The Vistula-Oder Offensive
Ian Baxter Casemate
1945年初頭、満身創痍のドイツ第3帝国に止めを刺すべく、赤軍が実施した大攻勢が「ヴィスワーオーデル攻勢」である。ポーランドのワルシャワを貫いて南北に流れるヴィスワ川からドイツ国境のオーデル川へ向けた赤軍の大攻勢は、ドイツA軍集団を粉々に粉砕し、ベルリンへの道を切り開いた。ドイツはベルリンを守る最後の砦を失い、以後戦局は最終局面に入っていく。
本書は、ヴィスワ-オーデル攻勢の全体像を、戦局の流れ、両軍の指揮官、兵器類等の解説を交えて簡潔かつ要領よく説明した著作である。英文は平易で読みやすく、また内容も簡潔ながら的を射ている。数多く掲載されたイラストや写真は、本攻勢の概要を理解する上で好適なものである。
戦争末期の東部戦線について、その実像を知ることができる著作。
お奨め度★★★

























