もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ: ゲーム

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「海空戦!南太平洋1942」は自作の空母戦ゲームです。
作品についての詳しくは--> こちらのページ をご参照下さい。
また入手方法は-->こちら をご参照願います。
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海空戦南太平洋1942 自作の空母戦ゲーム「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)。自分で作ったゲームだが、個人的にも気にいっている作品である。まずリアリティとプレイアビリティのバランスが良い。メインの作戦シナリオの場合、1日で終わらせるのはやや苦しいが、2日あれば楽にコンプリートできる。また仮に1日でも決着の見える所までは行けることが多いので、1日プレイでも十分に満足できる。
ディテールも手頃で良い。空母艦載機の三大スターである艦戦、艦爆、艦攻がそれぞれ役割と特徴を持っているので、その使い道が悩ましい。艦隊編成についても空母戦力を集中して対空防御を強化するか、または分散配備して被害極限と敵による索敵を混乱させるか、といった選択肢でも悩める。
主役以外の基地航空隊や水上打撃部隊もそれぞれ役割を持っていて、空母航空作戦の中でこれらを有機的に機能させていく所も良い。

今回、久しぶりに本作のメインシナリオである「Op.6 南太平洋海戦」を対戦プレイすることになった。今回、私は日本軍を担当する。また選択ルールは全部採用することにした。

前回までのあらすじ-->こちら

写真04


1Turn(10月25日0600)(つづき)

我に倍する敵戦闘機に対して零戦隊は果敢に挑戦していく。零戦隊の奮戦によって村田少佐麾下の艦攻隊は1機も損じることなく米機動部隊上空に達した。しかし艦爆隊の方は数機のグラマンに食いつかれて2~3機が火を噴いて落ちていく。護衛の零戦も撃墜15機を報じたものの、3機の未帰還機を出した。

F4F_CV6零戦隊の奮戦によってほぼ全戦力を保ったまま米機動部隊上空に辿り着いた攻撃隊であったが、ここで米機動部隊の猛烈な対空砲火に晒されることになった。特に凄まじい威力を発揮したのが、米空母「エンタープライズ」と2隻の新鋭戦艦に装備されていた40mm機関砲である。これは戦後に知ったのだが、「エンタープライズ」と新戦艦に搭載されていた40mm機関砲はスウェーデンのボフォース社製のもので、この海戦の直前に「エンタープライズ」と新型戦艦、そして防空軽巡に搭載されたという。この砲は遺憾ながら我々が使っていた対空機関砲よりも数段強力ものであり、そのため攻撃隊は多大な出血を見ることになった。

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対空砲火の犠牲になったのは、艦攻7機と艦爆9機の計16機にも及び、敵戦闘機による被害も合わせると20機の艦攻、艦爆が帰らなかった。攻撃隊長の村田少佐も真っ先に米空母に突入し、対空砲火によって撃墜され、帰らぬ人となった。
US_CV6aしかし攻撃隊は犠牲に見合う戦果を上げた。艦攻隊は村田少佐自らが放った魚雷1本を含む計4本の魚雷を「エンタープライズ」に撃ち込んだ。魚雷命中を受けて速度の落ちた「エンタープライズ」に艦爆隊が殺到し、6発以上の250kg爆弾を「エンタープライズ」に叩き込んだ。
4本の魚雷と多数の爆弾を受けた「エンタープライズ」は、艦全体が炎に包まれて洋上に停止した。ミッドウェーで日本空母を見舞った悲劇が、今形を変えて「エンタープライズ」に降りかかったのである。日本機による攻撃は約10分間で終了したが、攻撃終了後10分を経たずして「エンタープライズ」は総員退艦が発令された。そして攻撃終了後約1時間で「エンタープライズ」は海中に没したのである。

