もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

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京都市内、平安神宮の少し北にある小さな食堂です。
基本はセルフサービスで、いかにも学生向けといった感じの食堂でした。
そういえば近くに京都大学とか、京大医学部とかがあったので、付近一帯は学生街なのでしょう
焼き魚定食620円を注文。サワラとおぼしき焼き魚と小鉢が2つ、あとはご飯と味噌汁といった標準的なセットメニューでした。おかずは兎に角、ご飯の量が半端ない。通常の2倍ぐらいはあろうかというほど盛られています。やはり学生さん向きの店なのでしょうね。
京都と言えば上品な感じの食事というイメージがありますが、たまにはこんな感じで豪快な学生メニューを味わってみてもよろしいんじゃないでしょうか。

お奨め度★★★



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2024年の春、晴れて自由の身となった私は、青春18きっぷを使ったちょっと長めの旅行をしてみました。行先は西日本。
以下の記録は、その際に立ち寄った京都市内の花見についてです。

醍醐寺

旅行初日は青春18きっぷを使ってノンビリ西へ向かいました。途中で沿線火災(誤報)などのトラブルがありましたが、夕方の前には京都市内に入ることができました。
最初に向かったのは醍醐寺。JR山科駅から地下鉄で4駅先の醍醐駅が最寄り駅になります。
醍醐駅から徒歩15分ぐらいの距離に醍醐寺があります。醍醐寺は平安時代に建立された真言宗の寺院です。応仁の乱の際に一時荒廃しましたが、豊臣秀吉が醍醐の花見を開催した際に再建され、その次の秀頼の代になっても伽藍の整備等が行われたそうです。

さすがに醍醐寺は桜の名所とあって、数多くの観光客が来ていました。しかも客の半分以上が外国人みたいな感じ。日本語を聞くとちょっと嬉しくなります

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桜自体は七分咲き程度で満開まではあと一歩という感じ。だけど花自体は十分に綺麗でした。メインストリートは人が多くて写真を撮るのに苦労しましたけど。少し外れた所に行くと、人が少なくなって写真が撮りやすくなります。

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ちなみに中にある三宝院庭園、霊報館・伽藍は有料で、拝観料は1500円でした うp主的にはちょっと高いと思ったので、今回はパスしました

インクライン

醍醐駅に戻り、地下鉄に乗って京都市内方面に向かいます。山科から2つ先の蹴上で降りました。蹴上は山科と京阪三条の丁度間ぐらいで、地表の標高が他の駅よりも高いのが特徴。そのため駅のホームと地表との高度差が結構あります。

蹴上駅のすぐ近くにあるのがインクラインです。インクラインとは、琵琶湖疎水の途中にある傾斜鉄道のことです。琵琶湖疎水とは琵琶湖と京都を短絡する水路のことです。その目的は琵琶湖の水を京都市内へ引き入れることでしたが、それ以外に琵琶湖と京都市内との間の水運としての役割も果たしていました。
この際、問題になったのは、疏水の途中にある蹴上です。この付近では水路の斜度が大きく、そのままでは船が通行できませんでした。そこで設置されたのがインクラインです。インクラインとは、言ってみればケーブルカーのようなもので、台車に船を載せて、モーターの力で水路の上下を移動させる代物でした。

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このインクラインが完成したことで、琵琶湖と京都市内を船で直接往来することが可能になりました。ちなみにインクラインが実際に運用されていた期間は約半世紀で、戦後すぐの1948年に運行を停止しています。今ではかつて運行されていた姿を残すだけとなっています。
このインクラインは桜の名所とも知られており、疏水の付近や傾斜鉄道の周辺は桜の季節になると綺麗な桜の花を咲かせます。私が行った時は丁度桜が満開状態でした。

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南禅寺

インクラインのすぐ近くにあるお寺が有名な南禅寺です。南禅寺は桜と紅葉のいずれも美しいお寺として有名です。特に有名なのが三門という巨大な門構えがで、知恩院の三門、東本願寺の御影堂門と共に京都の三大門の1つとされています。
このお寺は臨済宗のお寺なのですが、室町時代に3代将軍足利義満が五山制度を制定した際、五山のさらに上位に位置する最上位の寺院とされていたとのこと。いわば、「寺の中の寺」という位置づけですね。
例によって外国人の方が数多く来ていました。 桜は自体は七分咲きぐらいぐらいで、あと一歩かな、という感じです。

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哲学の道

哲学の道は、東山の山麓を南北に貫く約1.5kmの遊歩道で、南は紅葉で有名な永観堂、北は銀閣寺こと慈照寺付近になります。この道も紅葉と桜の両方が綺麗な道と言われていてシーズン時には人でごった返す場所です。
今回行った時は、丁度平日ということもあり、それほど極端な人通りはなかったです。ただし、やはり人は多かったですけどね。
歩いている人の半分ぐらいは外国人の方でした。
ちなみに桜の花は丁度見頃で、天気がやや曇り気味だったのがちょっと残念です。

