もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:旅行・登山 > 観光地

251130_霞ヶ浦

霞ヶ浦一周 ― 晩秋の風に誘われて

11月の終わり、澄みきった青空に背中を押されるようにして、土浦駅前でカーシェアの車を借りた。霞ヶ浦をぐるりと一周してみたい――以前から抱いていた思いを、ようやく形にする日が来た。レンタル時間は6時間。地図を眺めたときは「これだけあれば十分だろう」と軽く考えていたが、後にその見積もりが甘かったことを思い知らされる。

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道の駅たまつくり ― 湖畔に集う旅人たち

土浦駅から東へ向かい、最初の目的地「道の駅たまつくり」に着く。白い外壁の建物は、どこか船を思わせる丸みを帯びたデザインで、霞ヶ浦を臨む風景に自然と溶け込んでいた。

バイクがずらりと並び、ライダーたちが談笑する姿が目に入る。湖岸の風は冷たいが、その清々しさが心地いい。施設内では地元特産の佃煮や野菜が並び、旅の始まりを彩る香りに思わず足を止めた。

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虹の塔から望む霞ヶ浦 ― 鏡のような水面の広がり

次に向かったのは、たまつくりの象徴とも言える「虹の塔」。白くそびえ立つ塔は雲ひとつない青空にくっきりと映え、その姿だけで胸が高鳴る。

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エレベーターで展望フロアに上がると、一面に霞ヶ浦が広がった。まるで空と湖が溶けあうような淡い青の世界。一直線に伸びる橋、湖畔の建物、遠くの町並み――すべてが静かに、そして確かに存在している。
この風景を見るためだけに来てもいい、と心から思える光景だ。

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霞ケ浦浮島湿原 ― 晩秋の色に染まる大地

塔を後にし、車を東へ走らせる。霞ヶ浦の南東端を回って今度は霞ヶ浦の南岸へ移動した。このあたりはJR鹿島線の潮来や香取といった場所になり、改めて霞ヶ浦の広さを感じた。

霞ヶ浦浮島湿原に着くと、一帯は黄金色に染まり、晩秋の訪れを強く感じさせた。風が吹くたびに広大な草原がざわめき、その音が湖の静けさに溶け込んでいく。

季節が深まり、草木が冬を迎える準備をしている様子がありありと伝わってくる。人影はまばらで、ただ自然と向き合う時間が流れた。

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和田公園 ― 色づいた森の中で

次に訪れたのは「和田公園」。管理棟の前を通ると、広い芝生の広場と色づいた木々が迎えてくれた。黄色や橙に染まった葉の美しさは、まるで絵画のようだ。

家族連れが落ち葉を踏みしめながら談笑している。そんな穏やかな光景に、旅の途中ということを忘れてしばし見入ってしまった。霞ヶ浦周辺には、こんな風にさりげなく心を癒す場所が多い。

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鹿島海軍航空隊跡 ― 時の止まった場所

そして今回の旅でぜひ訪れたかった場所のひとつ、鹿島海軍航空隊跡へ向かう。雑草に覆われ、赤錆びたトタンがむき出しになった建物は、長い年月を静かに耐えてきた風格を漂わせていた。

崩れかけた屋根、蔦に包まれた骨組み、取り残された煙突――かつてここでどれほどの若者たちが訓練を積み、戦地へ向かったのか。風景を前にすると、ありきたりな言葉では片づけられない重みがある。

今はただ、静けさだけが残っていた。

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時間不足という贅沢な悩み

本当はこの後、霞ヶ浦総合公園にも寄る予定だった。しかし駐車場は満車。限られた時間の中では、無理をせず撤退するしかなかった。このとき初めて「6時間では足りない」という実感が湧いた。

予科練平和記念館も行きたかったし、他にも魅力的な場所がいくつもあった。霞ヶ浦はただ周回するだけの湖ではなく、寄り道したくなるスポットがあまりにも多いのだ。

終わりに ― また訪れるための旅

土浦駅へ車を返却したとき、心の中には「また来よう」という確かな思いが残っていた。

晩秋の霞ヶ浦は、湖面の輝きも、湿原の静けさも、歴史の気配もすべてが深く胸に刻まれる旅だった。次はもう少し時間に余裕を持ち、今度こそ訪れられなかった場所へ足を運びたい。

霞ヶ浦は一周して終わりではなく、何度も訪れる楽しさがある――そんなことを教えてくれた旅だった。



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250922_ばんえい競馬

北海道帯広市でしか見られない「ばんえい競馬」を観戦してきました!
体重1トンを超えるばん馬が、鉄のそりを引きながら障害を越えていく姿はまさに圧巻。
普通の競馬とは違う、力と持久力、そして人馬一体の駆け引きが見どころです。

■撮影地:帯広競馬場(ばんえい十勝)
■特徴:200m直線コース・重量そり・2つの坂(特に第2障害が勝負どころ!)

北海道旅行や帯広観光を計画している方にもおすすめです。ぜひ最後までご覧ください!

