2023年10月
Game Journal#13「ドイッチュラント・ウンターゲルト」をプレイしてみる【2】
「ドイッチュラント・ウンターゲルト」(以下、本作)は、1983年に旧Tactics誌7号の付録ゲームとして発表された作品である。テーマはWW2の欧州戦線で、1Turnは実際の3ヶ月、1hexは約300km、1ユニットは軍~軍集団に相当する。航空部隊は抽象的に登場するが、海軍部隊はユニット化されていない。
今回、本作をVASSALを使ってソロプレイしてみた。
前回までの経過 --> こちら
19Turn(44年春)
残り5Turnなので、そろそろ勝利条件を確認しておきたい。これまでは漠然と「ベルリンを守り切ればドイツの勝ちかな?」と思っていたが、果たして・・・。ルールブックを見ると、どうやらマップ上での占領地のVPによって勝敗が決まるらしい。支配下の大国はそれぞれの生産力に応じたVPが得られる。またそれ以外に支配下の小国1つにつき1VPが得られるとなってる。
現在のVPを計算すると、まず枢軸国の場合、ドイツ、イタリア、フランスがそれぞれ7VP、2VP、4VPなので計13VP。他に支配下の小国は、ポーランド、ベルギー、オランダ、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラビア、バルト3国、そしてリビアで8VP。合計21VPである。
一方の連合国は、イギリス4VP、ロシア10VPで計14VP(アメリカは除外)。他に支配下の小国は、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、エジプト、ペルシア、シリア、ギリシア、フィンランドの計8VP。合計すると22VPである。
つまりこのままのVPなら連合軍の勝ちということになる。
さて、枢軸軍としてはどうしたものか。まだ取れそうな場所がある。デンマーク、ギリシア、ノルウェーである。一番確実なのはデンマークで、ドイツ軍1個軍を派遣すれば4:1の戦闘比が成立して確実に勝てる。次にギリシアだが、こちらはドイツ軍2個を派遣すれば取れそう。しかしドイツ軍1個だけでも既にイタリア軍が接敵しているので、3:1の戦闘比が立つ。またギリシアは現時点で既に連合軍側に加点されているので、それをマイナスするという意味でも有効である。
そしてノルウェー。ドイツ軍がデンマークを占領すればノルウェー侵攻が可能になる。ただそのためには7生産ポイントを消費する必要がある(上陸4、戦闘2、戦闘後前進1)。これはドイツが1Turnに得られる総生産ポイントに匹敵するので、おいそれとは実施できるものではない。しかし何もしないと、米英軍が逆にノルウェーに上陸してくる可能性があるので、難しい所だ。
ともあれ、ドイツ軍は、まずデンマークとギリシア侵攻に全力を注ぐこととした。東部戦線と北フランス軍から各1個を抽出。デンマークとギリシアに送り込む。弱体化した北フランスの守りを固めるため、1個軍を編成し、ドイツ本国に配置する。デンマークではドイツ軍がデンマークに侵攻。デンマーク軍を鎧袖一触に撃破した。しかし一連の行動によってドイツ軍の生産ポイントは残り2ポイントまで減少してしまう。危機である。
連合軍は戦略爆撃によってドイツの弱体化を図るが、これはドイツ本土防空部隊の奮戦?によって失敗してしまう。東部戦線ではソ連軍が2か所で攻勢をしかけ、ドイツ軍を1ヶ所で後退させた。
この時点でドイツの生産ポイント残量がゼロになったので、ドイツ軍の防御力が1になってしまう。その隙をついて北アフリカで米軍部隊がドイツアフリカ軍団を攻撃。3:1攻撃でD3の結果を出して、ドイツ軍を大きく後退させた。これにより米軍がトリポリを占領。北アフリカにおける枢軸軍拠点はついに残りゼロになってしまう。
20Turn(44年夏)
北アフリカに残っていた枢軸軍2ユニット(ドイツ、イタリア各1)が補給切れのため壊滅してしまう。北アフリカ戦は連合軍の勝利で幕を閉じた。デンマークを制圧したドイツ軍はそのままノルウェーに侵攻したい所だが、このTurn、弱体化した東部戦線や北フランスの防備を固める必要がある関係上、生産ポイントの残量が乏しい。仕方なくノルウェー侵攻を諦めるドイツ軍なのであった。
英軍の戦略爆撃機がドイツ本土を痛打し、ドイツの生産ポイントを残1まで追いこんだ。このチャンスにソ連軍は東部戦線で大攻勢を仕掛けてドイツ軍2個軍を包囲・殲滅した。まさしく中央軍集団の崩壊である。
