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旅行で舞鶴に立ち寄った際、舞鶴軍港のクルーズに参加しました。丁度、大型護衛艦「ひゅうが」が修理中であり、修理中の珍しい光景を見ることができるということもあったので、期待大です。
ちなみにこの日は日曜日。クルーズ船はほぼ満員状態でした。

11時に舞鶴港赤レンガ倉庫前の桟橋を出発したクルーズ船は、桟橋付近で掃海艇を見た後、港外に出ると速力を増して外港に向かっていきます。遠方右舷側に見える大型艦が補給艦「ましゅう」。現時点では海上自衛隊で最も性能の良い補給艦で、これまでに何度も海外展開を経験している歴戦艦でもあります。

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続いてクルーズ船は船首を再び港内に向けていきます。前方には空母型護衛艦「ひゅうが」の特徴的な艦尾が見えています。さらに接近していくと「ひゅうが」の全体的なシルエットが明らかになってきます。現在では「ひゅうが」よりもさらに大きい空母型護衛艦「いずも」がありますが、それでも「ひゅうが」型護衛艦の大きさは、現在でも十分に迫力があります。

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さらに修理中のイージス艦「みょうこう」と護衛艦「せんだい」が停泊していました。位置関係の問題上艦尾方向からしか写真を撮れませんでしたが、一応掲載しておきます。

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クルーズ船は海上自衛隊桟橋の手前で左へ旋回し、桟橋の所を疾走していきます。桟橋に停泊していたのは、高速艇「はやぶさ」、護衛艦「あさぎり」、イージス艦「あたご」の3隻。その他、港内作業用の小型船数隻が停泊していました。

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桟橋に戻ってくる直前、港の入口に停泊している多用途支援艦「ひうち」の近くを通りました。この艦は多用途支援艦という名称の通り「なんでも屋」です。故障した護衛艦を曳航したり、大量の物資を被災地等へ送り届けることができるようになっています。

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という訳で桟橋に帰ってきました。
所要時間約35分で料金は1500円。横須賀港で実施しているクルーズに比べると、米軍がいないとか、時間がやや短いとか、ちょっと気になる所もありましたが、珍しい艦を見ることができ、まあそこそこ楽しいのではないでしょうか。