写真00


ボンサイゲームズの「Star Blazer」(以下、本作)をプレイしました。本作はアニメ「宇宙戦艦ヤマト」におけるヤマトのイスカンダルへの航海を再現するソロプレイゲームです。プレイヤーはヤマトの艦長又は艦長代理(艦長は途中で病死する可能性があるので・・・)の役割を演じ、大宇宙の様々な自然現象やガミラスが仕掛ける罠、そしてガミラス艦隊による妨害を排除しつつ、限られた時間内で放射の除去装置を地球に持ち帰ることになります。

それでは早速プレイしてみましょう

前回までの展開は --> こちら

第8話:バラン星に太陽が落下する日!!

ヤマトは遂にバラン星に到着した。バラン星やガミラス本星等の重要ポイントではイベントチットを引かず、強制イベントが発動される。
沖田艦長のアドバイスを得てヤマトは無事バラン星の基地を撃破。その後、駐留するゲール艦隊との交戦では、ブラックタイガー隊の活躍と波動砲の一撃でゲール艦隊を壊滅させた。しかしこの戦いで古代、山本、真田の3名が負傷してしまう。ちなみに真田の負傷は、愛に破れたメンタルなものだった。

残り根性5、愛2

人類滅亡まであと231日

写真09_バラン星


第9話:決断!!ガミラス絶対防衛線突入!!

ヤマトの前面にガミラス総統デスラーの名を冠したデスラー機雷が立ちふさがった。ヤマトは何とかこの難関を切り抜けた。ただし一連の戦いで愛がなくなってしまったのは痛い。さらに今まで乗組員の精神的支柱であった沖田艦長が遂によってこの世を去った。蘇生チェックにも失敗。

残り根性4、愛0

人類滅亡まであと217日

写真10_デスラー機雷
写真11_沖田艦長


第11話:デスラー総統バンザイ!!

今ごろ何だが、ここへきていきなりデスラー総統から祝電が届いた。

「ヤマトの諸君の健闘をたたえる。今後の戦いが楽しみだ」

って、だから何だよ。と言いたい所だが、祝電を受けると根性が+1される。これは嬉しい。

残り根性4、愛1

人類滅亡まであと210日

第11話:死闘!!神よガミラスのために泣け!!

ヤマトは遂に大マゼラン星雲に到着した。ガミラス本星そのものを持ってヤマトを迎え撃つデスラー総統。それに対してヤマトも総力戦で戦う。ヤマトは勝った。そしてデスラー総統はいずこともなく姿を消す。

残り根性1、愛3

人類滅亡まであと182日

写真02


第12話:イスカンダル!!滅びゆくか愛の星よ!!

イスカンダルに到着したヤマトは、そこでメッセージの主であるスターシアと会う。さらに死んだと思われた古代の兄、古代守がイスカンダルで生存していたことを知ってさらに驚き。

その頃、機関部員の籔が生活班長を拉致してヤマトを脱走。イスカンダルへの残留を希望するが、津波に巻き込まれてあえなく死亡。生活班長は古代たちの活躍により無事救出された。

そしてヤマトは、放射除去装置「コスモクリーナーD」を手に入れてイスカンダルを発進する。

「地球へ向けてしゅっぱーつ」

残り根性1、愛5

人類滅亡まであと168日

写真12_スターシア


第13話:回転防禦!!アステロイド・ベルト!!

地球へ向けて急ぐヤマト。既にバラン星を超えて地球への行程も残り半分を切り、残り約6万光年っていた所で、冥王星を脱出して宇宙を彷徨っていたシュルツ率いるガミラス艦隊が襲い掛かったのである。しかしブラックタイガー隊の活躍でシュルツ艦隊は壊滅。ヤマトは無傷でこの戦いを切り抜けた。

残り根性5、愛5

人類滅亡まであと105日

写真13_シュルツ


第14話:決戦!!七色星団の攻防戦!!

地球まであと3万光年と迫ったヤマトに対して、銀河方面軍司令官に着任したドメルが艦隊を率いて艦隊決戦を仕掛けてきた。ブラックタイガー隊が発進して先制攻撃を加える。さらにヤマトからの一斉砲撃でドメル艦隊は壊滅。何ら戦果を挙げることなくドメル将軍は宇宙に散った。

瞬間物質移送機もドリルミサイルも使えないドメル艦隊。脆いものよのぉ。


残り根性5、愛5

人類滅亡まであと84日

写真14_ドメル


第15話:地球よ!!ヤマトは帰ってきた!!

遂に太陽系に戻ってきたヤマトに対し、ガミラス総統デスラーは最後の攻撃を加えてきた。まずは接弦戦闘で白兵戦を仕掛けてきたデスラー艦に対し、ヤマトはコスモクリーナーDを使用して応戦。デスラーの強襲部隊を撃退する。

続いてデスラー艦はデスラー砲により攻撃を仕掛けてきたが、「そんなこともあろうかと」ヤマトは新開発の空間磁力メッキでデスラーを跳ね返した。デスラー艦は自ら放ったデスラー砲の命中により轟沈。デスラーも戦死した。

写真15_デスラー艦


こうしてヤマトは、人類滅亡まであと49日を残して地球へ帰還した。

西暦2200年10月、宇宙戦艦ヤマト地球に帰還す。

写真03


感想

えーっと、すいません。今回は2回ズルしています。ガミラス到着直前にオクトパス星団と遭遇。その時晴天待ちでなかなか6の目が出ず、実に12週間を要してしまい、「こりゃあかんわ」と思って、ここだけダイスを振り直しました。振り直しの結果はなんと1発目で6が出てしまい、1週間の待期期間でオクトパス星団を突破してしまいました。
もう1回は地球帰還直前の場面。この時は強制的にデスラー総統を引くことにしました。最後の決戦なので少しは派手にやりたかったというのもあるし、実は地球に着いた時に時間が3ヶ月近く余っていたので、少し緊迫感を持たせたいと思ったからです。

ちなみに今回記録したのは3回目の挑戦です。1回目2回目は途中まで行ったところでダメになってしまいました。ある程度コツを掴めばそこそこ行けるようになるとは思いますが、運が悪いと(さっきのオクトパス星団のように)どうにもならない感があります。

ゲームとしては面白かったです。ルールはシンプルで悩む所は少なく、そのくせ各種事件やガミラスとの戦闘等も雰囲気が良く再現されています。アニメ劇中では被弾に対して無敵に思えるヤマトですが、本作では被弾による影響がかなりシビアに再現されており、例えば船体に命中しただけでも生命維持能力が失われ、場合によっては一部乗組員に酸欠死を強要することになります(おー、コワ)。
波動砲や艦載機の扱いも上手くジレンマが再現されており、強力だが発進・収容が不便な艦載機やガミラスの先制攻撃を許すのがもどかしい波動砲等、使いどころが難しいです。

非常に安価な作品(私の場合は入手価格1,000円)なので、機会があれば手に取ってプレイしてみては如何でしょうか

写真17_地球




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