さらに西部戦線では米軍がベルギー海岸に上陸して橋頭堡を確保。ドイツは東西から危機が迫っていた。
21Turn(44年秋)
ソ連軍の生産ポイントが残りゼロとなった。ドイツ軍としては反撃のチャンスである。とはいえ、ドイツ軍自身も生産ポイントがカツカツの状況であった。ここはポーランド、ルーマニア、ハンガリー国境に防衛ラインを敷くしかない。西部戦線でも反撃によって米軍をドーバー海峡に突き落としたい所だが、こちらも生産ポイントの残量が足りないため、現戦線で守るしかない。
ソ連軍は北方で攻勢を仕掛けたが失敗。米英軍はリールに攻撃を敢行し、同地を守備するルーマニア軍を後退に追い込んだ。さらにアメリカ軍の1部隊がノルウェーに侵攻。オスロを攻略した。
22Turn(44年冬)
生産ポイントの残量に苦しむドイツ軍は、相変わらず積極攻勢を仕掛ける余力がない。そんなドイツを英戦略爆撃部隊は容赦なく痛めつける。米軍の一部隊がギリシアに上陸。アルバニア地方を守るドイツ軍を撃破した。さらに北部ポーランドでもソ連軍の攻勢が成功し、ついにソ連軍は東プロイセンに侵攻し、ケーニヒスベルクを奪取した。23Turn(45年春)
最終Turnである。ドイツ軍は現有兵力で現戦線を支えるしかない。ソ連軍はポーランドに侵攻。1:1攻撃でD3を出したが、ドイツ軍が2生産ポイントを消費して何とか最小限の後退にとどめた。バルカン半島では、米英連合軍がブルガリア軍を攻撃。これを撃破して英軍部隊がソフィア入城を果たした。
最後はパリ攻略戦である。英軍部隊が空軍の援護の元、1:1でパリを攻撃した。結果はD3でパリ陥落。最後の最後にフランスが解放された。
結果
枢軸軍の勝利得点。ドイツ、イタリアで計9VP。オランダ、デンマーク、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、ユーゴスラビアで計6VP。合計15VP。連合軍の勝利得点。イギリス、フランス、ソ連で計18VP。ベルギー、ノルウェー、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビア、エジプト、ペルシア、シリア、ギリシア、ブルガリア、バルト諸国、フィンランドで13VP。合計31VP。
連合軍の勝利。
感想
いやー、結構面白かったです。正直戦略はいい加減、ルールもいくつか間違えていましたけど、楽しくプレイできました。全23Turnあるので一見すると長丁場ですが、1Turnの所要時間が短いので、3~4時間で決着がつくと思います。
冒頭にも書きましたが、とにかく「お金」にシビアなゲームです。だから下手に攻撃なんかして金を湯水の如く使っていると、あっという間に破産です。しかもこのゲーム、怖いことに戦闘比3:1でも攻撃失敗があります。しかもスタック禁止なのでオッズを上げるのが大変。1ユニットあたりの戦闘力が低い連合軍の場合、1:1での攻撃を強いられることもざらです。大量の生産ポイントを注ぎ込んで、ダイス目に恵まれず攻撃失敗した時には、泣くに泣けません。
戦略級ゲームで戦闘解決がダイス1個で解決。しかも戦闘結果表の振れ幅が大きく、最良の結果と最悪の結果の差が結構大きい。だからダイス目の影響が大き過ぎるきらいがあります。その点がやや気になる点です。
ゲームバランスは現時点の判断では枢軸側が有利ではないかと思っています。イギリスやソ連を降伏させるチャンスがそこそこあるのと、仮にイギリス、ロシアが健在でも、枢軸軍鉄壁の防御陣を敷くことができそう。西アフリカとリビア・エジプト国境にドイツ軍を派遣すれば、アフリカ戦線は安泰。北フランスには大西洋の壁を築いて連合軍の上陸を阻止。残りの兵力を東部戦線に投入して守りに徹すれば、ゲーム終了までポーランドの線で守り切れそうに思います。知らんけど・・・。
まあこのゲームについて深く研究したのは、デザイナー氏以外にはいなさそうなので、私の無敵オプションが正解か否か、答えが出ることはなさそうですが・・・。
書籍紹介「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
山口周 光文社新書
本書は、ビジネスにおける論理的思考の限界と非論理的思考の必要性を説いた著作である。筆者はVUCAといわれる不確実性の高い状況において論理的思考のみに頼った判断だけではビジネスで勝てないとしている。筆者曰く、ビジネスにおける決断は美意識、言い換えると「善悪の観念」を主軸にすべきであり、論理的思考は決断を補佐する役割を果たすことが良いとしている。筆者は自説を説明するために、古今東西様々な人物を登場させている。
