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台湾糖業博物館は、台湾の砂糖産業の歴史と発展を紹介する施設です。かつて台湾の主要産業の1つであった製糖業の遺産を保存・展示し、訪れる人々にその歴史的重要性を伝えています。高雄MRTの紅線「橋頭糖廠駅」で下車。駅から徒歩5分ぐらいの場所にあり、アクセスは良好です。

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中に入ると,
かつてサトウキビを運ぶために使われていた狭軌鉄道が敷地内に保存されています。サトウキビ輸送に使われていた機関車や貨車、トロッコが展示され、は蒸気機関車の動態保存運転も行われているそうです。乗車体験ができることもあるそう。こういう風景って「鉄心」をくすぐるものがあります。

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さらに歩いていくと、製糖工場の巨大な外観が見えてきます。こういう風景は廃墟マニアの心をくすぐります。

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工場内も見学可能で、台湾の砂糖産業の発展を詳しく紹介するパネル展示や、当時使用されていた機械・道具が展示されています。内容はサトウキビの収穫から砂糖ができるまでの工程の解説、日本統治時代から現代に至る製糖業の変遷等の説明です。中国語が読めないので雰囲気を感じるだけで我慢しました。

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外に出ると巨大な煙突があって、台湾における砂糖産業の意味を現在に伝えているようでした。

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この施設に立ち寄ったのは本当に偶然で、この駅近くにある魯肉飯の美味しい店に立ち寄るのが目的でした。駅のすぐ近くにこんなすごい所があったなんて、本当に台湾は奥が深いです。

・橋頭糖廠





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