沈まぬ太陽2-アフリカ篇・下
山崎豊子 新潮文庫
日本航空(Japan Air Line:JAL)での労働争議をメインテーマとした小説で、組織名こそ変えているが、実在の組織や事件を扱った社会派小説である。
第2巻では、カラチ赴任から2年が経過した主人公の恩地元が新たな赴任地であるテヘランでの生活を始めた所から始まる。会社の内規を無視して恩地に対する過酷な嫌がらせ人事を続ける会社に対し、恩地は組合や社長本人への直訴などで対抗するが、いずれも功を奏せず、恩地はテヘランそして次の赴任地であるアフリカ・ナイロビへの転任を命じられる。果たして恩地はナイロビの地で何を見るのか。そして恩地は日本に戻れるのか?
主人公の海外赴任と東京での家族や組合の動き、そして航空安全にまつわる様々な事象が絡み合って読んで(聴いて)いて全く飽きない。さすがはベストセラー作家である。早く続きが読みたいと思う。
お奨め度★★★★
コメント