不毛地帯4

山崎豊子 新潮文庫

不毛地帯4
第4巻では近畿商事が中東における石油事業に乗り込んでいく様が描かれている。その中で壱岐は近畿商事ナンバー2の里井との対立を深めていくが、その里井が心臓病で倒れたことから、壱岐の近畿商事での立場がいよいよ高まっていく。
その一方で妻を失った壱岐は、秋津千里と急接近し、恋人関係になる。それに気づいた息子、娘は複雑な反応を示し、壱岐と子供たちとの間で溝が深まっていく。
順調に出世を続ける壱岐だったが、その前途には暗雲が立ち込めてきたという第4巻

お奨め度★★★


不毛地帯1~5 不毛地帯1 不毛地帯2 不毛地帯3
不毛地帯4 不毛地帯5 白い巨塔1 二つの祖国1