一見すると筆者はいかにも「目新しい」ことを述べているようにも見えるが、何のことはない。論理的思考が優れていても、倫理的に間違った考えの元では誤った成果しか出せないと主張しているだけ、これは京セラの稲森和夫氏もその著書で述べていることである。かつて「マレーの虎」と称えられた猛将山下奉文大将も、「作戦の神様」辻正信を「いわゆる「こすき男」にして国家の大をなすに足らざる小人なり」と酷評している。(辻が論理的だったか否かは置いておいて)計算能力のみに優れて哲学を持たない輩がリーダーの器ではないことは、筆者が改めて主張するようなことでもないと思うのだが・・・。
お奨め度★★★
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
帯広「かしわ」豚丼
帯広地区には「かしわ」という名前の豚丼屋が2か所あります。1つは音更町の国道沿い、よつ葉乳業の工場近くにある「豚丼のかしわ」。もう一店舗は帯広競馬場近くにある「ぶたどんのかしわ」です。ちなみにこの両店舗はオーナーが親子(音更の方が親)という話を聞いたことがありますが、真偽のほどは不明です。
今回紹介するのは、後者「ぶだどんのかしわ」。ちなみに前者は「臨時休業」が多く、なかなか食べるチャンスがありません(筆者は過去1度だけ食べたことがあります)。
大盛豚丼(1390円)と味噌汁セット(100円)を注文しました。
さすがに大盛というだけあって豚が何枚もご飯に乗っています。豚肉は炭火焼きで焼いた味がして、「いっぴん」等の有名店に比べるとワイルドな感じがします。こういう豚丼もありかな。
万人受けするのはたぶん「いっぴん」の豚丼だと思います。ただ、帯広の豚丼のルーツってこんな感じだったんだな、と思わせてくれるのが「かしわ」の豚丼だと思います。
お奨め度★★★
Game Journal#13「ドイッチュラント・ウンターゲルト」をプレイしてみる【1】
「ドイッチュラント・ウンターゲルト」(以下、本作)は、1983年に旧Tactics誌7号の付録ゲームとして発表された作品である。当時は確かカウンターはついておらず、自作仕様だったように覚えている。2005年にGame Journal第13号の付録ゲームとして再販された。オリジナルからは40年、再販されてからも18年の月日が経った。本当に時間が経つのは早いものだと最近つくづく感じる。
閑話休題。本作のテーマはWW2の欧州戦線である。1Turnは実際の3ヶ月に相当し、1hexは約300km、1ユニットは軍~軍集団に相当する。航空部隊は抽象的に登場するが、海軍部隊はユニット化されていない。
こう書くと「なーんだ、『第三帝国』の劣化版か」と思われるかもしれない。そういった面も無きにしも非ずだが、本作のテーマは戦争経済である。つまり「金」だ。部隊の生産、移動、戦闘、などなど、何をするにも「金」がかかるのが戦争である。1ユニット移動するだけで1ポイント、1ユニット攻撃に参加すると2ポイント、といった具合。他の一般的な作戦級ゲームみたく「動けるのなら動かなきゃ損損」みたいな感じで部隊をいじくりまわしていると、あっという間に破産の憂き目がまっている。
今回、本作をVASSALを使ってソロプレイしてみた。
1Turn(39年秋)
ドイツ軍はワルシャワを守るポーランド軍を3:1で攻撃。結果はD2で順当にドイツ軍の勝利。ドイツ軍がポーランドを支配した。英仏軍は地上部隊を動員し、ドイツの侵攻に備える。
2Turn(39年冬)
ドイツ軍はオランダ、ベルギーに侵攻を仕掛けた。いずれも4:1の戦闘比なので、自動的勝利。オランダ・ベルギーはドイツの支配下となる。フランス軍は南方を守備していた第2軍を北部戦線に移動させ、ベルギーとの国境を守る。イギリス軍は1個軍を動員し、本土の守りにつかせる。
3Turn(40年春)
ドイツ軍は2個軍でリールを守るフランス軍を2:1で攻撃する。結果はドイツ軍にとっては最良のDEでフランス軍を撃破。戦闘後前進で一気にパリを占領し、フランス崩壊。まさに電撃戦である。単独でドイツに立ち向かうことになったイギリスは生産ポイントを蓄積し、本土の守りを固める。
4Turn(40年夏)
