もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

タグ:枕崎

221228_18切符枕崎~稚内

日本の鉄道には聖地と呼ばれる場所がある。その1つが鹿児島県南西端に位置する枕崎駅。今一つが北海道最北端の稚内駅である。これらはJR線のそれぞれ南と北の終端点であり、全ての鉄路はこれらの駅と繋がっている(勿論例外もある)。
今回、この2つの聖地を青春18切符を使って乗り通してみた。

前回までは-->こちら

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辻堂~宇都宮

10日ほど間が空いて、旅を再開する。出発の値は神奈川県藤沢市にある辻堂駅。ここから1538発の宇都宮行きに乗る。宇都宮までは優雅にグリーン車を利用した。青春18切符では、通常グリーン車は利用できないのだが、首都圏を走る列車のグリーン車は例外的に利用が可能なのだ。

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ちなみに、今日からは「青春18切符」ではなく「北海道&東日本パス」という切符を利用している。この切符は青春18切符と機能は似ているのだが、青春18切符よりもやや安価で、有効日数が多く(連続7日間使用可能)、青春18切符では利用できない一部第3セクター線や新幹線に乗車できる。さらに自動改札を利用できるので、改札で並ぶ必要がないのは結構有難い。その代わり、JR東日本とJR北海道のエリアでしか利用できず、青春18切符のように飛び飛びの日での利用はできない。どちらが良いのか判断に迷う所だが、今回のような旅では「北海道&東日本パス」の方が利便性が高いと言えるだろう。

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宇都宮~黒磯

宇都宮には1830頃に到着。辻堂からの所要時間は3時間弱だった。近いのか、あるいは遠いのか?。次の列車まで少し時間があったので、駅近くの 餃子の店 に入って餃子を食べる。これが美味。お酒も入ってすっかり良い気分になる。

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宇都宮発の黒磯行きは1945発。黒磯までは約1時間の行程だ。車内は結構ガラガラで、黒磯に着く頃は、1両に数名しか乗っていなかった。

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黒磯~福島

黒磯からは2042発の新白河行に乗る。この車両も結構ガラガラで、ボックス席占拠できた。新白河では少し待ち時間があって2133発の郡山行きに乗り換え。この車両はオールロングシートの4両編成だった。福島で今日の最終ランナーである2222発の福島行に乗る。これもボックス席を占拠できた。

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福島駅には2300頃に到着。今日はここまで。駅前のホテルに1泊して、明日に備える。

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つづく



221219_18切符枕崎~稚内

日本の鉄道には聖地と呼ばれる場所がある。その1つが鹿児島県南西端に位置する枕崎駅。今一つが北海道最北端の稚内駅である。これらはJR線のそれぞれ南と北の終端点であり、全ての鉄路はこれらの駅と繋がっている(勿論例外もある)。
今回、この2つの聖地を青春18切符を使って乗り通してみた。

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姫路~草津

昨晩は久しぶりに熟睡できた。今日はそれほど早起きしなくても良く、シャワーを浴びたり、ホテルで朝食を取ったりしながら、0720頃にホテルを出発する。例のクーポン券が残っていたので、どうしようかと思っていたら、姫路駅の売店で使えるらしい。折角なので駅弁を購入。これでクーポン券は全部使い切ったので、あとは東へ向けて邁進する。

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姫路発0734の新快速野洲行きに乗る。この列車は始発駅が網干なので、姫路に着いた時には既にかなりのお客さんが乗っていた。何とか座席を確保。三宮でお客さんが8割方降りたので、その隙に窓際席に移動。大阪で新しいお客さんも含めて大半が降りて、あとは車内はガラガラだった。

草津~柘植

草津で新快速を降りて0947発の草津線に乗る。草津線は草津と柘植を結ぶローカル線で、柘植で関西本線と繋がっている。本来ならこの草津線ルートこそが東海道線の本命になるべき路線なのだが、信長と大野某なる政治家の策謀により(実際の所、後者は都市伝説に近いデマらしいですが・・・)ローカル線となってしまった悲しい路線である。

