もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2023年07月

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「海空戦!南太平洋1942」のVASSALモジュールを更新しました。新しいバージョンは2.01版になります。
こちらくからダウンロード可能です。

今回の改定点は、主に細かな操作性に関する部分です。

発見マーカー除去ボタンの追加

マップの上の発見マーカー、発見除去マーカーを同時に除去するボタンを追加しました。

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ユーティリティーマーカーの追加

マップ上に配置してリファレンスに使うためのマーカーを追加しました。日米両軍それぞれ用に用意し、必要に応じて相手プレイヤーから見えなくすることもできます。

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その他

ショートカットキーを一部見直しました。典型的なものが爆弾マーカーと航空機ユニット。今までは両方とも「CTRL + F」で反転できたのですが、この方法だと爆弾を魚雷に入れ替えた時に気づかずに航空機のユニットを反転させてしまい場合がありました。そこで爆弾マーカーのショートカットキーを「ALY + F」に変更し、誤って航空機を反転させることがないようにしました。

空母瑞鶴戦史:ソロモン攻防戦 空母瑞鶴戦史:南太平洋海戦 日本空母戦史 機動部隊 空母エンタープライズ上巻 Pacific Carrier War Midway Inquest How Carrier Fought

空母瑞鶴戦史:ソロモン攻防戦
空母瑞鶴戦史:南太平洋海戦
日本空母戦史
機動部隊
空母エンタープライズ上巻
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Midway Inquest
How Carrier Fought

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230624_国鉄時代

国鉄時代vol.72

ネコ・パブリッシング

特集は峠の機関車 碓氷峠、板谷峠、清水峠、そしてセノハチ。国鉄時代の峠道をEF16、EF58、EF59、EF63、ED78等の往年の名車たちが、貨物列車や客車列車を牽引し、時には電車特急をアシストしながら峠道に挑んでいく。私自身、国鉄時代のこれらの機関車を実際に見る機会は殆どなかったが、写真で見るとやはりどこか懐かしい気分になる。碓氷峠などは以前に実際に歩いてみたので、その時の気分がよみがえってくる。

お奨め度★★★

国鉄時代 2023年 2月号 Vol.72 [雑誌]


230622a_小田原発福井行き

梅雨明けも近いと思われた6月下旬の週末に北陸方面へ旅行しました。
今回は、小田原から福井までの電車による旅行を紹介します。
福井と言えば、関東圏からはやや遠い印象がありますが、新幹線と特急列車を乗り継ぐと思いの外近いです。
列車もガラ空きで優雅な旅行を楽しむことができました。





CoI表紙

「クロスオブアイアン」は、少年たちの夢である。
ゲームのテーマは1941~45年の東部戦線で、車両1両、歩兵1個分隊、指揮官1名のスケールでの戦術戦闘を描いている。1Hex=40m、1Turn=2分である。
「クロスオブアイアン」は、スコードリーダーシリーズのエクスパンションキットとして1978年に米国Avalon Hill社から発売された。「スコードリーダー」は歩兵同士の戦闘を扱った作品であったため、戦車戦に関するルールは比較的シンプルなものであった。
「クロスオブアイアン」は元々の「スコードリーダー」に戦車戦に関する詳細なルールと東部戦線で登場した主要な戦闘車両を追加したエクスパンションキットである。「スコードリーダー」には4号戦車、T-34といったベーシックな戦車しか登場しなかったが、「クロスオブアイアン」には、パンター、ティーガー、スターリンといった花形戦車が登場し、華やかな戦車戦闘が盤上で再現できる。まさに「黒騎士物語」を盤上で再現できるゲームであった。しかもこのような作品が1978年に発売されたということだけでも驚きである。まさに「少年たちの夢」そのものであった。

