
今回は、その中から地上戦ゲームをソロプレイしてみた。なお、「北海道侵攻」の地上戦ゲームを以後「本作」と呼称する。
前回までの展開は--> こちら
5Turn

それはとにかくソ連軍3個師団が北海道中枢部に向けて突進していく。激しい戦いでソ連側機甲部隊もかなりの損害が出たが、SDFもソ連軍の圧力に耐えられず、防衛ラインを一歩後退せざるを得ない。もう石狩平野は目前だ
6Turn
天候は晴天。SDFが制空権を握った。ソ連軍はなおも石狩平野に向けた猛攻を加える。一部では虎の子のスペツナズまで投入して突破を図った。SDFは現戦線から半歩後退し、ついに虎の子第7師団を前線に投入した。7Turn

8Turn

SDFは第9師団に続いて増援で到着した第10師団、さらに米第25師団等で戦線を立て直し、その間、損害を被った第7師団を札幌付近に後退させて兵力の回復を図った。
この時点で札幌、千歳、苫小牧に接敵できなかったソ連軍の敗北が確定した。
9Turn
最後まで結果を見届けたいので、もう少しゲームを続けよう。このTurn天候は晴れ。SDFは第11師団と第5師団が日高方面で反撃を行い、損害を被りつつも第11師団が日勝峠まで進出した。
10Turn

11Turn

南では日勝峠を降りてきたSDFと米軍の合同部隊が帯広市を守るソ連軍2個連隊を包囲し、これを撃破して帯広市を解放した。
さらにその東では、米第3海兵師団が釧路市の東西に上陸し、釧路市を包囲。同地を守るソ連軍2個連隊に対して激しい攻撃を行っていた。
12Turn

ちなみにこのTurnに勝利判定がある。ソ連が釧路、富良野、深川、留萌の全部を保持していればソ連側の勝利。2~3か所なら引き分け、0~1ヶ所ならSDFの勝利となっている。今回は富良野、釧路をSDFが奪回していたので、引き分けということになった。
13-15Turn
一応最後までプレイしたので結果を記す。SDFは旭川と紋別を奪回した。ソ連軍の大半は撃破され、残余の部隊が包囲されて残っているだけの状況。ソ連軍による日本侵攻は失敗に終わったことになる。
感想


いくつか気になる点もあったが、少なくとも悪名高き「SDFシリーズ」に比べれば、まだちゃんとしたゲームになっている分、良いゲームだと思う。航空戦ルールを導入しても半日あれば十分にプレイできる作品なので、機会をみつけて再戦したいと思う。






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