もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

タグ:登山

日にちが経つのは早いもの。右足の怪我からそろそろ1年近くが経過しました。
右足の方は順調に回復していますが、まだまだ完治とはいかない。
とはいえ、普通に歩く分には特に支障はなし。

という訳で、ちょっと山登りに行ってみよう、と思い、多分一番安全にピークが取れそうな高尾山に登ってみました。

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高尾山口には朝8時前に到着。まだまだ朝が早い時間ですが、結構人が集まっています。さすがは

「世界で最も登山者の多い山」

といわれる山です。

一番メジャーな一号路を登っていきます。いきなり紅葉が綺麗な場所が・・・。

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歩いて5分ほどでケーブルカーの乗り場に到着。ケーブルカーの乗り場には長い列が出来ていました。全体の8割ぐらいがケーブルカーの方に向かっていきます。

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私はケーブルカーへ向かう列を横目に見ながら登山路を登っていきます。登山路は舗装されていて歩きやすいですが、さすがに上り坂が続くので結構キツイです。

1時間弱でケーブルの山頂駅に到着。ここまでは人が比較的少なかったのですが、ここからまたもや登山者(観光客かな?)が増えます。

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約20分で薬王院に到着。人が多いのでマスクをつけることになります。

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薬王院を抜けると、そこから約20分で高尾山頂に到着。天気が良いので富士山が綺麗に見えます。

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ここから先は「奥高尾」と呼ばれる地域になります。ちょっと長めの下り坂。階段上になっていて慎重に降りていきます。所々で紅葉が綺麗です。

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鞍部に降りた後、緩やかな上り坂を30分ほど登り切った所が城山。休憩に丁度良い広さなので、多くの人が休んでいます。富士山が綺麗です。

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ここからは相模湖へ向けて下り坂を降りていきます。右足がまだ痛いので下り坂は結構キツイ。それにスリップが怖いので慎重に降りていきます。まあ下り坂自体は全般に緩やかだし、木道に乾いた落ち葉がギッシリと敷き詰められているので、滑り難そうなのが有難いです。

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麓の千木良に降りてきたのが丁度正午頃。上りの所要時間はコースタイム以下でしたが、下りはコースタイム以上の時間がかかってしまいました。
国道20号線の交差点に出てきて、目の前に見える「休屋」という蕎麦屋で蕎麦を食べました。かなり歩いた後なので、ビールがすごく美味しかったです。蕎麦も美味しかったので大満足です。

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その後は相模川の方に降りていき、弁天橋という趣のある橋を渡っていきます。坂を上って道路に出て、相模湖畔を渡って斜面を登った所が相模湖駅です。歩き始めてから約5時間が経過していました。

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今回は久しぶりのピークハントです。上り坂については、ほぼ負傷前と同じ感覚で登ることができましたが、下りはまだまだ。もう少しリハビリが必要だと思います。

それにしても登山は楽しいですね。
今回は比較的軽めの登山でしたが、それでも疲れた感じが心地よいです。これから冬になりますが、近場の低山等には少しずつ登っていきたいと思います。

MAP



るるぶ高尾山 25 まるっと高尾山 関東の名山Best 100 駅から山あるき 関東版

丹沢の名峰、大山に行ってきました。
右足の負傷後、久しぶりの登山らしい登山です。
今回は公共交通機関を使って伊勢原からバスで移動。伊勢原発の大山ケーブル行バスはかなり混んでいましたが、途中から座れました。大山ケーブルバス停には0815頃に到着。ここから歩き始めます。

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コマ参道と呼ばれる参道を歩くこと約15分。大山ケーブル駅に到着しました。
ケーブルカーの始発便は0900発で、まだ30分ほど時間がありましたが、既に長い列が出来ていました。

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ここから本格的な大山登山が始まります。まずは女坂という斜度のやや緩い坂に入っていきます。石段状の道になっていて登山道としては歩きやすいと言えますが、それでも滑りやすい階段道を慎重に歩きます。

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ケーブル駅から30分ほど歩いて大山寺に到着。急な石段を登り切った所にあります。そろそろ周囲の景観が広がってきます。

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大山寺からは斜度がきつくなり、登るのが結構大変になってきます。苔がついて滑りやすくなっている石段を、滑らないようのに慎重に登っていきます。

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歩きはじめて約1時間で山の中腹にある阿夫利神社に到着しました。ここからは相模平野と相模灘、さらに江の島の姿も見えます。

