台湾で軍用機、しかも実用機を見られる場所です。
高雄の郊外、岡山にある施設で、近くには空軍士官学校等もある台湾空軍の後方支援設備の一角にあります。
捷鐵(MRT)南岡山駅又は台鐵(TRA)岡山駅が最寄り駅になりますが、駅からやや離れている上、近くにバス停もない(私が調べた限りは)ので、タクシーが便利です。私は南岡山駅からタクシーを利用しましたが、料金は200元(約720円)でした。
入場料200元を払って中に入ります。この施設は元々航空機に関する知識を一般に普及することが目的に建てられたようです。従って中には「なぜ飛行機は飛ぶのか」的な説明書きもありました。
とはいえ、我々のような人間が一番期待するのは実機展示です。高まる期待を一旦は押さえて、まずは展示経路に沿って進みます。
1.各種装備類展示
最初に入った部屋には航空機に関する各種装備が展示されていました。これだけでまずびっくり。1000ポンド爆弾、ナパーム弾の他、レーザー誘導爆弾、各種ミサイル、シミュレーター等が飾ってありました。上の写真は爆弾類です。スネークアイ高減速爆弾の構造が手に取るようにわかります。意外とシンプル、というか武人の蛮用に耐える構造になっています。2000ポンドレーザー誘導爆弾GBU-12の実物は、あまりの大きさにビックリ。天井をぶち抜きそうな勢いです。
上は各種ミサイル。AGM-12ブルパップ、AIM-9Bサイドワインダーといった米国製ミサイルの他、台湾国産の天剣1型。天剣2型といったミサイルが飾ってありました。
これは何か古臭い感じのシミュレータです。
地上設置型の20mmバルカン砲。基地等の近接防空用です。
2.エンジン類
隣のブースは航空機用エンジンの実物が展示されていました。これはレシプロエンジンの傑作として名高いR-2800です。F4Uコルセア、F6Fヘルキャット、P-47サンダーボルト等の心臓部です。
台湾空軍の主力戦闘機であったF-5E/Fシリーズのエンジンです。
3.実機展示
高まる機体に胸を膨らませながらいざ実機展示ブースへ。ここには野球場ぐらいの広さがある展示スペースに、第2次大戦から冷戦期まで中華民国の空を守った各種軍用機が一同に展示されています。まず最初に目を引くのは共産陣営の航空機。MiG-15、17、19、21及びIl-28が飾ってありました。これらは中国、北朝鮮等も保有しており、我々にとっても無視できない存在です。それにしてもこのような機体をどのように入手したのか。現地語及び英語で書かれた説明書きによれば、どうやら亡命機を入手したものだそうです。
下の写真は、台湾の空を守った戦闘機、偵察機です。F-100スーパーセイバー、F-5Fタイガー、RF-101ブードゥはいずれも初めて見る機体です。F-104C/Gは同類のF-104Jを日本で見たことはありますが、このサブタイプを見るのは初めてです。
S-2トラッカーは鹿屋基地で見たことがありますが、台湾だとまた雰囲気が違って興味深い。AT-3攻撃機は初めてみました。もう1つ。飛行艇タイプの哨戒機もお初です。
もう1つの見どころは大戦機です。P-51Dマスタングはかつて龍ヶ崎に来た時に実機を見ました。P-40、i-15は初めて。それにカーチスホークという戦闘機も、名前はよく聞きますが、実機を見るのは初めてです。
とまあ、こんな感じの設備です。我々飛行機スキ、軍用機スキなら堪らない設備で、お腹いっぱい、1~2時間ぐらいなら平気で遊べます。恐らく皆様にとっても初めて見る機体が数多く展示されているので、台湾南部に行く機会があれば、是非立ち寄ってみてください。
私も1度とは言わずに何度でも行ってみたい施設です。
お奨め度★★★★★






























コメント