9dfa6700.jpg



「敵空母1隻大破炎上中、撃沈ほぼ確実」

攻撃隊からの朗報が届く、

「まだだ、敵はまだ1隻空母が残っている」

歓喜に沸く参謀達を前に私は彼らを窘めた。そしてその米空母部隊に対して、関少佐率いる第2次攻撃隊が近づいていたのである。

D3A_CV5第2次攻撃隊も編成自体は第1次攻撃隊と同じであった。しかし彼らは大きなミスを犯してしまった。村田少佐が攻撃した敵と同じ艦隊を攻撃してしまったのである。「エンタープライズ」隊の南方約30海里には、空母「ホーネット」を中心とする機動部隊が遊弋していたのだが、彼らは「ホーネット」隊に気づかず、先に第1次攻撃隊が攻撃したのと同じ敵機動部隊を攻撃してしまったのである。

第1次攻撃隊の零戦隊が奮戦してくれたお蔭で、第2次攻撃隊に向ってくる敵戦闘機は少ない。そのため攻撃隊本隊は殆ど無傷のまま敵艦隊上空に達した。

写真06


「全軍突撃せよ」

US_BB56a指揮官機から命令が飛ぶ。彼らは殆ど沈没寸前の「エンタープライズ」を無視して無傷の敵空母を探した。しかし見つからない。そこで彼らが狙ったのは、マッシブな船体を持つ新鋭戦艦「ワシントン」であった。ノースカロライナ級の2番艦「ワシントン」は、40cm砲9門という強力な火力と最大速度28ノットを誇るアメリカ海軍自慢の新鋭戦艦である。その装甲防御力は僚艦「サウスダコタ」よりも劣る面があり、我が「大和」と比べると砲火力と装甲防御力で劣る艦であったが、それでも1942年現代で世界最強級の戦艦の1つであった。

USS BB55


「ワシントン」の前後左右から日本側の攻撃隊が殺到する。一方、「ワシントン」の対空砲火がそれを迎え撃つ。僚艦「サウスダコタ」や他の重巡、駆逐艦も激しい対空砲火を浴びせかける。次々と炎に包まれて撃ち落とされていく日本機。一部の雷撃機は激しい対空砲火を嫌って重巡「ポートランド」を狙ったが、魚雷は躱された。
攻撃隊は多大な犠牲を強いられつつも「ワシントン」に魚雷1本と爆弾2発を命中させた。しかし「エンタープライズ」とは違って分厚い装甲を誇る戦艦「ワシントン」にとってこの程度の損害は大したことはなかった。爆弾命中によって一部の対空火器が破壊されたものの、機関部は無事であり、最大28ノットの発揮も可能だった。
一方で攻撃隊の損害は凄まじいものになった。艦攻隊は半数の9機が撃墜され、帰還した機体も半数が被弾によって使い物にならなかった。艦爆隊も15機を失い、艦攻、艦爆は半数以上を失った。艦爆隊長関少佐、艦攻隊長今宿大尉も帰らなかった。

やがて攻撃を終えた攻撃隊が母艦に帰ってきた。攻撃隊の被害を知った機動部隊司令部は慄然としたという。第1波、第2波合わせて144機が出撃したが、帰還した時に使用可能機として残ったのは、零戦41機(出撃機54機)、艦爆18(同54機)、艦攻13(同36機)で、合計72機。出撃機の半数が使用可能として残った計算になるが、艦攻・艦爆は出撃機90機のうち、使用可能として残ったは31機に過ぎなかった。機動部隊の対艦攻撃力は、僅か1回の攻撃によって1/3にまで減ぜられたのである。

2Turn(10月25日1000)

JP_CV7a損害は大きかったがそれでも敵空母を1隻仕留めたのは大戦果である。ここは戦果を拡大するチャンスだ。私は機動部隊司令官に対して追撃による戦果拡大を命じた。命令を受けた機動部隊は、敵機の攻撃によって大破した「鈴谷」に駆逐艦の護衛をつけて後方に下がらせる一方、機動部隊は南下して残敵を追った。
さらに私は前進部隊に命じて「隼鷹」を前進部隊の指揮から外し、機動部隊の指揮下に入れた。ただし「隼鷹」は機動部隊本隊とは300海里以上離れていたので、敵空母を攻撃圏内に捉えるのは午後以降になりそうだ。

写真07


US_P38同じ頃、ブイン基地を発進した戦爆連合の攻撃隊がガダルカナル島の米軍飛行場を攻撃したものの、F4FやP-38といった敵戦闘機の激しい抵抗によって大きな損害を被ったという報告が入った。ガダルカナル島の米軍もなかなかしぶとい。

