ゲームマーケット2020秋 に参加した際、購入したゲームです。
ウォーゲームではなく、ユーロ―系と呼ばれるゲームでしょうか。ブース前で配っている猫カバンが欲しかった(実は無料で貰えることは後に気づいた)のと、猫の絵柄が可愛かったからという動機から購入しました。
猫の絵柄が登場しますが、基本的に猫はゲームに関係ありません。2~4人のプレイヤーが協力して1~30の数字が書かれた数字カードを2つの山に積んでいって、全部カードを処理できればプレイヤーの勝利という内容です。山に積む際には、1つの山は正順(小さい数字カードから順番に積んでいく)、もう1つの山は逆順(大きな数字カードから順番に積んでいく)に積むという制約があります。例えば正順の方は1,2,3,4・・・という順番に積んでいけば、確実に全てのカードを処理できるのですが、手札やイベントカードに邪魔されてなかなか上手く行かない、ということになります。
本作はもう1点、アサシンという存在があります。これはプレイヤーの中に紛れてプレイヤーの活動を妨害するプレイヤーのことです。アサシンは自分がアサシンであることや他のアサシンの存在を知っていますが、プレイヤーはアサシンが誰か知りません。しかもアサシンがいない場合もあるので、話がややこしい。アサシンの勝利条件はプレイヤーの逆でカードの処理に失敗することですが、仮にカードの処理に失敗しただけではダメ。カードの処理に失敗した場合には「投票」という処理があり、その時全員がアサシンと思う人を指名します(同時に)。その時最多票を獲得した人がアサシンだった場合、アサシンは逮捕されて敗北します。従ってアサシンは自身がアサシンとはバレないようにしつつ、プレイヤー達を妨害する必要があります。
ルールは簡単で1回のプレイ時間は10~20分程度。パーティゲームとしても楽しい作品なので、万人にお奨めできます。