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北海道の最南端に位置する襟裳岬を訪れました。名前は知っていましたが、実際に足を運ぶまでは「海が見える岬」という程度のイメージ。しかし訪れてみると、そのスケールと迫力に圧倒されました。

果てしなく広がる景観

岬に立つと、陸がそのまま海に沈み込むような独特の地形が視界いっぱいに広がります。岬の背後に広がる北海道の大地と、目の前に迫る太平洋の波濤。そのコントラストが印象的で、「ここが日本か」と疑うほどのスケール感でした。

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襟裳岬といえば、やはり風。岬の上でも強いのですが、最先端部に向かう途中は特に突風が吹きつけ、体ごと持っていかれるようでした。足を踏ん張らないと立っていられないほどで、自然の厳しさを身をもって実感できます。

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岬の最先端部

襟裳岬は、岬の上にある灯台部分と、そこから階段を下りて進む最先端部に分かれています。最先端まではおよそ100〜200メートル。強風にあおられながら歩いていくのは簡単ではありませんが、その道のりそのものが「自然と向き合う体験」になっていました。

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そして辿り着いた岬の先端。目の前には太平洋の大海原と荒々しい岩礁が広がり、まさに「大地の果て」と呼ぶにふさわしい絶景が待っていました。ここまで歩いてきた甲斐があったと、心から思える瞬間でした。

日曜日なのに…

もう一つ印象的だったのが、日曜日なのに土産物屋が閉まっていたこと。観光地なら賑やかであってもおかしくない日なのに、静かで人の気配が少ない。そのギャップがまた、自然の圧倒的な存在感を際立たせていました。

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まとめ

襟裳岬は「景色を眺める場所」ではなく、自然と自分自身を試すような場所でした。強風を耐えながら最先端へ歩き、目の前に広がる大海原に立つ。その体験そのものが、忘れられない思い出になります。北海道を訪れる際には、ぜひ時間を取って訪れるべき岬だと強く感じました。

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香川県綾川町にある「ひだまり公園 あやがわ」、通称 ヤドン公園 に行ってきました!
ポケモンの「ヤドン」をモチーフにした公園で、のんびりした雰囲気とかわいらしい遊具が特徴です。

園内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが とぼけ顔のヤドン像。
ベンチにちょこんと座っていたり、井戸に入っていたりと、いろんな姿で子どもたちを出迎えてくれます。

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大きなヤドン遊具は、しっぽから登って口から滑り降りる滑り台になっていて大人気!
思わず大人も写真を撮りたくなるフォトジェニックなポイントです。

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看板にはヤドンだけでなく、ヤドラン・ヤドキング・シェルダーの姿も。
遊具やオブジェのあちこちに仲間たちが描かれていて、ちょっとした「探し物ゲーム」気分で園内を歩けます。

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他にも芝生広場や休憩用の東屋もあり、親子連れはもちろん、散歩ついでにふらっと立ち寄るのにもぴったり。
イオンモール綾川がすぐそばなので、買い物や食事と合わせて楽しめるのも魅力です。

余談ですが、この近くにある有名な讃岐うどんの店は
・山越うどん
・手打うどん田村
・本格手打うどん はゆか
・さぬきうどんの駅 綾川(道の駅 滝宮 うどん会館内)
などがあります。

お奨め度★★★



るるぶ香川 まっぷる香川 まっぷる 四国'26 うどん手帖

六月、筑前の小京都にて

朝方まで降っていた雨が、ようやく上がった。雲はまだ空の低いところに溜まり、山あいの空気はしっとりと湿っている。私は、福岡県朝倉市の山間にある旧城下町・秋月を訪れた。かつて秋月氏、そして黒田氏の支配した小藩の中心、秋月城址が目的だ。

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駐車場に車を停めて歩き始める。杉の馬場と呼ばれる桜並木の道が、しっとりと濡れた石畳の上に伸びている。新緑の葉に雨粒が残り、時折それがはらりと落ちては肩を打った。春には満開の桜で覆われるというこの通りも、今は人影まばらで、まるで時が止まったかのようだった。

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歩を進めるうちに、黒門と呼ばれる大手門が姿を現す。分厚い梁と簡素な造りが、かえって歴史の重みを感じさせる。門をくぐれば、そこがかつての秋月城の中心部――いまは秋月中学校の敷地内にあるが、本丸跡と知れば、ただのグラウンドも城郭の名残に見えてくる。

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土塁の跡や、苔むした石垣の断片。どれも長い年月を越えて、静かにそこにある。雨に洗われたあとの景色は、どこか輪郭が柔らかく、すべてが穏やかに見えた。

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少し高台に登ると、秋月の町並みが見渡せた。白壁の旧家が連なり、瓦屋根がしっとりと黒く光っている。どこからかホトトギスの声が聞こえた。時代を遡ったような錯覚にしばし身を任せる。

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秋月城址は、華美な天守や壮麗な櫓こそ残してはいない。しかし、この地に流れる静けさと歴史の重なりが、訪れる者の心を深く揺さぶる。雨上がりの六月という季節が、それをいっそう引き立てていた。

私は帰り際、ふと立ち止まり、もう一度だけ杉の馬場を振り返った。雨の名残をまとった木々が、何かを語りかけてくるようだった

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