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植民惑星の解放 現在開発中の戦術級ゲーム「植民惑星の解放」(仮称)についてのテストプレイ結果を報告する。
「植民惑星の解放」は、かつて「コンバットアーマー」というタイトルで開発していた作品である。ゲームの概要及び基本システムについては、 こちらの記事 で記載しているので、ご参照頂きたい。

今回、前回に引き続きスタンレー高原の戦いをテストしてみた。



前回からの変更点だけ説明する。
DPLA_Infantry_0まずユニットのレーティングを見直した。白兵戦値である。車両系は2~3、CAは多足型が3、2足型が4で統一した。歩兵は6で統一。ただしダグラムだけは例外で白兵戦値6とした。これは太陽の牙メンバーが駒の中に含まれているとしているため(やや過大評価だが・・・)。
あとは面倒なルールを減らした。白兵戦や側面射撃の制約を緩くしてプレイ中に悩む部分を減らすようにした。逆にダミーのルールは少し複雑にしている。今まではスタックのダミーが剥がれる時には全部剥がれるとしていたが、部分的にダミーをはがすことも可能とした。例えばCAと歩兵がダミー下にスタックしている時、CAが射撃しても歩兵のダミーは剥がす必要はない、という感じである。

シナリオの勝利条件も明確にした。連邦軍の獲得VPを勝利条件とし、マップ北部にある集落を1Hex占領するごとに1VP、ダグラム撃破で1VPとし、3VPで連邦軍勝利、2VPで引き分け、1VPで解放軍の勝利とした。つまり解放軍はスタンレー高地に布陣する解放軍を撃破し、さらに後方の集落を奪う必要がある。
一方の解放軍は、スタンレー高地の狭隘地形で連邦軍の足止めをしつつ、後方から現れる増援部隊を集めて集落を守るという展開になる。当初はスタンレー高地の防衛を勝敗の基準にしていたが、これだと防衛線を守る・守らないという塹壕戦的展開になってしまうので、スタンレー高地では時間稼ぎと出血強要以上のことはできないように調整した。

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されさてどうなることやら。

1Turn

EFA_HQ_0私はフリッツ・マノン中佐。前任のレーク・ボイド氏に代わって先日パルミナ大陸の行政官に就任した。パルミナ大陸ではデロイア独立派のゲリラ共が連邦軍の反乱分子と共同し、パルミナの首都であるドガ市へ向けて進撃中とのことである。私は連邦軍の主力部隊を率いて反乱分子を迎え撃つべく、このスタンレー高地に布陣した。

情報によると、スタンレー高地前面に展開する反乱分子の総数は、兵員が1000~2000名、戦闘車両約100両、コンバットアーマー20機弱とのことである。(下図はスタンレー高地に展開する解放軍)

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EFA_H8RF_0対する我が連邦軍は、兵員数や車両数は反乱分子とほぼ同数だが、戦闘の主力となるコンバットアーマーは約100機を揃えており、圧倒的に有利だ。さらに我々にはデロイア第8軍で最強と謳われている24部隊の改良型ラウンドフェイサー4機も加わっている。

ただ気になるのは、Jロック麾下の反乱分子増援部隊が、スタンレー高地に向けて急行中とのことであった。Jロック隊が加われば、我々の数的な優勢も怪しくなる。さらに反乱分子がダグラムやヘイスティといった強力なコンバットアーマーを主力機としているのに対し、我々の方は最新鋭のブロックヘッドC型の他は、在来型のラウンドフェイサーや既に旧式化しているクラブガンナーも含まれている。つまり質的な面では、我々の方が劣勢に立っているのだ。

そこで私は反乱分子に先制攻撃を加えてこれの撃滅を図ることにした。Jロック隊が到着する前に反乱分子の本体を撃破してしまおうという魂胆である。反乱分子としても今までの「勢い」を殺さないために、我々との対決を避けることはできないだろう。時間は彼らの味方であるから、速戦即決こそ勝利への第1歩だ。

「未だ敵発見の報告はありません」

副官が報告する。
我々の前衛部隊は、既にスタンレー高地に取りつきつつあった。反乱分子はスタンレー高地に潜んでいる筈だが、未だに彼らは動きを見せていない。

奴ら、何を企んでいるんだ?

微かな不安が胸をよぎる。

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2Turn

DPLA_ Guerrilla_0「前衛部隊より報告。約1個中隊のゲリラ兵を前方の森に発見しました」

副官より報告が入る。
やはり森の中に潜んでいやがったか。小癪な奴らめ

「直ちに敵を殲滅、突破口を啓開せよ」

命令が飛ぶ。待機していたクラブガンナーがゲリラ兵に集中砲火を浴びせる。何度かの射撃後、ゲリラ部隊は殲滅された。啓開された突破口に機動力の高いブロックヘッドやラウンドフェイサーが飛び込んでいく。恐らく第1線を守っているのは敵の歩兵だけだ。敵のコンバットアーマーは第2線にいるらしい。これを殲滅するのが重要だ。雑魚に構っている時間がない。

他にも敵兵報告が相次ぐ。一部ではゲリラ側も反撃を開始し、数機のコンバットアーマーが撃破された。視界の効かない地形では、歩兵の近接突撃でもコンバットアーマーを破壊することは十分に可能なのだ。小癪なやつらめ。

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3Turn

DPLA_F4X_0「敵らしきコンバットアーマー発見、これより交戦に入る」

最前線を進むブロックヘッド隊から連絡が入った。敵は新型のヘイスティらしい。ダグラムはまだ姿を見せていない。その後の報告で敵の兵力は十数機とのことであった。他に5~6両程度の車両も森の中に潜んでいるらしい。

突進中の我がコンバットアーマー隊は、敵の待ち伏せ攻撃を食らう形となった。ブロックヘッド2個小隊とラウンドフェイサー4個小隊が撃破されてしまう。ただし、こちらも反撃でヘイスティ1個小隊を撃破した。損害比率ではこちらが不利だが、待ち伏せを食らったことと、最初の戦力比から考えれば、この損失比は悪くない。

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つづく

植民惑星の解放 決戦アバオアクー ソロモン夜襲戦 海空戦南太平洋1942