那須街道と言われる県道17号線はJR黒磯駅付近と那須岳登山口までを結んでいます。その途中、那須岳の山岳地帯に入る所にあるのが「鹿の湯」です。駐車場は完備していますが、人気のある温泉なので、駐車場はいつも混んでいます。
男女別に用意された内風呂は、川を挟んだ向こう側の木造建造物の中にあります。中には4人ほどが入れる小さな湯舟が6ヶ所。それぞれの湯舟はお湯の温度によって分けられ、41度~48度に設定されています。温度が高いのは44,46,48度となっていますが、さすがに44度以上はかなり熱い。殆どの人は43度以下の湯舟に浸かっていました。
泉質は白濁で若干の硫黄臭あり。風呂から上がった後も温泉の匂いが体に残っています。
なお浴室にはいわゆる「洗い場」のような場所はなく、あくまでもお湯に浸かるだけです。
那須地方で歴史ある温泉ということで、機会があれば是非訪ねてみて下さい。
お奨め度★★★★