もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:旅行・登山 > ミリタリー


令和に生かす日本史

呉座勇一  扶桑社

令和に生かす日本史 本書を読み進めてまず感じたのは、著者が世間一般に流布している歴史観を意図的に壊しにかかっているという点である。織田信長は革新的な英雄、西郷隆盛は人格者――こうした“学校で習ったイメージ”や“テレビ番組が作り上げた人物像”を、著者は専門家として冷静に否定していく。信長の合理主義も、西郷の人間的魅力も、実証的な史料に照らせばもっと複雑で、時に不都合な側面すら見えてくる。歴史学者としての矜持が、こうした「通俗的イメージの破壊」という形で表れているのだろう。

もう一つの目的は、歴史上の人物から現代に通じる教訓を抽出するという試みだ。しかし、ここで提示される教訓は、正直なところやや“ありきたり”で、読者を驚かせるような新鮮さには欠ける。信長からは既得権益との向き合い方、西郷からは人間関係の築き方、伊藤博文からは根回しの重要性――いずれも納得はできるが、目新しさは薄い。歴史をビジネス書的に消費する風潮への批判を掲げつつ、結局は同じ枠組みに回収されてしまっている印象も否めない。

さらに言えば、表紙に大きく配置された某政治家の写真は、読者の興味を引くための“話題性”を狙ったものなのだろうが、個人的にはややノイズに感じられた。歴史学の本としての純度を下げてしまっているようにも思える。

総じて、本書は歴史の通俗化に対する批判精神と、歴史から現代的示唆を得ようとする実用志向という、相反する二つのベクトルの間で揺れている作品だ。歴史学者としての鋭い分析は読み応えがある一方、導き出される教訓は平凡で、読後に強いインパクトが残るタイプの本ではない。ただし、歴史の“思い込み”を一度リセットし、人物像を実証的に見直すという姿勢は、現代の情報過多の時代にこそ必要な態度だと感じた。

お奨め度★★★

令和に生かす日本史 日本史  敗者の条件 真説 豊臣兄弟とその一族 戦国武将、虚像と実像

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J Ships 2026年2月号

イカロス出版

J-Ships:2026年2月-フリゲート入門 特集はフリゲート入門。海自のもがみ型フリゲートを中心に、世界各国のフリゲート艦やそれよりも小型のコルベット艦、哨戒艦、ミサイル艇など、幅広く取り扱っている。特に目新しい内容はないが、昨今の小型水上艦の実情を知るには適切な内容である。

お奨め度★★

J-Ships:2026年6月-海上自衛隊2026 J-Ships:2026年4月-世界の大型水上戦闘艦 J-Ships:2026年2月-フリゲート入門 J-Ships:2025年12月-原子力潜水艦

欧州海域戦

260310_沖縄古戦場巡り

沖縄戦の激戦地として知られる戦跡を訪ねました。
今回の動画では、嘉数高地、前田高地、平和祈念公園を巡り、沖縄戦の歴史と現在の姿を紹介します。

嘉数高地は沖縄本島中部の戦いで激しい攻防が繰り広げられた場所であり、前田高地(ハクソー・リッジ)は首里防衛線の重要拠点として知られています。
また、平和祈念公園では沖縄戦の犠牲者を追悼する施設や慰霊碑を訪れ、戦争の記憶について考えます。

戦跡の現地の様子や地形、歴史的背景などを紹介しながら、沖縄戦の実像に迫ります。

沖縄戦や太平洋戦争、戦跡巡りに関心のある方はぜひご覧ください。




アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦(下) 沖縄、シュガーローフの戦い 最後の決戦・沖縄 彗星夜襲隊-特攻拒否の異色集団
日米史料による特攻作戦全史 特攻-空母バンカーヒルと二人のカミカゼ 陸軍航空特別攻撃隊史 特攻-外道の統率と人間の条件

浜松の空に近づくにつれ、「ここは航空の街だ」と実感させられる。そんな土地に建つエアーパークは、単なる展示施設ではなく、航空自衛隊という組織と日本の航空史を“体感”させる場所だった。

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まず目に入るのは、円筒形を基調とした近未来的な外観だ。無機質でありながらどこか柔らかさのある造形は、航空機の機能美を建築に落とし込んだかのようで、入館前から期待を高めてくれる。屋外展示エリアに足を向けると、かつて日本の空を守っていたナイキJ地対空ミサイルやC-46輸送機、H-21B多用途ヘリコプター、そしてブルーインパルス仕様のF-86セイバーなどが展示されている。