JP_CV5午前12時少し前に機動部隊から報告が入った。空母「翔鶴」が敵機の攻撃を受けて被弾したらしい。幸い戦闘航行に大きな支障はないようだが、この攻撃が敵空母艦載機によるものとのこと。これは戦後に判明したのだが、この攻撃は米空母「ホーネット」を発進した戦爆連合34機によるものらしい。上空援護の零戦がグラマン戦闘機との空中戦に巻き込まれている間に敵機が戦闘機の防衛ラインを突破し、機動部隊本隊を爆撃したとのこと。この時は対空砲火が敵機の約半数を撃退してくれたので「翔鶴」の被弾は1発で済んだが、もし対空砲火が仕事をしてくれなければ危ない所だった。

写真08


つづく



海空戦南太平洋1942 Pacific Carrier War 空母エンタープライズ上巻 空母瑞鶴戦史:南太平洋海戦

CA_表紙

植民惑星の解放 以前から紹介させて頂いた自作ゲーム「植民惑星の解放」ですが、通販開始日が決定しました。

11月9日(土)


つきましては、事前の予約を受け付けますので、こちらの記事に従って申し込み下さい。ゲーム自体の発送は11月9日からとなりますので、よろしくお願いします。

それでは、今後とも「植民惑星の解放」を宜しくお願いします。



植民惑星の解放 海空戦南太平洋1942 ソロモン夜襲戦 欧州海域戦

241026_CAプロモーション

「植民惑星の解放」は、デロイア独立戦争をテーマとした戦術級SLGです。
今回、「植民惑星の解放」のコンポーネントとプレイ風景を紹介する動画を作成しました。
お楽しみ頂ければ幸いです・


241003a1_海空戦

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「海空戦!南太平洋1942」は自作の空母戦ゲームです。
作品についての詳しくは--> こちらのページ をご参照下さい。
また入手方法は-->こちら をご参照願います。
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海空戦南太平洋1942自作の空母戦ゲーム「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)。自分で作ったゲームだが、個人的にも気にいっている作品である。まずリアリティとプレイアビリティのバランスが良い。メインの作戦シナリオの場合、1日で終わらせるのはやや苦しいが、2日あれば楽にコンプリートできる。また仮に1日でも決着の見える所までは行けることが多いので、1日プレイでも十分に満足できる。
ディテールも手頃で良い。空母艦載機の三大スターである艦戦、艦爆、艦攻がそれぞれ役割と特徴を持っているので、その使い道が悩ましい。艦隊編成についても空母戦力を集中して対空防御を強化するか、または分散配備して被害極限と敵による索敵を混乱させるか、といった選択肢でも悩める。
主役以外の基地航空隊や水上打撃部隊もそれぞれ役割を持っていて、空母航空作戦の中でこれらを有機的に機能させていく所も良い。

今回、久しぶりに本作のメインシナリオである「Op.6 南太平洋海戦」を対戦プレイすることになった。今回、私は日本軍を担当する。また選択ルールは全部採用することにした。

作戦計画

今回の作戦計画は結構迷ったが、極端な積極策は取らず、穏健な作戦計画で行くことにした。
日本軍の主要な戦力は大きく分けて、前進部隊(第2艦隊)、機動部隊(第3艦隊)、外南洋部隊、そして基地航空部隊である。余談だが、戦史叢書(日本の公刊戦史)を読むと、各章が「前進部隊の作戦」「機動部隊の作戦」等に分けて記述されており、日本的「縦割り組織」の実態を垣間見えて微笑ましい。

閑話休題
今回、各部隊には以下の任務を割り当てた。 まず主力となる機動部隊は、空母3隻(「翔鶴」「瑞鶴」「瑞鳳」)を基幹とし、ガダルカナル北東海域で同基地の米急降下爆撃機の行動半径外に布陣し、ガダルカナル東方から接近することが予想される米空母部隊の出現に備える。もし米空母部隊が出現したら、先制攻撃でこの撃破を図る。もし米空母が出現しない場合は、全般作戦を支援しつつ、適宜ガダルカナル島を空襲する。

