を紹介します。
The DoomsDay Projectは、1985年を想定した東西陣営の全面戦争を再現したシミュレーション・ウォーゲームです。1Turn=1日、1Hex=12kmという比較的細かいスケールで動きの激しい現代機甲戦を再現します。21世紀の最新システムで再現する20世紀最後の大戦争をお楽しみください。



今後ともよろしくお願いいたします。

The Fulda Gap The Battle for the Balkans NATO Designer Signature Edition The Third World War, Designer Signature Edition Blue Water Navy Next War Poland Game Journal 81-米中激突:現代海戦台湾海峡編 コマンドマガジン Vol.177『ヴュルツブルク』
The Fulda Gap
The Battle for the Balkans
NATO Designer Signature Edition
The Third World War, Designer Signature Edition
Blue Water Navy
Next War Poland
Game Journal 81-米中激突:現代海戦台湾海峡編
コマンドマガジン Vol.177『ヴュルツブルク』

↑このページのトップヘ