全世界的に猛威を振るっているコロナウィルスの脅威はまだまだ収まる気配がありませんが、日本では2020年4月に発令された緊急事態宣言が5月終盤に解除され、その後徐々に経済活動が回復してきました。そして6月19日に都道府県を跨いだ移動も自粛解除になり、国内移動が自由に行えるようになりました。

早速旅行に出かけたい所ですが(この記事は6月21日に書いています)、列車の混み具合等も気になる所なので、まずは近場の日帰り旅行に出かけることにしました。行先は東京都西部の高幡不動。 昨年の冬に訪れて 以来2度目ですが、今回は紫陽花の綺麗な時期を狙っての旅行です。

午前9時頃に京王線の高幡不動駅に到着。駅から徒歩2~3分で高幡不動に到着です。列車内での三密が気になる所ですが、ちなみに列車はガラ空き。これは良いことでした。

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高幡不動とは、正式には高幡不動尊金剛寺という名称で平安初期に建立された真言宗のお寺です。また新選組副長の土方歳三の菩提寺としても知られており、入り口の所に土方の銅像があります。

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まずは表の所にある紫陽花を見ます。

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続いて裏山へ。この裏山ともいうべき不動ヶ丘はハイキングコースになっていて、88体の地蔵が建てられ「山内八十八ヶ所巡拝路」と呼ばれています。紫陽花の綺麗なのはこのコースで、地蔵を見ながら紫陽花の花を楽しめます。

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一番高い所は比高にして100m弱の小高い丘です。眼下に付近の街並みが綺麗に見えています。

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裏側に回ると紫陽花の花は少し少なくなります。その代わりゆっくりと森林浴を楽しめる山道になっています。

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最後のクライマックスは五重塔の近くに咲き乱れる紫陽花の花。色とりどりの花々が楽しませてくれます。

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1周の所要時間は1時間弱。適度なアップダウンがあり、軽い運動には丁度良い場所でした。

つづく

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