もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

タグ:東北

栗駒山は紅葉の名山として東北地方を代表する山です。かくいう私も 9年前に1度登ったことがありました が、その時は曇天であったため、紅葉の発色が今一つだったように覚えています。
今回、晴天の栗駒山を狙って再度チャレンジしてみました。

前回までの展開は --> こちら

写真36


帰路は東栗駒コース。こちらは恐らく今回初めて歩くコースです(前回は中央コースをそのまま下山しました)。分岐を左に折れていくと、新湯沢の渓谷が見えて、その周囲の紅葉が美しい。そのまま稜線を横に歩いて、裏掛コーストの分岐に達します。

写真37
写真38
写真39


この分岐を右に折れて東栗駒コースの核心部へ。右手に栗駒山の姿が見えて、その斜面には紅葉が美しい。さらにコース上の紅葉も美しく、被写体には事欠きません。

写真40
写真41
写真42

写真44
写真45
写真46

東栗駒山の山頂を過ぎて下り斜面へ、そのあたりが周囲を見渡せる最後の場所になります。

写真47
写真48
写真49
写真50
写真51
写真52
写真53
写真54


新湯沢の沢に出て、川沿いを進むこと約100m。このあたりは足元が不安定になるので、カメラを収納して歩く必要があります。

写真55
写真56


そこ先も登山路がぐちゃぐちゃ。沼地のような登山路で水を避けて歩くの一苦労。斜度もそこそこあって気が抜けません。

写真57
写真58
写真59
写真60


登山口であるいわかがみ平に降りてきたのは11:00過ぎで、所要時間は約2:30程でした。コースタイムは1:30なので、約1時間のオーバータイムでした。
いわかがみ平からは無料のシャトルバスが出ていたので、それに乗っていこいの村駐車場までワープしました。おかげで時間的には随分楽させていただきました。

栗駒山。今回2回目の登山ですが、晴れた日の美しさは格別ですね。先週に行った 東大雪 と比べた時、最初は「ここも綺麗だけど東大雪とは比べ物にならないかな」という感想でした。しかし東栗駒コースを歩くと、東大雪コーストはまた違った紅葉の美しさがありました。そういった意味では、栗駒山の紅葉も東大雪とはまた異なった魅力があることを再認識させてくれました。

MAP



栗駒山 (南東北名山ガイド) 山と溪谷 2024年 9月号 - 全国紅葉名山100 山と溪谷 2024年11月号 - 決定日本百低山 日本三百名山 山あるきガイド 上

栗駒山は紅葉の名山として東北地方を代表する山です。かくいう私も 9年前に1度登ったことがありました が、その時は曇天であったため、紅葉の発色が今一つだったように覚えています。
今回、晴天の栗駒山を狙って再度チャレンジしてみました。

一ノ関付近に宿を取り、早朝5時前に出発。登山口であるいわかがみ平までは車で一時間弱の距離です。前回は特に何もなく登山口にたどり着けたのですが、今回はいわかがみ平の手前約4kmで渋滞に引っ掛かってしまいました。このまま渋滞後尾で待っていてもいつ駐車場にたどり着けるかわからない。そこで山を少し下った所にあったオートキャンプ場の駐車場に車を停めることにしました。ここからならいわかがみ平まで車道を4kmほど歩かないといけませんが、まあ仕方がありません。

45分ほど歩いていわかがみ平に到着。トイレが混んでいたのでまた少し時間を潰してしまい、いわかがみ平を出発したのは06:45頃でした。今回選んだのは中央コース。栗駒山登山のメインルートです。

石畳の歩きやすい登山道。しかし山道なので斜度はそこそこあります。最初は視界が開けませんが、しばらく歩いて標高があがってくると、栗駒山の雄大な景観が見えてきました。そこからは写真撮りまくり、登山道も歩きやすく、被写体にも事欠きません。

写真25
写真26
写真27


標高をさらに上げていくと石畳の道から普通の登山道に変わってきます。それでも歩きやすい。さらに標高を上げると右手に谷間が見えてきて、その向こうに東栗駒コースが見えてきます。やがて東栗駒コースと合流し、最後の200mを登り切った所が栗駒山の頂上です。

写真28
写真29
写真31
写真32
写真33
写真34
写真35
写真36


つづく

栗駒山 (南東北名山ガイド) 山と溪谷 2024年 9月号 - 全国紅葉名山100 山と溪谷 2024年11月号 - 決定日本百低山 日本三百名山 山あるきガイド 上

ここの所、数年間は正月を北海道で過ごし、旅友達と飲み明かすのを常としておりました。ところが今年の年末年始はご存知の通りのコロナ禍。コロナについて個人的に思う所は色々ありますが、それについては別の機会に述べさせていただくとして、感染拡大防止は私を含めた国民共通の願いであることは論を待ちません。