今回、「クロスオブアイアン」をプレイすることになった。オッサンになっても少年の心を忘れない我々にとっては、夢のようなひと時となった。

シナリオ104「破壊の戦士」

1944年ポーランド戦線における重戦車同士の戦いを扱ったシナリオである。1982年のオリジンズのトーナメント戦における決勝戦用として用意されたシナリオであった。攻撃側はソ連軍でJS-2重戦車4両と親衛赤軍からなる部隊。防御側はドイツ軍で、128mm砲装備のヤークトティーガーが1両、88mm砲のナースホルンが1両で、SS歩兵部隊がそれを掩護している。1944年ポーランド戦線でヤークトティーガーが登場したのかどうかは定かではないが、まあ細かい事は気にしない。
私はドイツ軍を担当した。

TS04


初期配置

マップは2枚で東部戦線の田園風景が広がっている。ソ連軍はマップ北部から南端の目指し、ドイツ軍はその阻止が任務となる。
ドイツ軍を担当する筆者は、戦線左翼の街路沿いにSS部隊を展開し、同方面からの突破を防ぐ。戦線右翼には重戦車2両を配置し、キルゾーンを形成して敵重戦車の突破阻止を図る。

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1Turn

前半

ソ連軍は予想通りこちらの重戦車によるキルゾーンを避けるため、戦線左翼に重戦車4両を投入してきた。各戦車には歩兵1個分隊ずつを載せてタンクデサントの状態である。

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後半

ソ連側が戦線左翼に圧力をかけてきたので、ドイツ軍は重戦車2両を前進させて街路を扼する位置に前進させた。

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2Turn

前半

ドイツ戦車の前進を見たソ連軍は。重戦車4両のうち3両をスイングさせてドイツ戦車の背後に回り込む。裏をかかれたドイツ軍。どうする?。

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後半

ドイツ軍は戦車2両を再びスイングさせてソ連戦車3両の前面に回り込ませる。ソ連戦車の防御射撃が火を噴いたが、石壁を利用した移動のために命中弾はなし。
しかし、この直後はソ連軍の準備射撃が待っている。危うし。

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3Turn

前半

ソ連戦車が射界内に入ってきたドイツ戦車に対して先制射撃を加えてきた。JS-2の2両が、石壁の背後に布陣したナスホルン自走砲を射撃する。装甲の薄いナスホルンにとって、JS-2の122mmの直撃を受けることは死を意味する。頼みは石壁に拠る部分遮蔽効果のみ。100~200mの至近距離から放たれた122mm徹甲弾は、ギリギリでナルホルンに命中せず。ナルホルンは命拾いした。

もう1両のJS-2は、距離約500mでヤークトティーガーを撃つ。重装甲を誇るヤークトティーガーであったが、122mm徹甲弾に対して必ずしも安全とは言えない。1発の徹甲弾がヤークトティーガーの前面装甲に命中したが、ヤークトティーガーは辛うじてその一撃に耐えた。

防御射撃フェイズ。さあ反撃だ。まずナスホルンが88mm徹甲弾をJS-2戦車に発砲する。1発がJS-2に命中したが、なんと不発弾でJS-2は生き残った。
他方、ヤークトティーガーも別のJS-2に128mm徹甲弾を命中させたが、こちらもなんと不発弾。戦争末期の欠陥砲弾に切歯扼腕するドイツ軍なのであった。

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後半

しかしドイツ軍にとってチャンスは続く。ナルホルンはなおもJS-2を射撃。今度は見事に目標に命中し、目標を撃破した。さらにナスホルンは別の目標にクリック射撃。これも命中しJS-2を撃破。ナスホルンは一度に2両の重戦車を撃破する快挙を成し遂げた。

ヤークトティーガーは別のJS-2を捕捉。128mm徹甲弾をJS-2に命中させた。今度は徹甲弾が正常に作動して目標を撃破。ソ連軍の損害は3両に達し、残りは僅か1両となった。

