唐津城は、佐賀県唐津市の海岸にある城です。海のすぐ近くに張り出した平山城で、石垣の一部は海面に面しています。城の両側に広がる海岸には美しい松原が広がっていて、そのために別名舞鶴城ともいわれています。
そんな唐津城に行ってきました。
JR唐津線に乗って唐津に着いたのは1430頃。唐津駅は、唐津線と筑肥線が交差する佐賀県北部の有力駅です。しかも筑肥線は地下鉄経由で福岡空港に向かう路線と唐津から伊万里に向かう路線で完全に分離されているので、事実上3本の路線が乗り入れている感じになります。
唐津城までは駅から徒歩で20~30分です。途中で唐津の昔ながらの市街地を抜けていくので、歩くのも楽しい街歩きです。やがて松浦川の支流町田川?の向こうに唐津城の石垣と天守閣が見えてきます。
さらに川沿いを歩くと、松浦川との合流点付近に「城内橋」と呼ばれる古風な橋が見えてきます。これを渡ると、松浦城の城内に入っていきます。
橋を渡ると唐津城に向かう石段が見えてきます。エレベーターもあるそうなのですが、折角なので石段を歩いてみましょう。この旅行は12月16日に行ったのですが、未だに紅葉が綺麗です。
石段を登り切ると、天守閣前の大広間に出てきます。ここから見ると近くの海が綺麗に見えます。
目の前に見える唐津城の天守閣です。近くで見ると結構迫力がありますね。ちなみに天守閣は復元天守なので、中身は鉄筋コンクリートです。内部には城の歴史などが展示されているのですが、有料(500円)だったので、今回はパスです。
帰りはエレベーターを使いました。このエレベーター、なんと有料(100円)です。ちょっと勿体なかったのですが、斜行エレベーターというのが珍しそうだったので、利用してみました。実態は「地下鉄みたい」でした。
エレベーターを降りると、目の前に松原の広がる海岸線です。福岡や佐賀の海岸線によく見る風景です。
帰りはのんびり市街地を見ながら駅に向かいました。今回は短時間の滞在でしたが、機会があればじっくりと歩いてみたい唐津の町でした。




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