もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:読書 > 鉄道書籍

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新台湾時刻表2019年1月

日本鉄道研究団体連合会

台湾鉄道の時刻表だが、日本の時刻表と同じ様式で記載されている。それもそのはず。本書は日本の有志が製造した同人誌である。同人誌とはいえ時刻表としては十分に正確な内容(だと思う)で、鉄道旅行には重宝する筈だ。コンパクトな1冊なので、台湾旅行の友としては最適である。

お奨め度★★★

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台湾鉄道の旅

イカロス出版

今年の春に台北旅行をし、その時に台湾旅行の面白さにハマってしまった。次は台湾国鉄に乗ってみようと思い、早速購入したのが本書だ。高鐵と呼ばれる台湾新幹線をはじめ、最近注目されている南廻線、観光路線として有名な深奥線等の路線、特徴ある車両群、魅力的な駅舎、さらには各種駅弁等が紹介されている。また実用的な内容として外国人向け格安チケット等も紹介されており、台湾鉄道旅行には必携の1冊といえる。

お奨め度★★★

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旅と鉄道 2013年4月号

特集は時刻表探検。時刻表の魅力、時刻表の歴史、時刻表を使ったトリック等、時刻表について様々な側面から紹介している。鉄道黎明期や昭和時代の名車等も写真付きで紹介されており、読み応え十分である。

お奨め度★★★

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昭和電車少年

実相寺昭雄 筑摩書房

この本の著者=実相寺昭雄さんについては、知る人ぞ知る、ウルトラシリーズの監督/脚本で知られています。有名な所では、メトロン星人とモロボシダンが卓袱台を挟んで語り合う「狙われた街」や、ロボット長官が人間を支配する「第四惑星の悪夢」等、後に傑作と呼ばれる作品を数多く手がけています。

実相寺昭雄さんは、鉄道マニアとしても知られているそうです。本書はそんな実相寺さんが日本国内の様々な鉄道について語った短編集です。路線紹介あり、車両紹介ありと盛り沢山で、結構読み応えがあります。紹介されている路線や車両にしても、現在のものだけではなく、過ぎ去った昭和時代のモノ、中には戦前に活躍していた車両にも筆が飛んでいます。私は人よりも多分鉄道に詳しいハズですが、そんな私でも本書に登場する型式の過半は理解できませんでした(40年以上も前の車両なんて知らんよ)。

本書を読んでいて感心するのは、実相寺さんの風景を見る目が実に細やかなことです。夕焼けに染まる街、風呂屋の煙突、火の見櫓、ドラム缶の積まれた空き地、郵便局、酒屋・・・・。こういったものを見る実相寺さんの目線は優しく、そのような光景が失われていくことを悲しむ実相寺さんがそこにはいます。「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」で見た昭和テイスト溢れる実相寺作品の背景には、豊かな感受性があったんだな、と思わせてくれる作品でした。

お奨め度★★★

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鉄道ダイヤ情報2008年11月 交通新聞社

私は所謂「鉄」ですが、鉄道雑誌はあまり読みません。本屋で立読みすることはあっても、購入して読むことは稀です。以前は「旅と鉄道」を時折購入していましたが、これは鉄道雑誌といっても旅行誌に近いものでしたから・・・・。
そんな私ですが、先日本屋で主題の雑誌を見つけて思わず購入していました。特集記事に惹かれて。
その特集とは「京阪電車」。
私と京阪電車との関りについては、以前に何度か記事にしたことがあります。そういった意味からは「京阪電車」と聞いただけで何故か心動かされるものがありました。


記事の方は、中之島線開業に伴う新ダイヤ、新車両についてです。中之島線については、次回関西方面へ出かける際に試乗してみようと思っているので、レポートはその時に改めて。車両については「随分と新しい車両が増えたな」というのが第一印象です。私の中の京阪電車といえば、先頭車両に通り抜け用扉がついたタイプが主流(所謂1000~2000系クラス)だったのですが、今では前面非貫通型の7000系や9000系が主流となっている模様。また塗装についても、私の中での京阪電車といえば、ライトグリーンとダークグリーンの2色に塗り分けられたシンプルなデザインが特徴でした。しかし本誌を見るとホワイトとグリーンを基調したモダンなもの(7200系)や、中之島線用にエレガントブルーとスマートシルバーで塗装された3000系も登場しているようです。3000系なんて「これが京阪?、阪神かどこか別会社じゃないの?」と思う次第です。

単価\870で高いか安いか判断の難しい所ですが、ノスタルジーに浸ることができたという点では、私的には「買い」でした。

P.S. 今度京阪電車を全線乗り潰してみようかな。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/a/5/a5e99bbf.jpg
私の中での京阪電車のイメージといえば、コレです。

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