2024年11月24日 書籍紹介「空飛ぶタイヤ」 空飛ぶタイヤ 池井戸潤 講談社文庫 面白い。とにかく面白い。テーマは2004年に実際に起こった三菱ふそうによるリコール隠しをテーマとした社会派小説だが、単なる社会派小説の枠を超えて、エンターテインメントとしても一級品だ。逆にストーリーが面白すぎるだけに、現実の話とはある程度線を引いて理解した方が良いかもしれない。なお、評者は会社員時代に品質保証を担当していたので、他人事とは思えない部分があった。「俺たちの箱根駅伝」に比べるとやや勧善懲悪がハッキリしていて、その分読後感の爽快感では「箱根駅伝」の方が良かったかも・・・。お奨め度★★★★ 「読書」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 記事の評価 リセット リセット 顔 星 情報を記憶 コメントを投稿する
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