カテゴリ: 旅行・登山
高知、久礼大正町市場「浜ちゃん」でカツオのタタキ
高知県西部にある土佐久礼駅。特急列車も止まるこの駅から徒歩5分ほどの所にあるのが久礼大正町市場です。何度か取り上げている「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」で大々的に宣伝している魚介市場で、これがなかったら注目度はもっと低かったと思います。
久礼大正町市場について最初の感想は、「思ったよりも小さいな」
小さい通りに面した入口から入って約100mの筋が1本、その両サイドに魚介類を扱うお店が並んでいるといった感じです。正直、あまりの小ささにちょっと愕然
時間が2時過ぎだったので、閉まっている店もいくつかあり、その中から選んだのが「浜ちゃん」という食堂です。
ここでは主にカツオ料理を出してくれるのですが、その中から定番ともいうべき「カツオのタタキ定食」を注文しました。税込1200円です。
大きめに切ったカツオが6切れ入っていて、まずその大迫力に驚く。あとはご飯と味噌汁と小鉢が1つというシンプルな構成。これぞ漁師メシという感じがして期待が高まります。
カツオを食べると、まずその食感にほっこり。噛み応えがあるカツオの身が甘くておいしい。醤油をつけてご飯に乗せると、これぞ最高のご飯メニューです。ご飯の方も個人的には好みであるやや硬めの炊き加減で、カツオとの相性も抜群。これは本当に美味しいカツオに出会った感じがします。
場所的には高知県西部とやや不便な所ですが、公共交通機関を使っての訪問も比較的容易なので、機会があれば一度訪ねてみて下さい。
・久礼大正町市場
・市場のめし屋 浜ちゃん
お奨め度★★★★




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松山「秋嘉本店」で鯛めし
松山市内で最大の繁華街である大街道。そこにある鯛めしの有名店が「秋嘉本店」です。
私が訪ねたのは金曜日の19時頃ですが、店の前には長い行列が出来ていました。
30分ほど並んだあと、中に案内されます。
注文したのは松山風鯛めしとじゃこ天3種もりです。
松山風鯛めしは、宇和島風の鯛めしとはまた違った美味しさがありました。宇和島風では、タレにつけた鯛の身を生卵で溶いたものを熱熱ご飯に乗せるスタイルですが、松山風の鯛めしは違うみたい。
ここの店の「松山風鯛めし」というのは、鯛の身を味付きご飯と一緒に炊き上げて、そのまま食べるスタイル。確かに鯛めしといえばこのスタイルの方が違和感がないかも・・・。
で、それが実に「う、うまい」
鯛の味がご飯に染み込んでいて、「ただの混ぜご飯がなんでこんなに旨いんだ」と感嘆してしまいます。途中で薬味を入れたり、最後にはお茶漬けと一緒に食べることで味変も完璧。
一種にじゃこ天の3種セットを注文しましたが、これまた美味しい。じゃこ天の味がそれぞれ違うので、全然飽きないし、美味しいです。
人気店なので並ぶこと必然ですが、松山市内では一番お奨めの店です。
お奨め度★★★★★
・松山 鯛めし 秋嘉(あきよし) 本店



