もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:旅行・登山 > ミリタリー

山梨県・鳴沢村にある「河口湖自動車博物館・飛行舘」を訪問しました。
この博物館は毎年8月の1ヶ月間だけ開館する幻のスポット。
特に飛行機好きにはたまらない展示が揃っています。

✈️ 航空機展示の見どころ
・零式艦上戦闘機(二一型・五二型)
・一式戦闘機「隼」
・一式陸上攻撃機
・世界で唯一復元された艦上偵察機「彩雲」
・栄エンジンや各種部品の展示

🚗 さらにクラシックカーも必見!
黎明期から現代までの名車やレーシングカーも展示され、
クルマ好きも楽しめます。

8月限定の貴重な公開なので、ぜひ一度は訪れてほしい博物館です!

#河口湖自動車博物館 #飛行舘 #零戦 #彩雲 #クラシックカー #戦闘機

・河口湖自動車博物館





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250826_横須賀軍港巡り

2025年8月、横須賀港を観光船「軍港巡り」で一周してきました!  
普段は見られない珍しい艦艇が来航しており、大迫力の景色を堪能。  

・イギリス最新空母「プリンス・オブ・ウェールズ」  
・駆逐艦「ドーントレス」  
・ノルウェー海軍フリゲート艦  
・米海軍や海上自衛隊の艦艇  

など、国際色豊かな軍艦が一堂に集結!  
横須賀ならではの海の風景をぜひご覧ください。  

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以前に動画を紹介した「太刀洗平和記念館」へ再び訪れてみた。



この地にはかつて「東洋一」と称された陸軍の大刀洗飛行場が広がっていた。今ではその痕跡もほとんど残っていないが、記念館の中に足を踏み入れると、そこに蓄えられた静かな記憶の重みに圧倒される。

日本海軍局地戦闘機 震電 モデリングファイル まず目に飛び込んでくるのは、異形の戦闘機「震電(しんでん)」の実物大レプリカだ。

写真00


後退翼と後部推進式のプロペラという特異なシルエットは、他の日本機とは一線を画す。試作機として終戦直前にようやく姿を現した幻の機体だが、その革新的な設計は、戦局を挽回せんとする当時の焦燥と技術者たちの執念を物語っていた(実態は駄作機だけどね)。

写真01


世界の傑作機スペシャル・エディションVol.6 零式艦上戦闘機 その横には、零式艦上戦闘機、いわゆる「零戦」の実機が鎮座している。翼端を四角に整形した三二型だ

写真02


戦後にアメリカで保管されていたものを日本に戻し、丁寧に修復されたという。機体の金属の質感、細部にわたるリベットの打ち方まで間近に見ることができるのは貴重だ。小柄ながらも流麗なフォルムからは、日本機らしい美しさが伝わってくる。

写真03


中島陸軍97式戦闘機 さらに進むと、九七式戦闘機(九七戦)の実機が展示されていた。
こちらは零戦の前の世代の主力戦闘機だが、現存機が非常に少ない中で、こうして原形を保った姿に出会えるのは奇跡に近い。空冷エンジン、そして開放式の風防。古典的な戦闘機の姿が、逆に戦争初期の日本の空の様相を鮮やかに思い起こさせた。

写真04


展示室を巡りながら、戦争で命を落とした若者たちの遺影や遺書に目を向けると、自然と胸が締め付けられる。機械としての飛行機の美しさと、人間としての悲しみの記録。その両方が、ここには確かに息づいていた。

記念館を後にして、車で数分の場所にある「掩体壕」へ向かった。

かつて戦闘機や爆撃機を空襲から守るために造られたコンクリートの防御壕で、現在では筑前町が整備・保存している。

写真05


草に覆われた静かな田園の中に、ぽっかりと口を開けるようにして掩体壕が残されていた。

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巨大なコンクリートのアーチが、今も当時の緊張感と重圧を無言のまま伝えてくる。中に立つと、空をにらむように広がっていた飛行場の喧騒が、幻のように脳裏に蘇る。

写真07


ここ太刀洗は、かつて空へと旅立った多くの若者たちの出発点だった。 今はその静寂の中に、戦争の記憶と、平和への祈りが深く刻まれている。

日本海軍局地戦闘機 震電 モデリングファイル 世界の傑作機スペシャル・エディションVol.6 零式艦上戦闘機 中島陸軍97式戦闘機 特攻隊員と大刀洗飛行場


日本海軍艦艇の航跡

宮永忠将 イカロス出版

日本海軍艦艇の航跡
ウォーゲーム愛好家としても知られ近年はYouTube動画でも活躍している宮永氏が日本海軍の艦艇を艦種別に語った著作である。空母、戦艦などの艦種別に日本海軍艦艇の生い立ちとその戦跡を追いつつ、彼女らが戦局にどのように貢献したのか。あるいは貢献できなかったのかについて記述している。各章は比較的短文で読みやすく、読んでいて楽しい文章だ。戦艦、空母、重巡といった大型艦艇だけではなく、海防艦、給油艦、工作艦、さらには海軍設営隊や特設監視艇まで扱っている。さらに艦種別といっても航空巡洋艦、防空艦、戦時急増駆逐艦、特設航空母艦等、筆者が独自の視点で追加した艦種も取り扱っていて興味深い。
本書の主なテーマは組織論理とその結果としての艦艇整備である。日本海軍が国家防衛という本来の目的を離れて組織防衛に走った結果生まれたのがこれらの艦艇群であったという考えだ。そのために筆者は戦艦、空母、重巡といった海軍の「花形艦艇」に対しては厳しい指摘をし、その一方で戦局に応じて生まれてきた海防艦、特設監視艇などには比較的好意的な評価をしているように思える。筆者の指摘は十分首肯できる。
ただ本書はいくつかケアレスミスと思われる点もあるので指摘しておきたい。タラント空襲をグラディエーターの戦果としているのはまあポカミスとして、二水戦司令官を「田中司令」とするのは頂けない。さらに基地航空隊の所で、マレー沖海戦からレンネル島沖海戦まで陸攻隊による対艦攻撃の機会がなかったような書かれ方をしているが、これは事実誤認だろう(ニューギニア沖海戦、珊瑚海海戦、数次に渡るガダルカナル沖への艦船攻撃等)。
とまあ色々書いたが、日本海軍艦艇を扱った著作としては面白く、マニアでなくても楽しめる好著といえる。

お奨め度★★★


日本海軍艦艇の航跡 戦艦大和全記録 WW2世界の空母-完全ガイド 太平洋戦争の日本戦艦-世界の艦船2021年5月号増刊
ソロモン夜襲戦 海空戦南太平洋1942 決戦連合艦隊・改

250419_厚木

2025年4月19日
米海軍と海上自衛隊が使用している厚木基地で日米親善祭り、いわゆる「基地祭」が開催されました。
それを見学してきたので、動画化しました




世界の最強軍用機図鑑 航空戦 シリーズ戦争学入門 航空戦史-航空戦から読み解く世界大戦史 図解 戦闘機の戦い方
FOX TWO!! イラン空軍のF-14トムキャット飛行隊 シャーズパイロット

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