次に高速戦艦2隻を主力とする前進部隊であるが、主任務はガダルカナル島の敵飛行場砲撃である。そのために昼間はガダルカナル北方から南下しガダルカナル近海に進出。外南洋部隊と合流し、夜半にガ島に接近し、艦砲射撃で飛行場を制圧する。また前進部隊に所属する空母「隼鷹」については、前進部隊本隊とは少し離れて行動しつつ、適宜前進部隊を上空援護する。また敵空母出現時は、前進部隊援護から離れて機動部隊へ向かい、機動部隊の指揮下に入って共同で空母戦に参加する。

外南洋部隊は軽巡と駆逐艦からなる快速部隊である。この部隊は本来はガダルカナル方面への輸送作戦や陸上作戦支援を担っていた。今回は前進部隊と合同でガ島近海に突入し、もし米軍が水上部隊を送り込んできた場合には、これと交戦し夜戦でこれを撃破することを目指す。

基地航空部隊の主任務は広域偵察で、特に大型飛行艇と水上偵察機で作戦海域全般の索敵を担当する。また零戦や陸攻はガ島の敵飛行場を攻撃し、敵機の活動を妨害する。

とまあ、こんな感じで考えてみたが、果たしてうまくいくか・・・。

写真01


1Turn(10月25日0600)

Marker_Rain天候フェイズにちょっとしたハプニングが起こった。ラバウルを含むエリアBが雨天となったのだ。雨天になると航空機の発進ができなくなる。朝一番でラバウル航空隊によるガダルカナル攻撃を計画していただけに、この悪天候は痛い。ガダルカナルの敵機の活動を少しでも掣肘したかったのだが・・・。

嘆いても仕方がない。戦争に悪天候はつきものだ。幸いブーゲンビル島より南のソロモン諸島は晴れている。そこでショートランド島より長距離飛行艇を発進させて索敵網を広げる。もちろん長距離飛行艇だけではなく三座水偵や各艦隊に搭載されている水上偵察機、さらに空母「瑞鳳」の艦攻隊も使って索敵網を広げる。ミッドウェー海戦の教訓を踏まえた濃密な索敵網だ。まさに水も漏らさぬ布陣である。

E13Aその索敵機が最初に敵発見を報じたのは午前7時過ぎであった。重巡「筑摩」を発進した三座水偵の1機が「敵空母」発見を報じたのである。やがて他の索敵機からも続々と敵発見の報告が入ってくる。どうやら敵は2隻の空母を基幹とする機動部隊らしい。その位置は機動部隊本隊から南南東180~210海里に2群に分かれて航行中である。手頃な攻撃距離だ。その一方で、この距離は敵から見ても手頃な攻撃距離と言える。

写真02


「直ちに攻撃隊発進せよ」

連合艦隊司令長官(ということにしておこう)の私は、直ちに機動部隊司令官に命じた。先制攻撃のチャンスだ。逆にモタモタしていたらこちらの空母が先制攻撃を食らって、まさに「ミッドウェー」の二の舞だ。
しかしどうしたことか。いつまで経っても「攻撃隊発進完了」の報告が来ない。機動部隊は一体何をやっているんだ。参謀達からも焦りと怒りの声が上がる。またもやらかしたか、南雲?

そのうちに機動部隊から「敵機来襲」の方が入る。完全に先制攻撃を許した形だ。全く何をやっているんだか。
最初に攻撃を受けたのは、機動部隊本隊の前方約30海里に展開していた前衛部隊であった。ミッドウェーの戦訓を受けて機動部隊は従来の布陣を改め、空母本隊の前方に高速戦艦と重巡を中心とする水上打撃部隊を展開させ、空母本隊の前方に阻止ラインを形成していたのである。今回、その布陣が功を奏した。

写真03


JP_CA15a上空援護機を突破して突入してきた敵急降下爆撃機は約20機。狙われたのは重巡「鈴谷」だ。鈴谷は激しい対空砲火を撃ち上げたが、敵機は臆せず襲ってくる。3発の1000ポンド爆弾が「鈴谷」に命中した。さしもの重巡でも3発もの中型爆弾が命中したら無事では済まない。「鈴谷」は火災を発し、機関部にも損傷を受けて最大速度は10ノットに低下した。

