いつも秋になると出かける北海道の大雪山系。
今年の秋山も大雪山系の赤岳(2,078m)へ。紅葉の名所として名高い銀泉台を起点に歩いてきました。
銀泉台から出発
例年この時期は大雪湖レイクサイトからシャトルバスが運行されていて、シャトルバス利用で銀泉台に入るのがパターンなのですが、今年はシャトルバスの運行が土休日のみとなり、平日は一般車が銀泉台の駐車場に直接上がるパターンになりました。ただし途中の道路が幅員が狭く離合が困難な場所が多いので、時間帯を決めて上り専用、下り専用で運行されるようです。この方式は有難い。層雲峡に前泊し、宿を5時過ぎに出発。車で約20分の大雪防災センター近くの分岐に着いたのは0540頃。ゲートが開く6時前まで車内で待機します。
6時前にゲートが開いたので、車で山道を登っていきます。距離約15km、所要時間約30分で銀泉台の駐車場に到着。そこでトイレなどの準備を整えて出発したのは6:30頃でした。まだ空は曇っていましたが、登山口周辺からすでにナナカマドやダケカンバが色づき、山全体が秋の装い。出発直後から気分が高まります。
第1花畑
赤岳登山口から急な登りを10分間ほど登ると、いきなり眼前に紅葉の絶景が出現します。これが有名な銀泉台の紅葉で、北海道の大雪地方を代表する紅葉風景です。天気が曇り気味なのがやや残念ですが、それでも美しい紅葉が広がっています。さらにそこから山道を登っていき、30分ほど歩いた所が第1花園です。ここは銀泉台の紅葉を真上から眺められるポイントで、赤岳登山コースの中でも屈指の絶景ポイントです。夏には高山植物が咲き乱れる場所ですが、秋には一面が黄金色と深紅の世界に変わり、草紅葉が斜面を染め上げていました。
駒草平から第三雪渓へ
さらに岩のゴロゴロする歩きにくい登山路を少しずつ上がっていき、第2花園、奥の平を過ぎると、視界の広がる気持ちの良い高原地帯に出ます。ここが駒草平。その名のとおり夏にはコマクサが咲く台地で、この時期は赤や黄色のグラデーションが鮮やかに広がっていました。ここから見上げる赤岳の姿は堂々としていて、山頂への期待が高まります。ここから歩いてやがて前方に見えてくるのが第三雪渓。さすがに秋になるともう雪は見えませんが、斜面上に赤や黄色の斜面が広がり、曇り空ながらも美しいコントラストを見せていました。
赤岳山頂へ
第三雪渓からは急な登り坂になり、息を喘ぎながら登り切った所が第四雪渓。ここは第三雪渓のような派手さはありませんが、草紅葉が美しい場所です。そこからさらに歩いて最後の急登を登り切れば。そこが標高2,078mの赤岳のピークになります。生憎空は灰色の雲に覆われていましたが、遠方に錦秋の大雪山が見えていました。天候に恵まれなくても、ここに立てた喜びは格別です。青空に映える紅葉
下山を始め、再び駒草平に戻ってきた頃、ついに青空が顔を出しました。雲が切れて光が差し込むと、紅葉が一気に鮮やかさを増して輝き出します。思わず足を止め、その美しさに見入ってしまいました。あまりの感動に、第三雪渓まで引き返して紅葉を撮り直すことにしました。太陽の光に照らされて青空の下に光り輝く紅葉は、やはり曇り空とは違った魅力がありました。
第1花園まで戻ってきた時、折り悪く下から霧が上がってきたので霧が晴れるまでベンチで休憩しました。霧が晴れたタイミングで第1花園と銀泉台で青空を背景に美しい紅葉写真をたっぷり撮影しました。















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