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下にケーブルカーを駅があるので、ケーブルカーの写真を撮ろうと駅近くに降りてきました。

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と、ここで事件が発生。持っていたストックの1本が柵の下に滑り落ちてしまったのです。ストックは2本持っていたのですが、シングルストックだと下り坂に不安がある。当初の予定では、この後、見晴台方面へ移動し、そこから日向薬師方面に降りていくつもりだったけど、さてどうしたものか・・・。

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結局ストック1本だと危険と判断。このままケーブルで下山することにしました。正味1時間ほどの登山でしたが、ちょっとしたリハビリにはなったのではないでしょうか。

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伊勢原の駅に戻ったのは1030頃。小田急で海老名駅まで移動し、海老名駅前の「鶴橋風月」でビールとお好み焼きで疲れを癒しました。

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ちなみに、この「鶴橋風月」。お好み焼きの店ですが、店員さんが焼いてくれるので、私のような不器用な人間にはお奨めです。

という訳で今回の大山登山は以上で終わりです。
今回は途中帰還というやや不本意な結果に終わりましたが、次回は大山山頂への登頂を果たしたいです。

それではまた。

篠山は高知県西部、愛媛県との県境にある標高1065mの山だ。かつては土佐藩と宇和島藩が国境を巡って争ったという。

高知県西部、宿毛市内から国道56号線を北西に進み、愛媛県に入った所で右に折れて愛媛県道332号を北上する。最初は2車線の気持ちの良い道路だが、途中から道幅が狭くなる。離合が難しそうな山道。「対向車が来たら面倒だな」と思いながらも、工事車両と1度すれ違った以外は対向車なし。1時間ほどで8合目登山口に到着した。

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駐車場には他に車の姿はなし。ひょっとしたら一人登山かも。そんなことを思いながらも歩き始めた。頂上までは1kmで片道30分ほど。登山というよりは軽いハイキングぐらい。その難易度から言えば、 かつて登った天王山 と同じぐらい。ただ急な山道や滑りやすそうな場所もあったので、慎重に登っていく。

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30分ほど歩いて山頂に到着。山頂部は祠のようになっていた。頂上付近からは愛媛、高知の山々が綺麗に見えている。ただしそこには台風並みの強風が吹いていたので、そうそうに引き上げた。

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帰りは来た道を引き返す。帰りの所要時間も30分弱。トータル1時間ほどの短い山旅であった。駐車場には車が1台しかなく、しかも途中で誰にも会わなかった。完全に誰もいない山旅だったのかもしれない。

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今回は距離的に短い登山で、負荷的にも大したことはなかった。それでもたとえ短時間であっても山登りにはプレッシャーがあるし、登り終えた後の達成感もまは格別。なんやかんやと言っても登山は良いなあ。と改めて思わせてくれた登山だった。

青春18きっぷで行こう '24~'25 日本三百名山 山あるきガイド 上 日本三百名山 山あるきガイド下 まっぷる 高知 四万十 足摺24

英彦山は福岡県南部にある山塊です。元々は修験道の山で、戦国期には僧兵を擁して戦国大名と戦った様。今でも山中には神域になっており、山中に多くの神社があります。福岡市内から車で2時間弱、小倉からだと約1時間という距離なので、福岡県民にとっては高尾山や高野山のように手頃な山なのかも知れません。

福岡市内で朝にレンタカーを借りて出発。登山口までは2時間ほどかかりました。朝10時に登山口に到着。ここから登山開始です。

駐車場から奉幣殿と呼ばれる設備までは、アップダウンがあまりない道で前座といった感じ。奉幣殿は英彦山全域の表玄関ともいうべき場所で、比較的容易に到達できることから、登山者よりも観光客の方が圧倒的に数で上回っています。

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奉幣殿で石段を登り切った先が登山道になります。登山道は綺麗に整備されていますが、いきなり急登になりそこそこキツイです。鎖場が2個所ほどありますが、大したことはありません。急登を過ぎるとゆるやかな登りになり、中津宮という建物がありますが、今回は素通り。しばらく歩くと休憩するに好適な広い場所に出て、ここが産霊社です。

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ここからは長い石段が始まり、前方に建物が見えます。石段を伸び切った所が英彦山上宮。一見するとピークですが、本当のピークはコルを挟んだ向こうに見える南峰。登山者の大半は南峰までは行かずにこの上宮をゴールにするよう。