「鈴谷」被弾を報を受けた司令部は声もない。しかも米軍機による攻撃はまだ続いている。次は機動部隊本隊が狙われる。そしてその次に来る悲報は・・・。

続いて飛来した米軍機は戦闘機に護衛された艦攻約20機である。彼らはやはり前衛部隊に殺到し、重巡「熊野」の両舷から魚雷を発射した。しかし「熊野」は巧みに敵の雷撃を回避し、命中魚雷はなかった。

SBD_CV6最後に飛来した米軍機は約10機の艦爆であった。彼らは前衛部隊を飛び越え、遂に機動部隊本隊に殺到した。しかし護衛の伴わない僅か10機の艦爆であったことが幸いした。上空援護の零戦は敵機を発見し、その半数を撃墜し、残りは爆弾を投棄して逃げ去ったのである。際どい所でミッドウェーの二の舞は避けることができた。

「攻撃隊準備完了、我、直ちに敵空母を撃滅せんとす」

機動部隊からようやく待ちに待った報告が届く。参謀達の顔にもようやく安堵の色が見えた。今まで何をしていたんだという疑念は残るが、取りあえず今は味方攻撃隊の戦果に期待するしかない。これは海戦が終わった後に判明したのだが、その時機動部隊では通信トラブルが発生し、敵発見の報告が機動部隊司令部に到達するのが遅れたという。そのため敵発見を知らなかった機動部隊司令部の反応が遅れた、というのが真相らしい。

B5N_CV5何はともあれ「翔鶴」「瑞鶴」「瑞鳳」を発進した第1次攻撃隊は、「翔鶴」艦攻隊長村田少佐を隊長とする零戦27機、艦爆27機、艦攻18機の計72機からなる戦爆連合の編隊である。彼らは機動部隊本隊の南南東180海里に新型戦艦2隻に守られた敵空母を発見した。空母「エンタープライズ」。ミッドウェーやソロモン海戦で何度も刃を交えた日本海軍の宿敵である。攻撃隊の前方には約50機の敵戦闘機が舞い上がり、攻撃隊の前面に立ちふさがる。

写真04


つづく



海空戦南太平洋1942 Pacific Carrier War How Carrier Fought 空母瑞鶴戦史:南太平洋海戦

241025a_ゲムマ出展

11月16日~17日開催予定のゲームマーケット2024秋に出品することになりました。

場所は幕張メッセ展示ホール4,5,6,7。YSGAのブース(E16)です。
(いつもの「東京ビックサイト」ではないので、ご注意下さい)

なお「ゲームマーケット2024秋」は11月16日~17日の2日間を予定していますが、私の出品は11月16日(土)のみです。



出品作品

出品作品は以下の9点です。いずれも持ち込み数には限りがあります。購入を希望される場合、早めにご来場ください。

・植民惑星の解放(新作)
・海空戦!南太平洋1942第2版
・ソロモン夜襲戦DX
・欧州海域戦
・決戦!アバオアクーDX(再版)
・雑誌、水上戦 No.1
・雑誌、海空戦 No.1
・雑誌、海空戦 No.2
・PFB2023

植民惑星の解放


詳しくは-->こちら

時代は宇宙世紀。恒星間航法を開発した人類は、地球から数十光年離れた恒星系に居住可能な惑星を発見しました。 豊かな鉱物資源に恵まれたその惑星はデロイアと名付けられ、その後人口の増加と共に徐々に発展していきました。 しかしデロイアを支配する地球連邦政府は、デロイアの自治を認めず、強大な軍事力を背景に抑圧的な支配を続けていたのです。
宇宙歴152年、地球連邦の支配から脱却すべくデロイアの人々が立ち上がりました。彼らはサマリン博士の下で結集し、 地球の支配から脱すべく闘争を始めたのです。
「植民惑星の解放」は、デロイア独立戦争における戦術戦闘を再現した2人用シミュレーション・ウォーゲームです。プレイヤーはそれぞれデロイア解放軍と地球連邦軍を指揮し、デロイア独立達成又はその阻止を目的として戦います。