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円山公園

あたりはすっかり夜の風景になってきました。一旦東山に戻り、一服した後に祇園の方に向います。暗闇を抜けて、何やら出店が沢山見えてきたら、そこが円山公園です。
円山公園は夜桜で有名な所で、この日も枝垂桜がライトアップされていてとても綺麗でした。ちなみに円山公園の夜桜はいつも人がたくさんいる場所なのですが、今回は平日に訪れたので、身動きが取れない程の混雑ではなかったです。

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高台寺

丸山公園から10分ほど歩いた所に高台寺があります。ここも桜が綺麗で有名な所で、特に夜間はライトアップされているそうです。
高台寺は豊臣秀吉の妻であった北政所が、秀吉の冥福を祈るために建立された寺とのこと。北政所の隠居寺みたいなものなのでしょうね。だから高台寺の下の道路は「ねねの道」と呼ばれています。北政所の若い頃の名前は「おねね」だったから。
今回、夜桜を見ようと思っていたのですが、拝観料を支払う人たちが長蛇の列をなしていました。そこで夜の高台寺枝垂桜は諦めました。

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八坂神社

高台寺から祇園方面に戻ってきました。その先にあるのが八坂神社です。ここも桜が綺麗なのですが、それよりも色とりどりの屋台が見どころです。あと、人がたくさんいました。半部以上が外国人です。

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そんなこんなで京都の花見、前半戦は終了です。今日は宿を大津市内にとったので、今日はいったん京都を離れます。次回もお楽しみに。

つづく

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店の目の前が赤れんがパークになっているので、買ってきたものをその場で食べることができます。

今回は税込1200円の海鮮丼を注文しました。
港町での海鮮丼なので魚は取れたて。気持ちの良い海風を浴びながら食べる海鮮丼の味は最高でした。
もちろんここで食べずに持ち帰って自宅とか宿とかで食べるのもOK。色々な楽しみ方が選べるお店です。

お奨め度★★★★

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京都丹後鉄道は、「あおまつ」「あかまつ」「くろまつ」という3種類の観光列車を運転しています。今回、この中で一番グレードの高い「くろまつ」に乗ってみました。
地元の美味しい魚料理と地酒を楽しみながら、美しい車窓風景を楽しむことができるコースです。


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旅行で舞鶴に立ち寄った際、舞鶴軍港のクルーズに参加しました。丁度、大型護衛艦「ひゅうが」が修理中であり、修理中の珍しい光景を見ることができるということもあったので、期待大です。
ちなみにこの日は日曜日。クルーズ船はほぼ満員状態でした。

11時に舞鶴港赤レンガ倉庫前の桟橋を出発したクルーズ船は、桟橋付近で掃海艇を見た後、港外に出ると速力を増して外港に向かっていきます。遠方右舷側に見える大型艦が補給艦「ましゅう」。現時点では海上自衛隊で最も性能の良い補給艦で、これまでに何度も海外展開を経験している歴戦艦でもあります。

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続いてクルーズ船は船首を再び港内に向けていきます。前方には空母型護衛艦「ひゅうが」の特徴的な艦尾が見えています。さらに接近していくと「ひゅうが」の全体的なシルエットが明らかになってきます。現在では「ひゅうが」よりもさらに大きい空母型護衛艦「いずも」がありますが、それでも「ひゅうが」型護衛艦の大きさは、現在でも十分に迫力があります。

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さらに修理中のイージス艦「みょうこう」と護衛艦「せんだい」が停泊していました。位置関係の問題上艦尾方向からしか写真を撮れませんでしたが、一応掲載しておきます。

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クルーズ船は海上自衛隊桟橋の手前で左へ旋回し、桟橋の所を疾走していきます。桟橋に停泊していたのは、高速艇「はやぶさ」、護衛艦「あさぎり」、イージス艦「あたご」の3隻。その他、港内作業用の小型船数隻が停泊していました。

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桟橋に戻ってくる直前、港の入口に停泊している多用途支援艦「ひうち」の近くを通りました。この艦は多用途支援艦という名称の通り「なんでも屋」です。故障した護衛艦を曳航したり、大量の物資を被災地等へ送り届けることができるようになっています。

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という訳で桟橋に帰ってきました。
所要時間約35分で料金は1500円。横須賀港で実施しているクルーズに比べると、米軍がいないとか、時間がやや短いとか、ちょっと気になる所もありましたが、珍しい艦を見ることができ、まあそこそこ楽しいのではないでしょうか。


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