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柘植~名古屋

柘植には1030頃に到着。柘植駅は草津線と関西本線とが交わる駅。山間部のローカルな駅だが、ホームや駅は異様なほど広く、留置線もかなり広かった。今は殆ど使われていないが、かつては夜行列車や関西本線を走る優等列車の基地となっていたのかもしれない。

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柘植からは1040発の関西本線亀山行きに乗る。関西本線もかつては名阪連絡線として優等列車が走っていたが、今では1~2両編成のディーゼルカーが加茂~亀山間をノンビリ往復しているだけである。ちなみに過去に「かすが」という急行列車が名古屋と奈良を結んでいた時、私は一度だけこれに乗ったことがある(たしかコマンドマガジンで「アドバンスド・トブルク」が発売された頃だったかな)。

亀山には1100頃に到着。この亀山もかつて関西本線と紀勢本線が分離していた駅だ。東京からの寝台特急も来ていたこともあるという。広大な駅舎は往時の繁栄を物語る。

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亀山からは1124発の快速名古屋行きに乗る。快速ということで途中停車駅が少ないのは嬉しいが、たった2両編成なので、途中で混みそうな予感。車内が混む前に姫路で購入した駅弁を食ってしまおうとむせる。

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名古屋~静岡

結局、2両編成の快速電車は左程混むことなく名古屋に到着した。本来ならここで昼飯、と行きたい所だが、既に駅弁を平らげた後なので、ここでの食事はパス。接続時間10分で新快速豊橋行きに乗る。

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正直な所、ここまで来ると、いつもの18切符旅と何ら変わらない。いつもと違うのは時間帯がやや早いので、早めに帰宅できることぐらいか。途中でどこかに立ち寄っても良いが、この辺りまで来ると「どうせいつでも行けるでしょ」という思いが強くなり、それよりも早く家でゆっくりしたくなる。

豊橋で1342発の浜松行きに乗り換える。4両編成。今日は天気が良いので浜名湖が綺麗に見えている。浜松で興津行きに乗り換える。こちらは3両編成。さすがに3両だと車内は結構混んでいる。それでも袋井を過ぎたあたりからもうガラガラ。あとは静岡までガラガラ状態だった。

静岡~辻堂

静岡には1540頃に到着。次の1603発の熱海行まで少し時間があったので、駅前のコンビニでおやつを買う。1603発の熱海行は313系の6両編成。しかも前3両は最近静岡地区に登場してきたクロスシートタイプだ。以前は熱海~浜松は「静岡ロングシート地獄区間」だったが、このタイプが登場してきたことで少し快適になった。

静岡を発車すると左手に富士山が見えてくる。静岡市内からも見えるが、まだ斜め方向だ。冨士川を渡った所がビューポイントになるのだが、残念ながら既に薄暗くなっていた。スマホで写真を撮るも、あまり上手くは撮れていない。

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熱海には1720に到着。熱海から先は自分の庭のようなものである。熱海発1730の上野東京ライン高崎線に乗る。今回は辻堂で下車。18切符の旅は辻堂から後半に続く。

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つづく



221218_18切符枕崎~稚内

日本の鉄道には聖地と呼ばれる場所がある。その1つが鹿児島県南西端に位置する枕崎駅。今一つが北海道最北端の稚内駅である。これらはJR線のそれぞれ南と北の終端点であり、全ての鉄路はこれらの駅と繋がっている(勿論例外もある)。
今回、この2つの聖地を青春18切符を使って乗り通してみた。

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佐伯~小倉

佐伯発0549の大分行きに乗る。南国九州とはいえ、12月の早朝はさすがに寒い。しかもこの列車は暖房が効いていない。オイオイ勘弁してくれよ、という気分になる。

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途中駅の幸崎で後続の中津行きに乗り換える。幸崎駅にも待合室に暖房がなく、寒い思いをした。幸崎発0708の中津行きは815系ロングシート車両だったが、それでも暖房が効いていたので天国のようであった。