シナリオは以下通りです。

 ・ガルシア隊参戦
 ・戦果は村々に
 ・反撃の導火線
 ・スタンレー高地の攻防
 ・激戦・カルナック越え

・植民惑星の解放
・1Hex=250m、1Turn=5分間、1ユニット=小隊(車両)~中隊(歩兵)
・ルールブック:1式
・早見表2枚(両面印刷)
・シナリオカード:両面2枚(シナリオ計5本)
・打抜きカウンターシート:1枚(カウンター198個)
・マップ:A1版1枚(両面印刷)
・価格:5,000円

CA_表紙

海空戦!南太平洋1942第2版


詳しくは-->こちら

第2次世界大戦における日米の空母戦闘を1ユニット1艦、1個飛行中隊単位で描きます。巡洋艦以上は全て個艦名入りで、一部オーストラリア海軍も登場します。また航空機は両軍の空母艦載機は勿論、水上艦搭載の水偵や基地航空隊もバッチリ再現されています(ラバウル航空隊によるヘンダーソン基地爆撃も再現しています)。
シナリオは、戦術シナリオ9本、作戦シナリオ7本。
戦術シナリオは15分程度で終了する簡単なものから1~2時間程度かかるものまで用意されており、航空機による艦船攻撃や水上戦闘を再現します。
作戦シナリオは以下のものが用意されています。

 ・ラバウル攻撃
 ・空母同士の対決(架空戦)
 ・珊瑚海キャンペーン
 ・珊瑚海の決戦
 ・第2次ソロモン海戦
 ・南太平洋海戦
 ・第3次ソロモン海戦

作戦シナリオにはif設定も導入可能になっており、例えば南太平洋海戦に「大和」や「飛鷹」を登場させたり、逆に「サラトガ」や「スワニー」等を登場させることが可能になっています。

・海空戦!南太平洋1942
・1Hex=30海里(作戦マップ)、1Turn=4時間(作戦シナリオ)、1ユニット=艦船1隻(巡洋艦以上は個艦名入り)、1個飛行中隊
・ルールブック:1式
・シナリオブック:1式(シナリオ計16本)
・打抜きカウンターシート:3枚(カウンター600個以上)
・ゲームカード:1式
・索敵カード:1式
・共用記録ボード:1枚
・艦隊ボード:2枚
・航空基地ボード:2枚
・記録シート:2枚
・作戦マップ:A1 1枚
・戦術マップ:A4 1枚(両面印刷)
・索敵マップ:A4 1枚
・価格:9,000円(ゲムマ特別価格)


SPac42_20


ソロモン夜襲戦DX


詳しくは-->こちら

太平洋戦争における水上戦闘を1ユニット1艦、1Turn=5分のスケールで描きます。巡洋艦以上は全て個艦名入りで、英蘭豪の艦艇も登場します。シナリオは計16本で、もちろんキャンペーンシナリオも用意されています。
個々のシナリオは、30分~2時間程度で終わります。ルールは簡単ですが、艦隊運動の重要性を再現するルールが含まれています。また砲弾1発、魚雷1本単位で命中判定を行うシステムで、46cm砲と40cm砲の貫通力の違いも再現されています。

・ソロモン夜襲戦
・1Hex=1500m、1Turn=5分、1ユニット=艦船1隻(巡洋艦以上は個艦名入り)
・ルールブック:1式
・シナリオブック:1式(シナリオ計16本)
・打抜きカウンターシート:1枚(カウンター200個以上)
・記録シート1式
・ゲームカード:1式
・データシート:1式
・価格:4,000円(ゲムマ特別価格)

写真3

欧州海域戦

詳しくは-->こちら

「ソロモン夜襲戦」の欧州戦域版です。「ラプラタ沖海戦」「ビスマルク追撃戦」等、欧州海域を廻る水上戦闘を計16本のシナリオで再現します。英独伊仏ソの戦艦、巡洋戦艦、重巡洋艦クラスは全てユニット化され、軽巡クラスも主要なものは全てユニット化されています。さらに史実シナリオの他、ドイツ海軍とソ連海軍のバルト海における水上戦闘といった仮想シナリオも含まれており、様々な可能性を検証できる作品となっています。
「ソロモン夜襲戦」にも適用可能な新ルールも導入されており、「ソロモン夜襲戦」をお持ちの方にとっても楽しめる内容になっています。