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4Turn

前半

先のTurnの戦車戦で大勢は決した感があるが、ソ連軍は諦めずに攻撃を継続する。
ハッチオープンのナルホルンに対し、ソ連歩兵が激しい銃撃を加える。1発の銃弾が車長の左肩を貫いた。転がり落ちる車長。ハッチを閉めたナスホルンは一時的に戦闘不能となった。

後半

ハッチを閉めたナルホルンは後退していく。それをソ連歩兵が待ち伏せするが、ナルホルンは辛くも後退に成功した。後方の街路に布陣したドイツ軍重戦車は、主砲射撃でソ連軍歩兵を撃つ。大口径砲弾の至近弾を受けたソ連歩兵分隊は瞬時に壊滅してしまう。

この段階で勝利の可能性が殆どなくなったと判断したソ連軍が、投了してゲーム終了となった。

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感想

第3Turnの戦車戦が全てであった。ソ連軍としてはこの戦車戦で勝利できる可能性が十分あったが、先制射撃で部分遮蔽状態のナルホルンを撃破できなかったのが不運であった。ドイツ軍の立場から言えば、第1Turnの移動でキルゾーンをがら空きにしたのが失敗であった。第2Turnの幸運に救われた形になったが、危ない所であった。

シナリオのバランスは良好だと思う。ソ連側は戦車数が多いが、戦車の性能でドイツ軍が勝っている。ドイツ側にはパンツァーファウストとか吸着地雷といった歩兵用の対戦車火力が充実しているため、ソ連側の戦車優越は相殺されている。いずれにしても重戦車同士の派手な撃ち合いが楽しいシナリオだ。

Nashorn


つづく




Advanced Squad Leader Starter Kit 1 Advanced Squad Leader Starter Kit 4 Panzer
-Vol84:特集-IV号戦車 独ソ戦全史: 「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 ソ連・ロシア軍 装甲戦闘車両クロニクル ドイツ重戦車 戦場写真集

最近、山登りといえば、近場の大山とか高尾山が専らである。
右足の怪我があるので、アルプス級の山はちょっとリスクが大きい。
そんな訳で比較的リスクが小さく歩きやすい近場の山を楽しんでいる。

ところで、大山に登る2日程前にちょっと嬉しいことがあった。
手術後の経過観察のために通院したのだが、右脚の術後の経過が良好であること、さらには登山も十分に可能であると告げられた。これは嬉しい誤算で、諦めかけていたアルプス登山が視野に入ってきた。ちなみに右足の痛みは今後も続くとのことであったが、痛みの原因がわかると安心できる。

とまあそんな感じで少し嬉しい気持ちで大山ケーブル駅バス停に着いたのは、朝の7時頃であった。

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例によってコマ参道でヘロヘロになりながら登っていき、ケーブル駅を過ぎて女坂に入っていく。男坂は結構キツイので、普段から女坂を利用している。そうはいっても女坂も結構キツイのだが・・・。

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登り始めて30分ほどで大山寺に到着。ここがほぼ中間地点だけど、ここから先が坂がきつくなる。

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大山寺からは急登になるが、時間的な距離はそれほどでもない。20分ほど我慢して急坂を歩くと、大山阿夫利神社に到着する

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前回は阿夫利神社の往復だったけど、今回は少し足を延ばして見晴台まで歩くことにした。途中に見える二重滝が美しい

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歩きやすい登山道を歩くこと約30分で見晴台に到着。背後に見える大山が美しい

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見晴台からは日向薬師方面へ下山していく。途中の下り坂はそれほど急ではないが、距離はそこそこある。1時間ほど歩いて車道に出て、あとはひたすら車道を下る。

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途中で石雲寺という寺があったので立ち寄ってみた

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日向薬師のバス停に着いたのは1030頃。日向薬師に立ち寄ってみるのも良かったが、このまま下山したら丁度良い感じで昼飯時なので、このままバスに乗って下山することにした

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帰る途中に海老名の「鶴橋風月」で昼食。無事下山できた安堵感と心地よい疲労感で、ビールが美味しかったです。

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