241121_不毛地帯3

不毛地帯3

山崎豊子 新潮文庫

不毛地帯3
第3巻では自動車業界の統廃合がテーマとなっている。戦後急成長を遂げた日本の自動車業界と、日本進出を睨む米国ビックスリー。フィクションなので会社名こそ架空の名前になっているが、社名などから実際の会社名にオーバーラップさせるのは容易。さらに主人公の身辺にも波乱が巻き起こってくる。怒涛の第3巻といった感じだ。ちなみに本書を読んでいると、どうしても唐沢寿明、小雪、のイメージが重なってしまう。里井副社長役の岸部一徳さんは名演技だったなぁ・・・。

お奨め度★★★★


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