・欧州海域戦
・1Hex=1500m、1Turn=5分、1ユニット=艦船1隻(巡洋艦以上は個艦名入り)
・ルールブック:1式
・シナリオブック:1式(シナリオ計16本)
・打抜きカウンターシート:1枚(カウンター200個以上)
・記録シート1式
・ゲームカード:1式
・データシート:1式
・価格:4,000円(ゲムマ特別価格)
全体像

決戦!ア・バ〇ア・クーDX

詳しくは-->こちら

「機動戦士ガン〇ム」の最終決戦となったア・バ〇ア・クー。本作は人類史上最大の宇宙会戦を作戦戦術級で再現します。ルールは中級レベルですが、ウォーゲームに慣れた方ならすぐに理解できるレベルです。

・決戦!ア・バ〇ア・クー
・1Hex=?、1Turn=?、1ユニット=中隊規模のモビルスーツ/戦闘機、数隻の艦船
・ルールブック:1式
・チャート:1式
・カウンターシート:打抜きカウンターシート1枚
・マップ:A1版1枚
・価格:4,000円(ゲムマ特別価格)

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雑誌、水上戦 No.1


詳しくは-->こちら


「ソロモン夜襲戦」のサポート誌です。 「古今東西の水上戦ゲーム紹介」「戦術指南」「登場艦列伝」の他、「沖縄沖海戦」等「ソロモン夜襲戦」の追加シナリオ4本が掲載されています。おまけとして「決戦、アバオアクー」のショートシナリオ1本も掲載されています。「ソロモン夜襲戦」をより深く楽しむためには必携の1冊です。

・雑誌、水上戦No.1:A4 48ページ(フルカラー)
・価格:1,000円(ゲムマ特別価格)


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雑誌、海空戦 No.1



詳しくは-->こちら

自作空母戦ゲーム「海空戦!南太平洋1942」のサポート誌です。
内容は「空母戦の歴史」「プレイの例」「プレイヤーズ・ノート」「リプレイ」です。
「海空戦!南太平洋1942」を楽しむ為には必携の1品です。

・雑誌、海空戦No.1:A4 48ページ(フルカラー)
・価格:1,000円(ゲムマ特別価格)

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雑誌、海空戦 No.2


詳しくは-->こちら

自作空母戦ゲーム「海空戦!南太平洋1942」のサポート誌第2弾で、今回は追加シナリオ集です。
追加シナリオは、第3次ソロモン海戦、クラ湾夜戦、81号作戦、ハワイ沖海戦(架空戦)、ミッドウェー海戦、ブーゲンビル島沖航空戦など、戦術シナリオ7本と作戦シナリオ7本。その中にはミッドウェー沖で戦艦「大和」が真珠湾攻撃を生き延びた米戦艦群と撃ち合うといった架空シナリオも含まれています。

・雑誌、海空戦No.2:A4 40ページ(フルカラー)
・追加打抜きカウンターシート:1枚(カウンター約200個)
・追加作戦マップ:A2 1枚(両面印刷)
・価格:3,000円(ゲムマ特別価格)


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PFB2023


詳しくは-->こちら

2023年NPB(日本プロ野球)を1打席単位で再現するゲームです。実在の選手がカードとして表現されており、1チーム40名、計480名の実在選手が登場します。ルールは簡単で、慣れれば1試合を20~30分でプレイ可能ですが、試合展開はリアルそのもので、バント、ヒットエンドラン、盗塁等の作戦(ホームスチールやスクイズバントも可能)がルール化されています。さらに利き腕による有利不利、投手の調子と疲労に能力低下、継投策、さらにはエラー、暴投、ボーク、さらには乱闘や負傷といったイベントまで再現されており、日程を組んでペナントレースも実施可能です。

・PFB2023
・価格:3,000円(ゲムマ特別価格)

PFB2023表紙

宜しくお願いします。

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