そこで今回は旅行の目的を変更し、「人に会わない旅」をテーマとしました。すなわち滞在型ではなく移動型の旅行とすることで、接触機会を減らすという作戦です。無論、旅行しないという選択肢も当然ありますが、それは選択しません。理由については敢えて説明の必要はないと思います。

出発は2021年の正月1日。まずは始発のJR東海道本線で上野に出て、上野から宇都宮線で北に向かいます。宇都宮、黒磯で乗り換えて東北本線と呼ばれる区間に入ってくると、雪がだんだん深くなってきます。新白河、郡山で乗り換えて、福島には丁度12時頃に到着しました・

写真00
写真01

福島で昼食をと考えていたのですが、生憎元旦なので店は閉まっており、仕方なくコンビニのパンで昼食を済ませました。その後、快速で仙台へ移動。仙台からは新幹線で小ワープ。古川で下車。古川からは陸羽東線で鳴子温泉へ向かいます。陸羽東線は日本でも有数の豪雪地帯を走る列車。周囲の雪景色がなかなか豪快です。

写真02

鳴子温泉には16時過ぎに到着。今日は鳴子温泉の隣にある中山平温泉で1泊します。JR中山平温泉駅のすぐ近くなのですが、大雪のために鳴子温泉以西が運休状態。そこで宿が手配してくれたタクシーで移動しました。車中で聞いた話では、コロナ感染拡大の影響で鳴子温泉郷の宿はいずれもキャンセル続出で危機的な状況に。もしこの状況下で「緊急事態宣言」なるものが発令されたら。もうもたないのではないか、とのことでした。(この記事は1月4日に書いています)

写真03
写真04

翌日はタクシーで鳴子温泉へ移動し、10時発の陸羽東線小牛田行きに乗ります。当初の予定では新庄、秋田経由で青森に行く予定でしたが、大雪の影響で陸羽東線西半分と奥羽本線新庄~横手間で運休とのこと。取り敢えず小牛田から東北本線を北上。盛岡から花輪線、奥羽本線経由で青森を目指すことにしました。

写真05
写真06
写真07
写真08
写真09

鈍行列車を乗り継いで盛岡には1400頃に到着。まずは冷麺でお腹を満たします。

写真10
写真11

その後、花輪線のホームに向かいますが、生憎大雪のために運休とのこと。今日の宿は青森。18切符が使えない(18切符はJR線の鈍行列車のみ)ので、一番安く青森に行く方法はと、思ったら、バスの切符売り場が・・・。丁度青森行きのバスがあったので、それで青森まで移動しました。青森駅に着いたのは1840頃。そこで食べた寿司が美味しかったです。

写真12
写真13

翌日は当初の予定では北海道に渡って松前城を城攻めした後、本州に戻る予定でした。
しかし前日ネットで調べた所、松前城は冬季は休館中とのこと。あちゃー。リサーチ不足を嘆いても始まらないので、予定変更し、秋田経由で今日の宿、乳頭温泉郷に向かうことにしました。

写真14
写真15

青森から秋田までは特急を利用。昨日までは18切符でしたが、今日からは通常の切符になる。秋田には昼前に到着。稲庭うどんを食べました。駅に大きな秋田犬がいたのは面白かったです。

写真16
写真17
写真18
写真19

秋田発1310の「こまち」で田沢湖に移動。田沢湖駅からはバスで今日の宿、乳頭温泉郷に向かいます。乳頭温泉郷についての報告は、また別の機会に・・・・

写真20

旅の最終日は1月4日。田沢湖駅から1014発の「こまち」に乗って盛岡に向かいます。盛岡でわんこそばを食べた後は、1250発の「はやぶさ/こまち12号」で帰宅しました。

写真21
写真22
写真23

今回の旅行で感じた事。コロナの影響で列車の乗車率は例年よりも明らかに低かったです。新幹線の場合、概算で70%ぐらいかな。いつもならこの時期、指定席は100%になるのですが、そういった意味では少なったと言えます。
あとコロナ禍での地方の疲弊については、場所によって相違があり、鳴子温泉のような観光地はかなり痛手を被っているみたいでした。その一方で、仙台、盛岡、秋田、青森といった都市部は左程でもない様子。また乳頭温泉のように普段から人気のある地方では、コロナの影響どこ吹く風といった感がありました。

いずれにしても早くコロナが収まって以前の生活を取り戻したいものです。



新青春18きっぷの教科書 全国駅弁大百科 50歳になったので大人の休日倶楽部 るるぶ山形 鶴岡 酒田 米沢 蔵王'25

↑このページのトップヘ