北畠氏とは、南北朝の騒乱の際、宮方について武家方を苦しめた北畠親房、顕家親子らの一族である。他には織田信長の次男北畠信雄も北畠氏になる。
多気北畠氏城館とは、北畠親房の次男、三男(北畠顕家の弟)が伊勢に拠点を築いた際、城郭として整備されたのが始まりという。

駐車場に車を停めると、目の間には北畠神社なるもがあり、そこがかつて多気北畠氏城館の中心があった場所になる。社務所で300円を支払うと、国の名勝に指定されている庭園に入ることができる。

城郭自体は北畠神社の裏手にある霧山に築かれた山城になっていて、土塁などが残されている他、北畠神社の近くには当時の石垣が残されているとのことであった。

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