ドイツ軍は「あしか作戦」を発動。1個軍による英本土上陸を試みる。成功率33%でロンドン陥落する筈であった。しかし1:2の攻撃は最悪のAE。英本土に向かった1個軍は壊滅してしまう。英軍は3個目の軍を編制し、英本土に配置。これでドイツ軍による「あしか作戦」はほぼ実施不可能となる。
5Turn(40年秋)
ドイツ軍は「あしか作戦」失敗の損害を回復するのと、来るべき独ソ戦に備えて地上軍を再編成する。イタリア軍はリビア国境を越えてエジプトに進入する。イギリスは1個軍をエジプトに派遣し、イタリア軍に相対する。
6Turn(40年冬)
このTURNからハンガリーとルーマニアが枢軸側に立って参戦する。ドイツ軍はユーゴスラビアに侵攻し、同地を征服した。イタリア軍もギリシアに侵攻するが、こちらは(史実通り)撃退されてしまう。イギリス軍は、北アフリカ派遣軍でイタリア軍を攻撃。2:1攻撃でD1の結果を出して一歩前進する。
7Turn(41年春)
ドイツ軍は来るべき独ソ戦に備えて独ソ国境へ移動する。しかしドイツ軍の生産ポイントはTurn終了時点で5p。このまま戦争を始めるのはやや不安を感じる数値である。アフリカ戦線では英軍が再び攻撃を仕掛けるも、出目は最悪のA2。生産ポイントを追加で消費して何とか後退を1歩に留めた。
8Turn(41年夏)
独ソ開戦。バルバロッサ作戦発動。ドイツ軍が全戦線に渡って攻勢を開始した。ソ連軍5個軍が瞬く間に壊滅。ドイツ軍はソ連領内奥深くに侵攻していく。北アフリカ戦線では、イギリス軍がイタリア軍をリビア国内に追い込んだ。
9Turn(41年秋)
ドイツ軍はさらにソ連領内奥深くに侵攻し、モスクワまであと一歩に迫ってきた。しかしロシアの冬はもうすぐそこに迫っている。10Turn(41年冬)
ドイツ軍はモスクワに侵攻。モスクワを占領した。しかしソ連軍の戦意はまだ衰えず。11Turn(42年春)
アメリカが参戦した。アメリカとイギリスはレンドリース船団をソ連に向けて送り込む。さらに英軍はドイツ本土に向けて戦略爆撃を実施する。ドイツの生産ポイントを1ポイント減少させる。12Turn(42年夏)
ドイツ軍はレニングラードを攻撃したが、A3の結果を出して失敗してしまう。チャンスと見たソ連軍は、モスクワを守るドイツ軍を逆包囲し、1:1で攻撃を実施。しかしこちらもA3の結果を出して攻撃失敗。モスクワ奪回の夢は破れた。
13Turn(42年秋)
ドイツ軍はレニングラードを包囲し、レニングラード攻撃態勢に入る。しかし生産ポイントが極端に減少してしまう。そこを狙って英軍が戦略爆撃を実施。ドイツ軍の生産ポイントはゼロになってしまった。その隙をついてソ連軍が大規模な反攻作戦を実施。ドイツ軍2個軍を撃破し、モスクワを奪回する。一方の米英軍は、米軍がモロッコに上陸。英軍がシリアに侵攻し、フランス・ビシー政権の海外植民地を制圧した。
14Turn(42年冬)
英軍による戦略爆撃が再び命中し、ドイツの生産力が2つ低減してしまう。モロッコに上陸した米軍はアルジェ国境まで前進し、アルジェ、チュニスを通ってリビアを伺う。15Turn(43年春)
ドイツ軍はソ連領内での攻撃を諦め、一旦防御態勢に入った。レニングラードを落とす可能性もなくはなかったが、そこはギャンブルをしないこととした。一方アフリカでは、アルジェリアにイタリア軍を派遣し、米軍の侵攻に備える。
北アフリカではアメリカ軍がイタリア軍を撃破し、アルジェを占領した。
16Turn(43年夏)
ドイツ軍はチュニジアにアフリカ軍団を派遣した。イタリア軍だけでは北アフリカの防衛に不安があるからである。その分、ソ連領内では積極的な攻勢は控えた。連合軍は北アフリカの東西でイタリア軍を主目標として攻勢を仕掛けたが、イタリア軍が思わぬ善戦を見せて米英軍を撃退した。
またソ連領内では、ソ連軍がドイツ軍相手にウクライナ領内で1:1の戦闘比で攻撃を加えたが、これがまた最悪の戦闘結果A3となって攻撃失敗。攻撃を行ったソ連軍部隊は、這う這うの体で撤退していく。
17Turn(43年秋)
ドイツ軍はソ連が弱体化したとみて、レニングラードに対して1:1で攻撃に出た。成功率50%。もし成功すれば、1/6の確率でソ連が崩壊する。しかし結果はA2で攻撃失敗。逆に枢軸軍が後退を余儀なくされてしまう。逆にソ連軍がフィンランド軍を攻撃。これを撃破してヘルシンキを占領。フィンランドはソ連に降伏した。
18Turn(43年冬)
ドイツ軍は北フランス沿岸に2個軍を投入。北フランスから行われるであろう連合軍の上陸に備える。米英連合軍はチュニジアのドイツ軍を攻撃。これを撃退してチュニジアを占領した。
つづく