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館内に入ると、まず1階部分にF-2戦闘機と退役したF-1戦闘機が展示されている。間近に見る国産ジェット戦闘機の迫力にただただ圧倒されるばかり。特に現用のF-2戦闘機の美しさには、感動すら覚えた。

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2階に上がると、かつての日本海軍の名機零式艦上戦闘機(ゼロ戦)が展示されていた。戦後にグアム島に放置されていた機体を自衛隊の調査団が発見して日本に持ち帰った機体とのこと。零戦52型甲で、あ号作戦当時の主力機。343空所属機で、6月19日マリアナ沖海戦当日に米戦闘機との交戦で被弾して不時着した機体である。

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別棟の展示格納庫には、かつて航空自衛隊で活躍した戦闘機や各種支援機が所せましと並んでいる。展示されている機体は、主力戦闘機であったF-4やF-104、F-86などの他、T-2、T-4といった練習機、各種ヘリコプター等だ。天井の高い空間に、歴代のジェット機や練習機、輸送機、ヘリコプターが所狭しと並ぶ様子は壮観の一言だ。磨き込まれた機体表面には照明が映り込み、リベットの列やパネルの継ぎ目まで克明に観察できる。

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展示の良さは、機体だけにとどまらない。解説パネルは専門用語に寄りすぎず、しかし決して薄くもない。航空ファンはもちろん、予備知識のない来館者でも「なぜこの形なのか」「どんな役割を担っていたのか」が自然と頭に入ってくる。航空自衛隊の任務や訓練、災害派遣といった側面も丁寧に紹介されており、“戦う組織”だけではない姿が浮かび上がる。

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展示機群を一通り見終えたあとに体験した全天周シアターは、エアーパーク見学の印象を一段深いものにしてくれた。ここで描かれるのは、展示庫で見た「静止した航空機」の裏側にある、実際に動き続ける航空自衛隊の世界だ。
ドーム型スクリーンいっぱいに映像が広がると、視界の端という概念が消える。滑走路を走る機体の加速、離陸時に機首が持ち上がる瞬間、編隊飛行で雲を突き抜ける感覚――それらが平面映像とはまったく違う没入感で迫ってくる。椅子に座っているだけなのに、身体がわずかに浮くような錯覚を覚えるほどだ。

映像内容は派手なアクロバット一辺倒ではない。訓練飛行の様子や領空監視といった日常任務が丁寧に描かれ、「展示されている機体が、今も現役として空を飛んでいる」という事実を強く意識させる構成になっている。
音響も効果的だ。ジェットエンジンの低く重い響きがドーム内に反響し、機体の振動まで想像させる。展示庫で間近に見た吸気口やエンジンナセルが、この音と結びついた瞬間、機体が「展示物」から「実働する道具」へと一気に姿を変える感覚があった。

付け加えると、エアーパークの正面には大型の窓ガラスがあり、浜松基地の全景が目の前に広がっていた。そして発着を繰り返すT-4練習機や美しい姿のAWACS機などを間近に見ることができる。

エアーパークは「見る」だけで終わらない。航空機という存在を通じて、技術、組織、人の営みを考えさせる場所だと思える。浜松を訪れるなら、是非とも足を運んでほしい施設だと強く感じた。

ちなみに見学料は無料です。

お奨め度★★★★

航空自衛隊浜松広報館エアーパーク
https://maps.app.goo.gl/8btamokai29rCkri6

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山梨県・鳴沢村にある「河口湖自動車博物館・飛行舘」を訪問しました。
この博物館は毎年8月の1ヶ月間だけ開館する幻のスポット。
特に飛行機好きにはたまらない展示が揃っています。

✈️ 航空機展示の見どころ
・零式艦上戦闘機(二一型・五二型)
・一式戦闘機「隼」
・一式陸上攻撃機
・世界で唯一復元された艦上偵察機「彩雲」
・栄エンジンや各種部品の展示

🚗 さらにクラシックカーも必見!
黎明期から現代までの名車やレーシングカーも展示され、
クルマ好きも楽しめます。

8月限定の貴重な公開なので、ぜひ一度は訪れてほしい博物館です!

#河口湖自動車博物館 #飛行舘 #零戦 #彩雲 #クラシックカー #戦闘機

・河口湖自動車博物館





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