滝山城は、東京都八王子市に位置する城郭で、鉢形城と同じく北条氏における関東制圧の拠点となった城郭です。北条氏康の三男である北条氏照が拡張したと言われています。武田氏との戦いでは、滝山城三の丸まで攻め込まれたが、辛くも撃退したそうです。
滝山城趾下のバス停から山の方に入っていき、緩やかな坂道を少し上がると、そこが滝山城の城跡になります。空堀がいくつも掘られて複雑な地形を形成しており、この城が攻め難い城であることを如実に示しています。三の丸、千畳敷、二の丸等があり、その際に中の丸、本丸があります。本丸と中の丸の間には木橋が架けられており、また本丸の先端からは眼下に広大な多摩川の流れと拝島周辺の景観が伺えます。
お奨め度★★★
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