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実際にコルに行くと予想外に楽ちん。10分程歩くと拍子抜けするぐらい簡単に南峰に到着します。山頂部は広くなっていて、弁当を広げて休む人達が沢山いました。

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帰りは元来た道を戻ります。往路はバイパスした中津宮にも立ち寄ってみました。紅葉については山頂部や登山路はほぼ終わりかけ。落葉を敷き詰めた登山路が綺麗でした。

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奉幣殿に降りてくると登山道とは打って変わって俗世に戻った感じ。登山道の入口付近で観光客らしき人に「この道はあとどのくらい続いていますか」と聞かれたので、山頂まで1時間ほどです、と答えると、絶句していました。

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駐車場に戻ったのは13:30頃。往復3.5時間ほどの山旅でした。山歩きとしては短いですが、正直コースタイムから予想していたよりもキツイ山でした。客観的に見れば楽な山なのですが、そこは山登り。舐めるとキツイです。山全体の印象としては、麓から山頂まで色々な見どころがあって面白い山でした。福岡市街からも手頃な距離なので、九州の人々にとっては手軽にハイキングできる山なのではないでしょうか。

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例によって年始に立てた主要目標の達成状況について振り返ってみます。

1-3月

・【100名山】赤城山、冬山登山
・【100名山】西吾妻山、冬山登山
・【100名山】蔵王、冬山登山
・【300名山】三峰山(三重)
・北八ヶ岳、冬山登山
・丹沢に登る
・積雪状態の大山に登る
・低山1つ以上
・熊野古道を歩く
・未踏破の200又は300名山踏破
上記のうち3つ以上

結果:達成。冬からコロナが再び広がってきたので旅行はかなり怪しい状況でしたが色々と登ることができました。赤城山、蔵王、三峰、北八ヶ岳縞枯山、久住山、そして憧れの法華院温泉。本当に成果の多い冬でした。

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4ー5月

・【200名山】桜島に登る ・【300名山】涌蓋山(九州)に登る ・【300名山】山伏(東海)に登る。
・【300名山】斑尾山に登る。
・【300名山】笠ヶ岳(志賀高原)に登る。
・低山で桜を楽しむ。
・上記以外未踏破の200又は300名山踏破
上記のうち2つ以上

結果:達成。4月に高尾山に登り、5月に九州涌蓋山に登りました。

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6-8月

・【100名山】幌尻岳登頂(3日)
・【100名山】北アルプス朝日岳、雪倉岳に登頂(3日)
・【100名山】北アルプス槍ヶ岳縦走(3日以上)
・【100名山】北アルプス雲の平縦走(4日以上)
・【100名山】吾妻山縦走(2日)
・【100名山】十勝岳再登頂
・【100名山】晴天の燧ヶ岳に登頂し、尾瀬を歩く
・【200名山】霞沢岳に登る(2日)
・【200名山】西穂高岳に登る(2日)
・【200名山】東北-秋田、森吉山に登る ・【200名山】帝釈山(田代山)に登る。 ・上記以外で100名山、200名山等に登る
・礼文島をトレッキングする
上記のうち4つ以上

結果:一部達成。3つは達成したのですが、大本命の幌尻岳には登頂できず。

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9-10月

・大雪で紅葉を見る
・裏剣で紅葉を見る
・槍沢+涸沢に登る(10月第2週を狙う)
・【100名山】立山に登る
・【100名山】浅間、前掛山に登る(秋の紅葉が綺麗とのこと)
・【100名山】谷川岳に登る
・【100名山】秋の八甲田山、早池峰、安達太良
・【100名山】秋の那須、奥白根、越後駒
上記のうち3つ以上

結果:概ね達成(大雪、栗駒山、大山)。今年は東大雪の紅葉が素晴らしく美しかったです。また栗駒山の紅葉も素晴らしかった。そういった意味では有意義な山歩きでした。

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11-12月

・九州の200名山、300名山に登る
・【200名山】九州、英彦山で紅葉を見る
・京都高雄方面を歩く
・低山で紅葉を見る
・低山縦走
・山スキー
上記のうち2つ以上

結果:完全達成(11月の英彦山、12月の山スキー)

まとめると、目標14件に対して達成11、代替2で達成率は93%になりました。
また「毎月1回以上登山」の目標も達成しました。ただし、今年の目玉にしていた百名山完全達成は、幌尻岳を制覇できなかったためお預けです。自己評価では84点で昨年と同じです。

来年は90点以上を目指しますが、特に幌尻岳は絶対に登りたいと思います。

それでは良いお年を。

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