F4F Wildcat South Pacific 1942-43
Edward M.Young Osprey
1942年8月~翌年6月までのF4F Wildcat戦闘機隊の戦いを主に米側の視点で記した著作。海兵隊、空母部隊の両方のF4F部隊について扱っている。ガダルカナル防空戦、第2次ソロモン海戦や南太平洋海戦、そしてガダルカナル戦後のい号作戦やレンドバ上陸戦などの戦いに触れている。中部ソロモンでの護衛空母搭載機部隊の戦い等は興味深い。パイロットの視点と部隊全体での両方の視点から戦いを描いているが、網羅性にはやや乏しく、またデータ分析の面でもやや弱い。ただし米軍側から見た数値だけではなく、日本側の数値にも触れている。驚くべきは米側パイロットの生還率の高さで、撃墜されたパイロットの半数以上が生還して戦線に復帰している。「撃墜されたらほぼ最後」の日本側パイロットに比べてその差に驚く。
お奨め度★★★
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