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途中の別府市内は降雪の跡が残っていた。昨晩降ったのだろうか。道理で寒い訳だ。ちなみに別府~小倉間は特急列車では何度となく走ったことがある区間だが、鈍行列車で走るのは生まれて初めてかも知れない。

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大神(おおが)という九州らしい変わった駅名。ちなみに一部のマニアが喜びそうな駅名でもある。

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中津には0920に到着。ここで中津発0938の小倉行に乗り換える。

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中津から小倉の間は、築城、行橋、そして小倉という都市近郊区間。いわば北九州都市圏内である。従って僅か3両編成の電車では結構混む。外はかなり雪が降っている模様。しかも途中駅で毎回毎回ドアを全開するので、冷気が半端ない。結局小倉に着くまで、まるで冷凍庫の中のような車内を寒さに耐えながら過ごしていた。

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小倉~下関

なんやかんやで小倉には定刻の1032に到着。小倉駅名物かしわうどんで早めの昼食を済ませる。ここから先も乗り換え時間が短く、途中下車しての食事は難しそうだ。今日の目的地に着くまで、まともな食事はこれが最後かも知れない。

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とはいえ、次の列車まで時間があったので小倉駅の外に出てみた。この駅は駅構内にモノレールが突っ込んできているという独特の構造になっている。類似の形態としては、千葉駅などがある。ちなみに駅前に寒暖計があったので、今の気温を見てみると、何度1度であった。そりゃ寒い訳だ。

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下関行は1109に小倉を発車。途中の門司駅に停車した後、関門トンネルを抜けて1123に本州山口県の下関につく。下関に降りるのも久しぶりだな、と、調べてみたら、なんと12年ぶりだった。

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下関~岩国

下関からは1135発山陽本線の岩国行きに乗る。山陽本線名物の黄色い電車。18切符の旅ではこういう旧式車両の方が嬉しい。しかもJR九州にはなかった「しまるボタン」「あけるボタン」がある。寒冷地獄から天国に戻ったような感じである。

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列車は山陽本線を東に向けて疾走する。車両は旧式だが線形が良いので快調に飛ばす。日豊本線のような特急待ちや対向列車待ちがないのも快調な理由。1時間ほどで新山口駅に到着。ここで約30分の長時間停車がある。
停車時間を利用して駅を散策。山口線経由で益田や島根方面に向かう特急列車を見る。ここから山陰方面に行くのも面白そうだが、1年前の米子での事故が頭をよぎる。

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駅のコンコースに出てみたが、土産物や駅弁などが売っている売店が全くないのでちょっと驚き。さっき出てきた小倉駅にはある種の猥雑な雰囲気があったので、あまりの静かさに驚く。そういえばさっきの下関もそんな感じであった。JR九州の駅は、宮崎とか大分とかいった駅でももう少しワイワイした感じがあったのになぁ。鹿児島、宮崎、大分なんて人に溢れていた感じがあったのだけど、この新山口の静かさはいったい何・・・。

新山口で車掌さんが交代。さらに1時間弱で徳山に到着。ここでも約15分の長時間停車がある。徳山の駅もやはり静かな感じ。ここではコーヒーを購入し、次に岩国まで1時間強の長旅に備える。

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岩国~姫路

岩国には1518に到着した。下関からは4時間近くかかったことになる。もっとも新山口と徳山での長時間停車を除けば約3時間だが・・・。岩国からは新型227系3両編成の白市行きに乗る。これから広島の都市圏に突入するのに、3両編成だと混みそうだな。

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案の定、途中の宮島口でどーっと人が乗ってきて車内は混んできた。まあ自分は窓際席を確保しているので関係ないが・・・。
広島を抜け、鉄道の難所と呼ばれているセノハチと呼ばれる急斜面を超えて、広島空港に近い白市駅には1700頃に到着した。
待ち時間が約30分あったので、駅前に出てみた。家はたくさんあるけど、店らしい店はない。少し歩くと国道のような道があって、そこにはコンビニやらガソリンスタンドやらが立ち並んでいる。このあたりは完全に車社会だと思う今日この頃。

