前回の蓼科山登山で、山頂を目前にして登頂を断念した私としては、何としても冬季の蓼科山登山は完遂したいと思っていました。そこでコロナウィルス騒ぎで世間が静かな今がチャンスとばかり、3月上旬の金曜日に再び蓼科山を目指すことにしました。
今回は、写真を中心にして登山の経過を報告します。
レンタカーを借りて登山口である女神茶屋に到着したのが0900過ぎです。平日ということで人が少ないかなと予想しましたが、前回ほどではないにせよ、前回の半分ぐらいの車が既に駐車していました。
登り始めて最初は雪が少ないです。
最初の登りが過ぎると、少し雪が増えてきました。
登山開始約1時間。2つ目の急登にかかると、雪が徐々に増えてきました。
登山開始約2時間。最後の急登です。これが一番キツイ。
登山開始約2.5時間。森林限界が見えてきました。
ここが森林限界。前回はここで引き返しました。前回同様南八ヶ岳の山々が綺麗に見えています。
ここからは遮るもののない岩場の道。夏ならなんてことない登山路も、冬はスリップ1つであの世行きです。
山頂に到着。周囲は遮るものがない絶景です。
にゃんこも一緒に記念撮影
下りはより慎重に。危険度はむしろ増しています。
森林限界に戻ってきて最後に山頂を振り返ります。
急斜面の下りを終えて、安全地帯まで降りるとホッと一息
最後の斜面は雪が溶けていたので、アイゼンを外して歩きました。
今回の所要時間は登り約3時間、下り約2時間なのでほぼコースタイム通りでした。雪山であることを考えると、コースタイム通りというのは概ね好成績と言えます。とはいえ、登り斜面でペースを上げられなかったことや下り斜面での歩行技量等はまだまだですね。雪山登山の脱初心者はまだまだのようです。
今回は初めて日帰りで蓼科山を登りました。家から始発に乗っても茅野到着が9時を過ぎるので、早朝自家用車で高尾駅まで行き、コインパーキングで車を停めてJRで高尾から茅野まで移動するプランとしました。このプランだと高尾~茅野間でひと眠りできて体力的にも楽。しかも18切符が使えると往復の電車賃もかなり安くなります。難点は帰りの車中でビールが飲めないことですが、これは自家用車でも同じこと。それよりも帰りの運転時間が減ること(高速道路の長時間運転は結構疲れる)や、渋滞を気にする必要がないこと、さらには帰りにゆっくり寄り道できること(高尾には終電までに着けば良い)、そして高尾から先の首都圏内の移動が楽になること等、メリットが大きいです。今後も八ヶ岳方面へのミニトリップでは積極的に使っていきたいプランになりました。
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