
政治学者ユーチューバーになる
岩田温 ワック株式会社
私の好きな政治学者でありユーチューバーである岩田温氏の著作である。これまで様々な著作や動画により左派勢力の欺瞞性や危険性を世間に知らしめてきた岩田氏。氏の著作はこれまでは全体主義や共産主義、エセ「リベラル」勢力それぞれについて記載した著作が多かった。本書はこれまでのやや「堅苦しい」著作とは異なり、筆者がユーチューバーになった経緯やユーチューバーとしての葛藤や難しさ、そしてユーチューブの今後の可能性について触れた著作になっている。著者は言う。ネット全盛になってオールドメディアは衰退の一途を辿ると。そしてその反動からかオールドメディアは益々左傾化していっていると。さらに筆者はユーチューブの教育への適用についても可能性があるとし、ユーチューブの活用が陰湿なイジメたモンスターティーチャーに対する対応手段となるとしている。
本書の主張に首肯できるかどうかは読者次第だが、少なくとも私は筆者の主張に大いに共感できた。比較的読み易く一気に読み通すことができるので、万人にお奨めしたい1冊である。
お奨め度★★★★
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