福島駅から西に広がる吾妻山系は温泉地の宝庫です。
その中のひとつ、標高約1200メートル、鬼面山の麓にある昔ながらの温泉地が、新野地(しんのじ)温泉です。
温泉宿自体は鉄筋コンクリートの立派な建物になっていますが、別棟の温泉は昔風の木造。私が行った時には真冬だったので、内湯の中にも雪が吹き込んできました。
露天風呂はもっとワイルドで、雪の積もっている吹きさらしの通路を数十メートル歩いていく必要があります。これって普通の道なら何ともないのですが、薄着で吹雪いている中を歩くことを考えると・・・。
泉質は硫黄泉が中心で、白濁した湯が特徴。温泉地らしい硫黄泉がそこかしこから漂ってきます。湯温は適温でやや温い感じ。ネコ肌?の私でも入りやすいお湯でした。ずっと浸っていたい感じです。特に露天風呂は、周りが寒いので、お湯の中が天国のようでした。
今回は温泉宿に宿泊したので、晩御飯もここで食べました。いわゆる秘湯なので宿泊料は決して安くはありませんが、鄙びた雰囲気の中でゆったりとした気分に浸るには丁度いい場所だと思いました。
朝ごはんも美味しかったです。
別館の内湯は打って変わってモダンで清潔な感じでした
お奨め度★★★★




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