立佞武多の館は、JR五能線の五所川原駅(津軽鉄道の津軽五所川原駅)から徒歩10分弱の所にある施設です。何の施設かと言えば、立佞武多と呼ばれるお祭りで使う山車の収納及び制作を行う所。それに加えて、立佞武多について様々な展示を行う施設でもあります。
館内に入るといきなり巨大な立佞武多(正確には立佞武多で使用する山車)の姿が目に入ってきます。計3体。いずれも綺麗に塗装されており、電飾されていて綺麗です。その大きさは全高22~23メートルにも及び、ガンダムよりも大きいです。
エレベーターで4階に上がり、真上から立佞武多を見下ろします。下から見ても大きいですが、上から見下ろしてもまた大きい。さらに上から見た時には立佞武多の核心部分というべき人形の部分をハッキリと確認できます。
見学順路は、立佞武多の周りをグルグル回りながら降りていく。その途中で立佞武多に関する様々な写真や資料を見ていけるというもの。結構ボリュームがあり、じっくり見ると2時間ぐらいはかかりそうです。
さらに30分に1度ずつ立佞武多に関するビデオ上映があり、津軽の自然や風土、人々の暮らしを織り交ぜつつ、立佞武多の準備や当日の様子、さらに熱気などが伝わってくる内容になっています。圧巻なのは立佞武多の出陣シーンで、立佞武多の館に設けられた可動式ブリッジが全て跳ね上げられ、正面の巨大な扉が開いて立佞武多が出ていく様は、まるでガンダムがホワイトベースを発進していく様子を彷彿とさせます。思わず
「アムロ、いきまーす」
と叫んでしまうのは、私ぐらい?
さらに1時間に1回ずつぐらいお囃子の実演があり、実際に立佞武多に参加している方々のお囃子を見ることができます。さらには最後には自身もお囃子に参加して、祭りの雰囲気に浸ることができます。
で、感想ですが、実の所、実際に中に入ってみるまでは「どうせハコモノでしょ」とやや冷めた見方をしていました。しかし実際に入ってみると、その迫力に圧倒されてしまいました。いやー、こんな凄いのなら、もっと早く見ておけばよかった。
さらにこれを見ると、立佞武多の実際の姿を見てみたいとも強く思いました。
これでまた行きたい所が増えた。
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