もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

タグ:根室

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花咲線で釧路から根室に移動した 後、最初に訪れたのは根室「はなまる」である。 「はなまる」については 昨年度も紹介した ので、今回は簡単な紹介に留める。駅から歩いてみたのは今回初めてだったが、所要時間は徒歩約10分であった。鉄道利用だったので気にせずビールを飲めたのが良かった所だ。

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歩いて駅に戻る。途中「ときわ台」公園という所で一休みする。

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駅に戻る途中にこんな看板が・・・。あらまあ、今でもこんな所で活動していたのかしら、民社党。

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枕崎は鉄オタの聖地ですよ。

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これ「幸せの黄色にポスト」だそうです、って、色が気持ち悪いだけやん。 。

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根室発1333の釧路行きに乗る。往路と同じルートなので、特に目新しさはない。北海道らしい風景を見ながら、釧路へ向かう。

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釧路には1550頃に到着した。ここからは1632発の釧網本線網走行きに乗る。これも3時間以上走る長距離列車だ。

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釧網本線も見どころの多い路線である。釧路を出ると、すぐに左手に釧路湿原の広大な景観が見えている。そのような景観が標茶あたりまで続き、そこからは原生林を抜けて弟子屈市街に出る。摩周駅を過ぎると、左手に硫黄山が見えてきて、釧網本線有数の温泉地である川湯温泉に着く。

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川湯温泉から先は峠道に入り、トンネルを抜けると清里町の田園風景が広がる。パッチワークの景観が車窓を過ぎていき、やがて列車は清里町の駅につく。今日は清里町に1泊する。

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つづく

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釧路に1泊した 翌朝、普段よりも少しだけ寝坊して釧路駅へ。そこから根室本線(通称「花咲線」) 釧路発0818の列車に乗ります。この列車は、キハ54系とキハ40系の混成2両編成。まずは先頭のキハ54系に乗ります。

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発車してしばらくすると、市街地を抜けて北海道らしい原生林の中に入っていきます。現生林を抜けると牧草地帯。これまた北海道らしい風景です。

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途中の主要駅である厚岸が近づくと、右手に太平洋が見えてきます。またコンブ漁が盛んな地域なので、収穫されたコンブが海岸に並べられています。

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厚岸を出て、次の茶内までは、厚岸湖とその周辺湿原にある別寒辺牛湿原が美しい所。列車もサービスのためか、速度を落として運転してくれます。

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次の茶内駅では列車交換があり、乗客の約半数がここで降りていきました。そこで後方に連結されているキハ40系に移動。こちらはボックス席の仕様で、椅子とテーブルが雰囲気のある木目調になっていました。ボックス席の1つを丸々占領し、パソコンを広げて優雅に車窓風景を楽しみます。 。

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根室が近づくと、右手には落石海岸の風景、左手には根室半島の原生林が広がっています。このあたりも花咲線で景観の美しい所。左右に動きながら写真を撮るのに忙しいです。

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根室駅には定刻の1052に到着。所要時間約2.5時間の列車の旅でした。釧路から根室に行く時間で、新幹線なら東京から新大阪まで行ってしまうのですから、いやはや・・・。

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つづく

「はなまる」で寿司を堪能した あと、レンタカーを駆って根室市内を散策してみました。根室市内といっても納沙布岬の端まで含んでいるので結構広いです。ちなみに私が根室市内に足を踏み入れたのは、18年ぶり。さらに東の納沙布岬に行ったのは多分四半世紀ぶりぐらいだと思います。

根室駅

日本最果ての駅です。最東端は1つ手前の東根室駅ですが、東の果ては間違いなくこの駅です。最果て感が半端ない。

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納沙布岬

根室市街からさらに東へ向かうと納沙布岬への平原地帯です。どこまでも続く大平原。しかも両サイドは海と正に最高の景観です。冷戦時代は旧ソ連軍が納沙布岬に上陸し、そこから根室、釧路経由で帯広方面に侵攻することを企図していました。今は平和なこのあたりも、冷戦時代は東西対立の接点でした。
ちなみに根室と言えば忘れてはいけない北方領土。市内や納沙布岬へ向かう道路には「返せ北方領土」といった看板が数多く目立ちます。しかし前回(20世紀末)に訪れた際に目にしたソ連兵を形どった過激な看板は姿を消し、ゆるキャラを描いた可愛い感じの看板がメインでした。

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根室市内から車で20分ほど走った所に納沙布岬があります。文字通り(不法占領されている北方領土を除けば)日本最東端の地です。海を挟んだ向こう側には歯舞群島や国後島が見えています。ちなみにオーロラタワーといって高い所から北方領土を見ることができるタワーもあるのですが、コロナ禍の影響なのか休館していました。

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ヲンネモトチャシ跡

アイヌの人たちが築いた城郭をチャシというそうです。根室半島にはその種の「チャシ」がたくさん残っているとのこと。その中でも一番原型がハッキリしているのが、このヲンネモトチャシ跡だそうです。
納沙布岬から車で約2kmほど走った所にあります。車だとほんの一瞬ですが、歩くとちょっときつそう。城跡といっても石垣も天守もなく、ただ小高い丘があるだけ。ちょっと拍子抜けする感じです。
目の前に広がる根室海峡。海には国籍不明の巡視船が浮かび、ここが日露国境の最前線であることを知らしてくれます。

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北海道全域で店舗を広げている「はなまる」チェーン。元々は根室が本店だそうです。その「はなまる」根室本店に行ってみました。

釧路からレンタカーを駆って到着したのは1230頃。幸い人は少なくすぐに食べられました。サバ、はまち、サーモン、やりいか等、計10皿を食べました。
一番美味しかったのはサバ。〆サバと炙りサバの両方を食べましたが、いずれもサバの鮮度が良く、生臭さが全くなし。こんなに美味しいサバ寿司は初めてです。
意外だったのがニシン。ニシンと言えば缶詰風の食べ方とかニシンそばといったイメージが強いのですが、ここで食べたニシンはお刺身風です。こんなニシンの食べ方もあったのか、と、少し驚き。
卵焼き。焼きたての卵焼き。良いですね。醤油を少しだけつけてふーふー食べるのが美味しいです。
ホタルいか。ホタルいかと言えば富山が有名ですが、ここのホタルいかも美味しかったです。

根室の「花まる」。さすがに本店は味が違う、と、思わせてくれる味でした。

お奨め度★★★★★

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