
「Wild Blue Yonder」は、2017年に米国GMT Games社から出版されたカードプレイ形式の空戦ゲームだ。かつて同社から発売されていたRise of the LuftwaffeやZero!!のシステムを流用し、一部に修正を加えたゲームである。扱っているのは1940~19444年における枢軸国と連合国の航空戦である。
前回のプレイ では、マルタ島への空襲任務をプレイした。
今回は、別のキャンペーンシナリオということで、「Into Egypt 1942」をプレイしてみた。1942年北アフリカ戦線における枢軸軍と連合軍の航空戦を描いたシナリオである。このシナリオは、ガザラ戦を扱ったOperation VENIZIAと第1次エルアラメイン戦を扱ったAlam Halfaの2種類が用意されている。今回は、前半戦であるOperation VENIZIAをプレイしてみた。このキャンペーンは合計6回のミッションよりなっている。今回もうp主は連合軍を担当する。
今回登場する主な機体
[UK_KittyHawk.W200]まず枢軸国の戦闘機は、ドイツのBf109EF-4とイタリアのMC.202である。両方とも 前々回のペデスタル作戦 で登場した機体で、性能については当該記事を参照して欲しい。
連合軍側の主力はキティホークとスピットファイアMk.5である。スピットファイアについてはペデスタル作戦の記事を参照されたい。キティホークは米国製P-40戦闘機の英国輸入版だ。本シナリオに登場するキティホークMk.1は、P-40Dの輸入モデル。ハリケーンと運動性はほぼ同じだが、防弾性はハリケーンよりも勝っている。ただし最大上昇限度がやや低いので、超高高度に逃げられると追いきれない
ミッション1
[UK_Boston,W200]英空軍ボストン軽爆撃機4機による輸送船団攻撃任務である。トマホーク戦闘機2機が直掩任務につく。枢軸側迎撃機はMc.202戦闘機。MC.202はMC.200の後継機で、高い運動性能が特徴である。ただし火力は弱い。ボストン爆撃機とは、米陸軍のA-20軽爆撃機の英軍内の呼称である。[ボストン爆撃機]
戦いの結果、MC.202 1機が撃墜され、さらに輸送船は英軍爆撃機の攻撃より沈没した。
ミッション2
今度は純粋なドッグファイトシナリオである。イタリア側はMC.202が2機とBf109F-4が2機、英軍はキティホーク戦闘機が4機である。さらにドイツ側にはエースパイロット(マルセイユ)が登場する。戦闘の結果、英軍は2機が撃墜され、枢軸側はイラリア戦闘機1機を失う。ミッション3
またもや戦闘機同士のドッグファイトである。英軍はキティホークが2機とスピットファイアMk.V 2機である。
英軍側にはエースパイロットが登場する。枢軸軍はBf109F-4が4機だ。
結果は英軍エースパイロットの駆るスピットファイアが撃墜され、英軍はメッサー3機を撃墜した。
ミッション4
ドイツ・イタリア空軍によるエジプト・リビア国境地帯の英軍に対する対地攻撃任務である。ドイツ空軍Bf110D 2機と、イタリア空軍のG.50bis 2機が爆装して攻撃任務につき、それをイタリア空軍のMC.200 2機、CR.42 2機が護衛する。数は多いが、イタリア空軍の旧式機が主力なので、さほど恐れることはない。なんといっても一番怖いBf109Fがいないのが大きい。
対する英空軍はハリケーン2b 2機で迎え撃ち、さらに地上の対空火器を増強する(Flak Gunsのリソースを使用)。
結果はイタリア軍のCR.42 1機を撃墜し、2機が被弾損傷。英軍は地上部隊が大損害を被り、ハリケーン2機が被弾損傷した。
ミッション5
今回も独伊空軍による英地上部隊に対する攻撃である。枢軸軍は爆装したBf110D 2機とMC.200CB(MC.200の戦爆タイプ)2機が対地攻撃を担当し、それをMC.200 2機が援護する。英軍はハリケーン2b 2機で迎撃。
結果は英軍側の戦果がMC.200CBを撃墜し、さらに対空砲火でBf110D 1機が被弾損傷。枢軸軍の戦果は対地攻撃を成功させ、DAKの突破を強力に支援した。
ミッション6
最終ミッションはまたもやドッグファイトである。枢軸空軍はMC.202とBf109F-4が各2機の計4機。英軍はキティホーク戦闘機が4機である。英軍戦闘機の1機にはエースGibbesが搭乗している。
これまでは空戦では英側の勝利が多かったが、今回は枢軸側の完勝。英軍はキティホーク2機が撃墜されて、対する枢軸軍の損害はMC.202の被弾損傷のみだった。
結論
獲得VPは枢軸軍が46、連合軍が55。その差が連合軍9で、勝利段階は連合軍の最低レベルの勝利だった。損失機数で比較すると、英軍が損失5機、枢軸軍が損失8機であった。



















