白市発1729の糸崎行きは約3分遅れで白市に到着。結構混んでいたので補助椅子に座る。糸崎からは1801発の岡山行き。こちらは例のイエローライナーで、車内はまあまあ空いていた。岡山には1932に到着。もう周囲は真っ暗である。

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岡山からは1955発の姫路行きに乗る。岡山で夕食を取ることも考えたが、姫路の宿で「旅行割クーポン」が入手できるはず。そちらを使った方が賢いと思って、空腹を我慢しつつ東へ向かう。
例によって岡山発の列車はイエローライナー。車内はまあまあ混んでいたが、数駅走った後はもうガラガラ。あとはひたすら本(ゲームのるるぶ)を読みながら我慢する。姫路には2120頃に到着。はーあ。やっと着いた。それにしても寒いぜ。

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ホテルにチェックインして、予想通りクーポン券をゲット。3000円分なので、どう使うか迷う。ちなみに今日の宿代は3120円なので、クーポンを引くと残り120円。余りの安さに目が眩みそうになる。九州の宿で旅割クーポンが使えなかったのが少し残念。
クーポンが使える店を探していると、駅前に格好の飲み屋が。店の女の子に「クーポン使えますか」と尋ねた所、OKとのこと。早速ここで2000円分使う。全部使い切っても良かったのだけど、まあそこは少し我慢。明日の楽しみも取っておこう。

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つづく





青春18きっぷで行こう '24~'25 青春18きっぷパーフェクトガイド 日本観光列車の旅2024 にっぽん全国100駅弁 鹿児島中央駅から稚内駅

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日本の鉄道には聖地と呼ばれる場所がある。その1つが鹿児島県南西端に位置する枕崎駅。今一つが北海道最北端の稚内駅である。これらはJR線のそれぞれ南と北の終端点であり、全ての鉄路はこれらの駅と繋がっている(勿論例外もある)。
今回、この2つの聖地を青春18切符を使って乗り通してみた。

鹿児島中央~枕崎

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前日の飛行機で鹿児島入りした私は、旅の初日を鹿児島市内のホテルで迎えた。まずは旅の出発地となる聖地、枕崎へ向かわねばならない。午前4時半頃に宿を出た私は、小雨交じりの中、鹿児島中央始発0447の指宿枕崎線山川行に乗った。黄色い指宿枕崎線車両は4両編成。JR九州らしい乗り心地の良い車両である。朝早かったので車内でウトウトしていたら、列車はいつの間にか山川に到着した。

山川で0612発の枕崎行きに乗り換える。こちらは旧式のキハ40系単行編成。山川から先の枕崎まではローカル線区間なので、未だにこのタイプが主流である。車内は数人の客が乗っていたが、その殆どが鉄道マニアらしい人物であった。冬の九州なので外はまだ薄暗い。そんな中、列車は0725に無事枕崎に到着した。

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枕崎~西大山

この枕崎が今回の旅の始まりとなる。そこそこ強い雨が降っていたが、傘をさして一通り写真を撮った。そしてさっき乗ってきたキハ40の車内に乗り込む。これが次の0735発の指宿行きとなる。枕崎を発車した列車は、右手に海を見ながら薩摩半島の南端を東へ向かう。途中で薩摩半島南端の名峰開聞岳が見えてくる。天気が良ければ勇壮な姿が見られるのだが、今日は雨の中霞んで見えるだけ。
やがて列車は「日本本土最南端の駅」である西大山駅に到着。今回はここで途中下車する。ちなみにこの駅からは観光バスかららしい団体客が大量に乗り込んできた。どうやら西大山から指宿あたりまでを鉄旅するのが目当てらしい。

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西大山~鹿児島中央

西大山駅は「日本本土最南端の駅」ということもあって観光客向けの土産物店があった。さすがにまだ朝でしかも天気が雨模様なので人影はまばらだ。ここではマンゴーサイダーなるものを購入してみた。その名の通りマンゴーの味がするサイダーなのだが、ちょっと微妙な味であった(不味い訳ではない)。

