241010_陸王

陸王

池井戸潤

陸王
最近Amazon Audibleでハマっているのが池井戸潤作品。日々の散歩や旅行先でのドライブの友に欠かせない存在となっている。この陸王も期待に違わない素晴らしい内容だった。
今回の主人公は埼玉県行田市にある足袋メーカーの社長である。服飾文化の変化により足袋業界全体が斜陽産業となり、主人公の会社も右肩下がりの状況が続いている。そんな中、主人公は取引先銀行の奨めもあって新事業を企画する。それはランニングシューズの開発だった。主人公たちはライバル企業や実業団のランナーたち、新技術開発など、様々な困難に遭遇しながらも、それを乗り越えていく。この困難との遭遇とそれを乗り越えていく過程は、これまで読んできた池井戸作品と共通する部分で、興味深く読め(聴け)た。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、とにかく一度読み(聴き)始めたら、最後まで読み(聴き)たくなる面白さだ。

お奨め度★★★★


陸王 空飛ぶタイヤ 半沢直樹1 下町ロケット(1)