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西大山発0911の指宿行きに乗る。これも例によってキハ40系1両編成。列車が到着する直前に観光バス1台が到着。かなり年配のお客様方がワラワラと降りてきた。この人たちは列車に乗るのではなく、どうやら写真目当てらしい。指宿行きの車内はそこそこ混んでいたが、座る場所に困るような状況ではなかった。

指宿で0931発の快速「なのはな」に乗り換える。こちらは早朝乗ったのと同じ黄色い車両4両編成。さすがに快速は速く、約1時間で鹿児島中央駅に戻ってきた。

鹿児島中央駅にて

鹿児島中央に戻ったのは1030頃である。昼食にはやや早いが、今朝の朝食がかなり早めだったので、昼食をとることにした。アミュプラザという九州によくある駅ビルの中にある黒豚の店で、黒豚しゃぶしゃぶなるものを試してみた。結構人気のある店のようだが、味の方はどうかなぁ・・・。不味いという訳ではないんだけど・・・。

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駅に戻り、1148に鹿児島中央駅に戻ってくる特急「指宿の玉手箱2号」の入線を見る。今回はこの種の観光列車に乗る機会はないのだけど、こういう列車は見ているだけでも楽しい。

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次の列車までは少し時間があったので、駅前を少しブラブラする。鹿児島中央駅の正面には高層ビルが立ち並び、かつて西鹿児島駅と呼ばれた頃の雰囲気は失われてしまったが、駅から少し横に入っていくと、かつての雰囲気を少しだけ感じることができる。こういう雰囲気の所を歩くのも結構楽しい。

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鹿児島中央~宮崎

鹿児島から九州を北へ向かう鉄道ルートは、新幹線を除けば、かつての鹿児島本線である肥薩おれんじ鉄道ルート、隼人から人吉を経て熊本に出る肥薩線ルート。そして宮崎、大分経由の日豊本線ルートの3つがある。
しかし肥薩おれんじ鉄道はJR線ではないので青春18切符が使えず、肥薩線も2020年の台風被害によって吉松から八代までが不通になっている。従って2022年冬現在、青春18切符を使えるルートは、日豊線経由のルートしかない。

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鹿児島中央1310発の日豊本線都城行きは近郊型電車の2両編成。車内は学生さんを中心にかなり混んでいた。生活路線だから仕方がない。途中の隼人で沢山降車し、次の国分を出る頃には車内はガラガラだった。国分から都城までは山岳路線で、列車本数の少ない区間となる。都城には1445頃に到着した。

都城からは1508発の宮崎行に乗る。2両編成のロングシート。特に何かある訳でもなく、列車は定刻に宮崎駅に到着した。

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宮崎~延岡

宮崎から一駅戻って南宮崎に行き、そこから1640発の延岡行きに乗る。さすがに都市近郊区間なので宮崎から混んでいた。佐土原で1/3ぐらい、高鍋で1/3ぐらいが下車。その後は車内は空いていた。延岡には1815に到着した。

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一杯やりたい気分だったが、まだ先があるのでここは我慢。ラーメンで軽めの夕食。その後、駅前のスタバでケーキとコーヒーを注文する。この延岡駅前のスタバが凄く良いのだが、とにかく機会があれば一度立ち寄ってみてほしい。本当にお勧めなのである。

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延岡~佐伯

延岡~佐伯間は宗太郎越えと呼ばれる区間で、普通列車が1日1.5往復しか走らないという18切符をユーザー泣かせの区間である。だけど悪い話ばかりではなく、この区間を走る列車は787系の特急型車両なのである。つまり18切符で特急型車両に乗れるというある意味美味しい区間でもあった。

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例にもれず、この日の延岡発佐伯行きの普通列車も787系特急型車両であった。僅か1時間ほどの乗車区間ではあったが、特急型車両で快適な旅ができた。佐伯には2111に到着。今日は佐伯駅前のホテルで1泊する。

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つづく



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